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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その540~

2021-06-16 06:14:02 | 食~ラーメン・中華

TOKYO 豚骨 BASE 北浦和店

さいたま市浦和区北浦和3-3-5(北浦和駅東口)

TEL 080-3364-6468

当店はJR北浦和駅東口1階、四川担担麺の「阿吽」(2020年3月2日付ブログ参照)の跡に

今年5月7日(金)にオープンしたばかりの豚骨ベースのラーメン店。

「阿吽」と同じJR東日本の子会社が経営ということでブランドの入れ替え店ということになる。

他には品川、赤羽、池袋、渋谷、海浜幕張、大宮、

大船にもあり、首都圏のターミナル駅に店舗展開している。

前店と比較すると天井を白から赤へ、壁を白から黒に変え、

インパクトの強い店内に変わった。

しかし、カウンター、テーブル席の位置は前から変わっていない。

そして壁面には「どんな人でもどれか好き、いろいろ選べる とんこつラーメンバラエティ」の

メッセージが目に飛び込んでくる。

当店も券売機方式。

メニューに写真が付いていてわかりやすい。

また、駅構内にある店ゆえ、交通系ICカードも使用可だ。

豚骨ベースのラーメンには白(690円)、黒(800円)、赤(850円)の3種がある。

白は原点の味、豚骨の王道を行く、直球勝負の逸品。

黒は醤油際立つもので日本人のDNAを刺激する醤油の風味を最大限生かしたラーメン。

赤は唐辛子の辛味と山椒のしびれが後を引く刺激的な一杯に仕上げている。

当店のコンセプトは「骨太の豚骨ラーメンをスタイリッシュにクイックに」だそうだ。

これがお得なランチ餃子セット(豚骨 白or黒or赤+一口餃子(5個)+ライス)。

尚「TOKYO 豚骨 BASE」の店名の由来は、TOKYOは世界都市・東京を意識して、

BASEは豚骨ベースのスープという意味と、発信「基地(BASE)」という意味を兼ねているそうだ。

そして店のマークは豚を表しているとか。

フムフム!

これが豚骨 黒+一口餃子(5個)+ライス990円のランチセットだ。

ライスは一応ダイエットのため辞退した。

ラーメンの具は海苔3枚、鳴門、若干貧弱なチャーシュー2枚、キャベツにほうれん草(?)。

 

麺は硬さを選べ進化し続ける角刃麺線22番博多細麺を使っている。

この麺はもっちりした心地よい噛み応えとすっきりしたのどごし、

小麦本来の豊かな香りと旨みが感じられる麺だ。

チャーシューは守り続けた秘伝の味、

感謝を積み重ねた王道のバラチャーシューだそうだ。

因みに当店のラーメンは博多ラーメンの雄、一風堂がプロデュースしている。

テーブルの上にはらーめんだしと餃子のたれ、そして白ごまが置いてあった。

最後に九州の豚骨ラーメンの歴史について触れてみたいと思います。

昭和30年頃、福岡県長浜において市場関係者がセリの合間に短時間で食べられるように

茹で時間が短くて済む極細麵が主流となったのがきっかけといわれている。

そして替玉は博多ラーメン独自の文化だそうだ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その532~

2021-03-02 06:34:29 | 食~ラーメン・中華

スタミナ・ギョウザ 雅 (娘娘)

