スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その156-Ⅱ~

2021-09-27 06:17:58 | 食~ラーメン・中華

甲州屋

さいたま市浦和区高砂3-2-11

TEL 048-822-3740

定休日 日曜、祝日

最近、浦和の老舗の街中華の灯がちょっとずつ消えつつあるのが気になっている。

やはり高齢化と後継者難が原因のようだ。

そんな中、甲州屋さんは昭和22年創業というから

74年の歴史を要する浦和の代表的な町中華屋さんになった。

食べログ中華部門でNo1にランキングされたのはその表れだ。

今回7年振り(2014-6-2付ブログ参照)にブログアップしたのは

息子さんが担々麺専門店の甲州屋別邸(2020-1-15付ブログ参照)をオープンし、

親子共々頑張っているのがうれしいからだ。

甲州屋さんのロケーションは県庁通り、埼玉会館前、

うなぎの名店・中村屋さんの隣りという最高の場所にある。

昼時は県庁の職員をはじめ、

近隣オフィスのサラリーマンでごった返していて、その名は高まるばかりだ。

7年前、ここには定番の中華料理サンプルが飾ってあったショーケース。

今はPR用の告知板になっていた。

7年の時間は小さなところは当然変わっていく。

その告知板にはTV放送されました。ということで、その時の放送画面。

また、新登場の赤穂に伝わる美味しい天海の塩で作った塩ラーメンなどで埋められていた。

この日もワイシャツ姿のサラリーマン客でいっぱいだ。

2階席は1階と趣きが違って板の間に座布団というじっくりタイプの造りになっていて、

全席で1階と2階あわせて40席ある。

今は時節柄カウンター席はソーシャルディスタンスで5席に限定してある。

これがメニュー。

ちょっと意地が悪いが7年前の価格と比較してみるとラーメンが+50円高の530円。

それでもビックリする安さだ。

タンメンは+40円高の650円、チャーハン610円と餃子350円は同じ価格で、

サラリーマンのお財布に優しい。

そのうえ美味しいときているから、甲州屋さんは絶対に良い店だ。

今回は中華オーダーの原点に返り、

売りになっている塩ラーメンと半チャーハンセット970円に決めた。

ラーメンの麺は細麺でグッド。

具は厚いチャーシューに支那ちく(メンマ)、半熟玉子、三ッ葉、

刻みネギに海苔とオーソドックスなラインアップ。

そしてスープは大山どりの鶏ガラをはじめ、豚のゲンコツ、日高昆布、

干しエビ、イカの下足などから旨みが溶け込んだ絶品スープだ。

ちょっと写真がボケてしまったが、

チャーハンは紅しょうが、鳴門の入った懐かしくてやさしい味だ。

この黄金コンビの町中華をいただいている間も甲州屋の名物、

大将の中華鍋を返すガッチャン・ガッチャンのすごい音が効果音として耳に響く。

埼玉会館前から撮った老舗の2軒、

うなぎの名店・中村屋と町中華の名店・甲州屋。

この2軒はいつまでも続いてほしい。


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