さいたま市桜区田島5-19-10

TEL 048-716-9776

定休日 火曜日・水曜日

営業時間 11:00~21:00

当店は西浦和駅から徒歩3分程度の所に2020年(昨年)9月にオープンしたばかりの

さいたま市のソウルフード、B級グルメの代表のような「娘娘」の流れを汲んだ中華店だ。

中浦和娘娘(ニャンニャン)を経営されていた店主が逝去され、

その奥さんがこの地にオープンさせた。

因みに中浦和娘娘の跡地は別の方が継いで

「風雅食堂」という名で現在でもスタミナラーメンを提供している。

入店した時は自分でほぼ満席。

いわゆる娘娘(ニャンニャン)ファンの熱い空気みたいなものを感じた。

カウンター席が7席、2人掛けテーブルが2卓、

小上り4人掛けテーブルが2つ、全部で19席の丁度良い大きさのお店だ。

背中に旦那さん(?)のイラストが描かれたTシャツを着た方が奥さんのようだ。

背中が何かを語っているように見えた。

これが当店のメニュー。

サービスランチメニューはA、B、Cランチの3コースでそれぞれ900円(税抜き価格)。

それ以外に単品メニューとして看板メニューのスタミナラーメンが700円、

冷やしジャージャーメン、冷やしスタミナも同価格。

ご飯類ではスタカレー600円、半スタ350円、

餃子は382円と細かく、税込みにすると420円になる。

それぞれのメニューの一角には亡きご主人(?)の笑顔のイラストがある。

これを見ると若くして逝去されたようだ。

まずはお近づきに定番のAランチ(スタミナラーメン+餃子3個+半チャーハンという

ゴールデントリオ)900円(税別)をお願いした。

記憶では埼玉のソウルフード、スタミナラーメンはここで5ヶ所目かな?

醤油ベースのスープに挽肉とニラを豆板醤で炒めたとろみのあるピリ辛あんをかける。

辛い中にも旨さがしっかりつまっていてクセになる味だ。

スープを2~3杯飲むと本当に久し振りなのに

「そうそう、この味」としっかり舌にインプットされて想い出してしまう。

このとろみのあるスープにストレート細麺がしっかりと絡みつき、すっかり娘娘ワールドへ。

そしてもう一つのセットメニュー、餃子と半チャーハン。

やはりスタミナが桃太郎なら餃子・チャーハンはイヌ、キジ、サルになってしまう。

でもかなりいけますヨ。

次は半チャーハンの代わりに半スタだな。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その2-Ⅲ~

2021-02-09 06:39:33 | 食~ラーメン・中華

中華料理 華山

さいたま市浦和区岸町4-25-2

TEL 048-824-6910

定休日 月曜日

中華料理、華山さんはスミダマンのブログ、

旨い店シリーズのラーメン・中華カテゴリーで第1号(その2)の紹介店で(2011-2-9付 写真4枚)、

その後2016-6-8付でPARTⅡをアップしました。

今回たまたま12月にお伺いして当店が中華おせち料理をやっていることを知り、

中華のおせちもいいナーと思いオーダー。

そのおせち料理を紹介がてらPARTⅢをアップいたしました。

これが華山さんのおせち。

30個限定(?)で1万4,000円だ。

当店はこのおせちを開店以来38年間続けているとの事。

知らなかったナー。

ご覧のように全部で10種あり、その量は変更がOKとの事。

ではその内容をご紹介します。

大海老辛子煮、蒸し鶏、蟹爪フライ、くらげ酢、あわび酒蒸し、海老団子、

椎茸醤油煮、帆立オイスターソース、わかさぎ甘酢、焼豚。

冷蔵庫に入れておくと3日間はOK。

次回注文の際は容器を持参すると1,000円引き。

蟹爪フライと海老団子はオーブントースターで1分程温めると一層美味しくなる。

焼豚と蒸し鶏はお皿に広げてラップして軽くレンジで温め、特製のたれと一緒に。

これが献立リストで2種のソースたれが味をすごく引き立てた。

さすが華山さん、テイクアウトでも手作りの心が随所に伝わってきて超満足。

おせちで中華は今まで無かったので、とても新鮮で新年を大勢で楽しく過ごすことができた。

この方が華山の大将。

普段は黙々と調理に励んでいて話をする機会もないが、

この日はカメラを向けたら笑顔いっぱいで応えてくれた。

しかし、背中を向いて調理場に向かうと後姿には風格と威厳すら感じ、

まるで何かを語っているようにも見える。

本日のオーダー品は本当に久し振りに

「おすすめ ご飯 人気No1」の豚肉あんかけご飯780円。

これが旨いんだナー。

今まで麺No1の華山麺、ミニチャーハンセット(ラーメン)をアップしたので

これで当店のおすすめNo1はクリアーしたので今後はNo2の担々麺、

No3のつけめんとマーボー丼にも手を拡げようかな!

これが華山の不動の強力メニュー。

よーく見るとまだまだいただいていないメニューがいっぱいある。

華山さんに来るとどうしてもチョイスが片寄ってしまうのが反省点かな?

だってレギュラーメニューが本当に旨いんだもの。

コロナ禍、華山さんもテイクアウトを始めたようだ。

日替わりメニューは(月)中華丼、(火)海老あんかけご飯、(水)麻婆丼、

(木)豚肉あんかけご飯、(金)炒飯&おまかせ総菜でALL500円(税込)。

他にも色々とメニューは豊富に用意されている。

ご注文ご予約 048-824-6910

こどものためのクッキング教室「まじかるLesson」を

このパンフの左上のベレー帽を被った大将の奥さんが主催している。

奥さんは55歳で食育インストラクターに。

2015年にLessonをスタート。

食材を選んで料理することで自分の心と身体に向き合い、

生産者さん、家庭に感謝の気持ちを持ってほしいと思っている。

やり遂げる力、聴く力、相談する力を育み、

子どもたちの成長を見守るお手伝いをしたいと言っている。

「自分で作ると楽しい、美味しい、嬉しい」 

まさに、料理とはそうゆうものだ!


浦和エリア旨い店シリーズ ~その520~

2021-01-20 06:27:29 | 食~ラーメン・中華

鶏そば 光潮(ひかりうしお)

さいたま市中央区新中里2-1-11

TEL 048-708-3464

定休日 不定休

営業時間 11:30~23:00

当店は北浦和駅西口駅前通り(通称埼大通り)に面していて、2020年3月にオープンした。

当ブログの閉店情報7-Ⅱでもお伝えしましたが、

私の知る限りは「らーめん しおの風inさいたま」の次が「Shmen Doushi」、

そして当店「光潮」と受け継がれてきた場所だ。

ここの住所は中央区だがイメージは浦和エリアなので浦和としてアップした。

それぞれがラーメン専門店として高い評価を受けてきただけに

鶏そばに進化した当店はどうなのか、ワクワクして入店した。

外観は前店と全く同じの落ち着いたグリーンの外壁に

湯気の出たラーメンの丼が5つアクセントとして描かれている。

そして入口の横には大きな写真付のメニューがデーンと貼られている。

又、当店の前の埼大通りを渡ったコインパーキングとは提携コイン(100円)の

サービスを行っていて車で来店の利便性を図っている。

(駐車場の実質負担は100円で済む)

当店もラーメン専門店特有の券売機システムを採用。

この券売機ですごいものを発見した。

それは替玉無限券。

100円で食券を買えばスープが無くなるまで替玉し放題!

渋谷店名物の方式らしい。

大食漢の人にはよだれが出るようなシステムだ。

これが外に写真付で大きく出ていたメニュー。

丁度歩道の手押し信号が影になってわかりずらい。

当店の2大名物は「白湯鶏塩」特白湯鶏そば850円と

「淡麗鶏塩」特淡麗鶏塩そば850円だ。

ご飯物では鶏玉丼200円。

もう一つの名物らしい肉汁鶏餃子380円などがある。

これが店内風景。

ストレートのカウンター席のみで厨房内には若い男性2人が対応していた。

BGMはジャズ系で最近のラーメン店にはフィットしている。

店の造りも前店、前々店とほとんど変わらず、居抜きで引き継いだのだろう。

ひょっとしてこの3代の店は関連性のある系統の店かもしれない。

この日は特淡麗鶏塩そば850円を注文。

ご覧のように着丼して見た印象は「美しい」。

具材は多彩で、鶏団子2個の半分が炙ってある。

2種の鶏チャーシュー、丁寧に細く切られたネギ、黄色の色が鮮やかな煮卵、のり、

青いものは小松菜かほうれん草(?)、そして小さな手鞠風のお麩が3個。

これは色彩的にアクセントになっている。

麺は細くてコシがあるレベルの高いすぐれ麺。

そして何と言ってもすごかったのが清湯スープだ。

このスープは鶏がら、もみじ、手羽先、香味野菜を長時間弱火でじっくりと煮込み、

「鶏節」を使用することで、さっぱりと奥深い旨みを引き出している。

あっさり塩ラーメンが好きな人にはオススメの絶品ラーメンでした。

テーブルの上にあった拉麺胡椒の缶の絵がとっても目立っていた。

当店は女性の方でも食べやすく美しい金色のスープが特徴の

大変レベルの高いオススメのラーメン専門店だ。

近いうちにリピートして他のメニューに挑戦してみようと思っている。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その15-Ⅱ~

2021-01-16 06:32:46 | 食~ラーメン・中華

自家製麺 鶏そば 一瑳

さいたま市浦和区高砂1-8-11

TEL 048-822-6611

定休日 無

営業時間 昼の部11:00~15:00

夜の部18:00~25:00

当店は東日本大震災があった1ヶ月ほど前の2011年2月7日にオープンした浦和の超人気店、

とことん鶏にこだわった人気ラーメン店だ。

食べログで「3.72」点という浦和エリアのラーメン店では現在トップを維持しており、

2020年の食べログラーメン部門EASTエリアで浦和エリアから唯一ランクインし百名店に選出された。

「あじめん」に続いて2020百名店シリーズの第2弾として2度目のブログアップです。(2011-4-21付参照)

この日は敢えて鶏白湯つけ麺(並盛220g)800円を注文。

太麺を茹で上げるので着丼まで約7分を要するということで他のお客より若干時間がかかった。

一瑳の看板メニューと言えば、あっさりと濃厚の2つなのは間違いないが、

実はこの鶏白湯つけ麺がかなりの絶品。

つけ麺も同じく鶏からとった出汁を使用。

つけ麺に多い豚骨魚介のスープとは違う他では味わえないスープが本当に最高だ。

おしながきの中にも「濃厚で太麺に良く絡みつくトロみの強いつけ汁。

鶏の旨味を活かしつつ、野菜の旨味を凝縮した、濃厚な中にもマイルドな優しさを残したスープです。」と

能書がかかれてある。

又、自家製の太麺が素晴らしい。

噛みごたえのあるモチモチ麺でのどごしがよく、ベリーグッドだ。

そこに鶏団子、細切りメンマ、青ネギ、たっぷりの魚粉が具材として入っている。

そして麺の上に乗せられたかいわれ大根も美しいチャームポイントになっている。

さらに完食後、割りスープで至福のスープをもう一度楽しめるのもうれしい。

一瑳さんの鶏そばを本当に久し振りにいただいて、

東日本エリアの百名店に入ったのは納得という気持ちになった次第です。

客席の隣一角に手打ち蕎麦屋のソバ打ち台のように製麺室を完備し、

ここだけのオリジナル麺を打っている所を見ることができる。

ラーメン専門店で自家製麺方式をとっている店はそうは無い。

一瑳さんのメニューはごらんのように4つと少ない。

当店のこだわりは豚を一切使用せず、鶏にこだわった至福の一杯。

あっさり鶏そばと濃厚鶏という全く違った味わいのラーメンはどちらも支持されている。

4つ目のメニューは夜の部限定で、まぜそば800円がある。

これはまた食べたことがないのでノーコメントだ。

当店もラーメン店によくある券売機システムを取っている。

但し当店はほとんどかならず店外でウエイティングしなければならないので、

入口に貼られているメニューをジックリ見て考える時間があり、券売機の前で迷う必要がない。

この日はウエイティングしていたら店員さんが外にオーダーを取りに来た。

店内はカウンター席8席とテーブル席4人用2卓で16席しかない。

この写真はトイレから出た時に撮ったもので丁度テーブル席、カウンター席のお客が

席を立ったばかりで満席感が全く伝わらないのが残念だ。

テーブルにはラーメン専門店でよく見かける自分好みの味付けを楽しめる薬味があった。

食べるラー油、揚げエシャロット、魚粉だ。

一瑳さんはオープン当初から現在まで10年間、変わらずに行列の絶えない人気店だが、

この日はたまたま列が少ないのを見て急遽予定を変更して並んでみた。

この店は思ったより回転が早く、そう待たずに入店できた。

いつもはこの前を何度も通って、よくぞこんな長い列を待っているなと他人事のように見ていたが、

いざその当事者になってみるとそれ程苦痛でもなかった。

次はまぜそば+αの鶏蛋湯(チータンタン)を味わってみよう。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その515~

2020-12-26 06:54:06 | 食~ラーメン・中華

風風ラーメン 浦和道場店

さいたま市桜区道場3-15-23

TEL 048-845-5576

営業時間 11:00~翌3:00

駐車場 有

当店は六間道路に面してあり、以前から前を通る度にずっと気になっていた。

特にこの大きな看板は目立ち記憶の中にもあり、

この近くに来てどこかお昼にいい所はないかと思った所この看板を思い出してしまった。

この看板をよく見ると北九州小倉生まれの玄海育ちと書かれてある。

そうです、当店は北九州市小倉北区に本社があるリズム食品さんが本部になったラーメンチェーン店。

1995年(平成7年)10月に設立されたそうだ。

埼玉県では8店舗、全国で27店舗展開しているそうだ。

店名の由来は風は動いているから風と呼び、止まってしまうとそれは風ではなく、ただの空気。

季節ごとの新メニュー企画などを通し、常に動き続けるお店でありたい。

そんな想いをこめて名付けられたそうだ。

カウンター席にボックス席で40席もある。

風風ラーメンの商品のこだわりは「うまいラーメンは売れない」。

開発者が自分のラーメンに満足してしまった時点でそのラーメンは成長が止まり劣化していく。

開店以来まだうまいラーメンが作れるはずだと現状に満足せず常に味の研究を重ねながら

微調整を繰り返しているのが風風ラーメンだそうだ。

店に入って最初に驚いたのが店の左右の壁にびっしり並んだ漫画本の本箱。

まるで漫画の図書館みたいでラーメンよりも漫画を読みに来る客がいるのでは?と思いたくなる造りだ。

実は風風ラーメンのモットーは「お客を明るく元気にしたい!」

当店に来ると「なんか元気が出てきた」「気分が明るくなった」「勇気が湧いてきた」と

感じてもらえるような店づくりをしているとか。

この漫画本もそのポリシーの表れなのか?

風風ラーメンは確かに素晴らしい方針を持っている。

独自の教育事業としてNHKK研修を行っているとか。

NHKKとは「ニコニコ」「ハキハキ」「キビキビ」「気配り」。

この日は若い女性2人がお客の対応をしていた。

この2人の背景にこんな立派な方針があるとは知らなかった。

風風ラーメンのスープへのこだわりは、とんこつ、しょうゆ、みそ、担々麺の

4種類のスープすべてのラーメンが手をかけた自信作。

麺へのこだわりは、とんこつには博多風ストレート麺、しょうゆには東京風ちぢれ麺、

みそには北海道風ちぢれ麺太麺とそれぞれのスープにもっともマッチする麺を使用しており、

他店にはなかなかないこだわりだ。

寒くなってくると凡人は札幌らーめん風の味噌らーめんが食べたくなってくる。

今回は思い切り、札幌風のみそバターコーンらーめん1,012円(税込)をオーダーすることにした。

久し振りのこのコーンの多さ。

バターがまろやかなコクを出している。

この味は久し振りで懐かしさすら感じる。

風風ラーメンは「夫婦仲良く風風ラーメンをふうふうしながら食べる」のが目指している姿らしい。

テーブルの上にはとんこつラーメンの定番、紅しょうがと高菜の刻みが。

当店は全体的に一時代前のラーメン店の雰囲気がしてホッとするものがあった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その451-Ⅱ~

2020-11-25 06:37:49 | 食~ラーメン・中華
  • ニュー吉野

さいたま市南区太田窪2843-35

TEL 048-886-6966

定休日 不定休

駐車場 2台

昨年の12月から当店にハマって今年は今迄5回通ってしまいました。

その中でどうしてもこのかつカレーライス(800円)を皆様に見てもらいたくて

~その451~(2020-1-15付ブログ)に続き、かつカレーライスだけの為にPART-Ⅱをアップしました。

当店のかつカレーのカツはロース豚肉の塊をかつサイズに切って油で揚げる本格的なレシピです。

コクのあるカツと上品な味のカレーが相まってとにかく旨い。

スプーンで1口ごとに口にほおばる度に美味しさに自然と頷いてしまう程のカツカレーです。

作っているのはこちらの初老のご夫婦。

カウンター越しから見ていると手際はイマイチだが決して手を抜いていない。

旨いものを作ろうという思いがカウンター越しから伝わってきます。

このメニューを見ると通常の街の中華屋さんよりは種類も多いし幅もかなり広い。

これも当店の素晴らしさの1つだ。

そして、このメニューを老夫婦2人でこなしている。

この大将の頭の中にはレシピが全て入っている。

それがプロの技なのだろう。

この日は入店して見るとほぼ満席状態。

しかも作業服を着た猛者が多く見えた。

おかげで店内模様を撮るのにちょっとビビり撮る位置がずれてしまった。

そしてカツカレーを注文後、先着の人達の料理が出てくるまでかなり時間がかかり、

約40分の待ちになってしまった。

外には出前用と思えるバイクが駐車してあった。

まさかこの老夫婦が出前をするのではないと思うが、出前は今では貴重なシステムだ。

当店に限らず普通の街の中華屋さんの数はものすごくあるが、

このタイプの店が戦後からの日本の中華を引っ張ってきた。

中華料理を日本人の国民食にした功績は大変大きいとこの旨い店シリーズを体験して思う。

この街の中華屋さんが近年、徐々にやめていく傾向があるのはとても心配だ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その512~

2020-11-23 07:02:33 | 食~ラーメン・中華

北海道らーめん ひむろ 南浦和店

さいたま市南区南浦和2-35-3

定休日 水曜日

11月2日新規オープンの日にたまたま行ってきた。

当店はJR武蔵野線の高架下にあり、以前は博多ラーメン極麺「うまか」と

隣に焼肉ホルモンの「松阪牧場」(2017-4-20付ブログ)があった。

同じようにこの後を引き継ぎ、隣にはホルモン肉問屋ゴロゴロ肉の「ピッコロ」も開店した。

ラーメンは博多から北海道、焼肉ホルモンは同じとあまり変わり映えがしない業態だが経営者は違うようだ。

開店日というのに本日のラーメンはみそラーメンのみと来た。

当店を経営する梅沢グループの梅沢社長32歳は江戸川区出身の若い社長だ。

この日はオープン日ということもあってだろう、本人自らカウンターの中に入りオーダーを取っていた。

本人曰く、当店で5店舗目、埼玉は初で、地域一番店を目指しているとの事。

彼はロック歌手・氷室京介が好きで店名はそこから取った。

尚、隣の店名は母親の名前と言っていたがピッコロと結びつかない。

本当はもっと早くオープンしたかったがコロナの関係で遅れてしまったとも言っていた。

オープン時限定メニューとして札幌味噌ラーメン(790円)、一番人気の特製味噌ラーメン(1,100円)、

味玉味噌ラーメン(900円)、他にもやし味噌ラーメン(もやし倍)、味噌バターコーンラーメン、

味噌でっかいどう(2倍)などがある。

メニューの注釈にOPEN時は混雑が予想されるため、麺類は味噌ラーメン系のみ提供と断りが書いてあった。

店内はコの字型のカウンター席とワンテーブル席と前店のうまかと全く同じ。

壁の色は弁柄色に変えて内装はすべて変えていた。

お店が心配していた混雑は我々が行った時はなく、

かえってパラパラ状態で若社長は気が抜けたのではないか?

尚、いつまでかわからないがオープン記念として200円の割引券を帰りにいただいた。

これが一番人気の特製味噌ラーメン(1,000円)だ。

見た目にも具沢山。

大きめのチャーシューが3枚もあり、中にも小さく切ったサイコロ状のチャーシューがゴロゴロ入っている。

他に山盛りの生の長ネギにもやしで、こちらはシンプルなトッピングとなっていた。

スープは10数種類のスパイスをブレンドした秘伝味噌ダレとゲンコツ、背ガラ、豚足、

北海道根昆布を炊き込んだこだわりの極上豚骨スープ。

確かにまろやかで旨いのだが、いまいちパンチ力に欠けている。

北海道の味噌ラーメンといったらスープにもインパクトがほしい。

それに比べると麺は素晴らしい。

日本の三大製麺と言っていたが北海道の小林製麺のもので直送の成熟卵麺。

厳選した良質の小麦粉を練り上げたもので絶品といってよいのでは。

この日は心配なのか、技術指導の為なのか、小林製麺の人が応援に来てくれたと言っていた。

外にはオープン祝いの祝花が2基、

小林製麺と隣のピッコロの元気酒場一笑一杯から出されて華やいた雰囲気を作っていた。

卓上にはおろしにんにく、こしょうとともに

小さなお店にもかかわらず呼び鈴が置いてあったのが印象的であった。

壁には北海道ラーメンひむろのこだわり

1、秘伝味噌ダレ

2、極上豚骨スープ

3、熟成卵麺

これを中華鍋で一杯一杯心を込めてお客様に提供します。

との誓いの言葉が2ヶ所に張ってありました。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その510~

2020-11-11 06:26:56 | 食~ラーメン・中華

味噌ラーメン専門店 日月堂 浦和さいど店

さいたま市緑区道祖土1-27-10

TEL 048-762-7700

営業時間 11:00~14:45、17:00~23:45

駐車場 店の裏に10台有り

味噌ラーメン専門店の日月堂が9月26日(土)に北宿通りに面した1階が数店舗ある

下駄履きマンションの一室でオープンした。

訪問したのはオープン後一週間しか経っておらず物珍しさもあってか

ご覧の様にウエイティング客の列が出来ていた。

当店はスミダマンのほのぼの奮戦記でも紹介した「ラーメンのまめぞう(2013-8-17付)」、

「肉スタバンブル(2017-7-27付)」他、麺厨房ばんぶる、ガツ盛りラーメンみちる屋を経営している

(株)ジングル(本社・草加市)が運営している。

当店は券売機のオーダーシステムを採用している。

ベースは味噌ラーメン4種のみでメニューを特化しているのが特色だ。

目についたのは一口餃子7個入りで300円という安さ。

いつか食べてみたい。

この時期(10月いっぱい)はオープンキャンペーンとして

味噌ラーメン(800円)を500円のディスカウントでやっており先日行ってきた。

これが店内風景。

カウンター席が9席、4人テーブル席が3卓、2人テーブル席が4卓で全部で29席ある。

この満席状態を厨房内で男性2人、ホールで女性2人で対応しているから戦争状態だ。

店内内装は新装オープンの店だけにラーメン屋らしくないモダンな造りと成っていていい感じだ。

メニューを見ると4種の味噌ラーメンの中でも濃厚特味噌ラーメン(980円)がオススメのようだ。

特製香味油を添えてパンチ力を効かせている。

他に味噌ラーメン(800円)、赤ネギ味噌ラーメン(920円)、

限定20食・人気急上昇の味噌チーズ(980円)がある。

ということで男は黙って特味噌ラーメンをオーダー。

具材は厚切り炙りチャーシュー、味付玉子、旨辛味噌、胡桃ラー油、肉味噌、

もやし、ニラ、コーンに刻み玉葱と具沢山。

そして背脂をいるか否か?量は?と聞いてくる。

スープは熟成させた自家製味噌だれをベースに豚骨スープで仕立てた濃厚で深い味わいの納得の味だ。

麺は力強いスープに負けない様、ウェーブをつけた日月堂特注の太麺。

北海道の国産中力粉を原料にした、もっちりしながらも心地良い噛み応え、スープとの絡み、

具材との調和、小麦の味・香り、喉ごし、全てのバランスを考慮し、

菅野製麺所さんとタッグを組んで何度も試食を重ねて選び抜いた麺だそうだ。

テーブルの上には卓上調味料とともに満足カード会員PRが。

会員になるとタマネギ増しかコーン増しの無料オマケトッピングサービスがあるとか。

隣にはパン専門店のブーランジェリー ラリュがあり、こちらも人気店のようでウエイティング客がいて、

日月堂と混じってちょっとした混乱状態が生じていた。

その隣にインド料理のサティヤムと並び、ちょっとしたグルメ街となっていて素晴らしい。

きっとビルオーナーはグルメに関心の強い方なのだろうと推察した。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その508~

2020-11-05 06:34:03 | 食~ラーメン・中華

CHINA DINING 浦和菜館

さいたま市緑区中尾109-4

TEL 048-711-2783

定休日 水曜日

越谷街道(旧463号線)に面して以前から気に成っていた中華屋さんへ訪問した。

お店の前を通る度にいつかは、と思っていたが交通量が多い為、

駐車場に入れづらく、行くチャンスを失っていたのが実状だ。

お店の建物はまだ新しく弁柄色で目立つ。

外観を見た限り、中華屋さんにはとても見えない。

店内も中華屋独特の飾りがあまりなく、とってもすっきりした雰囲気で落ち着いたお店だ。

奥には小上り席もあり、ゆっくりと中華料理を楽しめる。

この小上り席が6人掛席2卓、テーブル席が5卓で全部で32席ある。

当店は2013年1月6日オープンした個人経営の小さなお店だ。

これが浦和菜館さんのメニューです。

これを見ると中華メニューだけでなくアジフライ定食、白身魚フライ、

メンチカツ、ソースかつ丼などもある。

当店の一押しメニューは2種類のチャーシューだそうだ。

又、当店はさいたま市健康づくり協力店の指定を受けているそうだ。

この制度はバランスメニューや健康情報の発信を通じて市民の皆さんの健康づくりを応援する目的だそうだ。

こんな制度があるなんて知らなかったナー。

一皿で2倍美味しい、やみつき麻婆炒飯・コーヒー付1,200円+税を注文。

なかなかこの組み合わせを一皿で出すレシピは見かけない。

とても丁寧な仕事で美味しい料理であった。

これも個人経営の為せる技だと思う。

料理にシェフの人柄がでていて、納得できるお店だ。