語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

  夏休みの旅行  さあ、帰り道!!

2008-08-30 00:52:29 | シェフの夏休み
朝起きると、何と快晴!!雲ひとつ無い。
今日は、海関係に行くので、やっぱり晴れじゃないと・・・。妻には、申し訳ないが。
とにかく10:00には、チェックアウトしなければならないので、早く朝食をとらなければならない。
食べ終わると、毎朝お世話になったおばさんに
「今日帰るから・・・ありがとうございました。」と挨拶すると、部屋に急いだ。

宿に着いて、荷をほどく時はウキウキするけど、帰りに荷物をまとめる時は何となくさみしい。
それでも、テキパキと荷物をまとめ、1階のロビーに下りて行った。
持っていった発砲スチロールに、氷をたくさんもらい(道中が長いと言う理由で)フロントで領収書をもらい、
さようならをみんなで言って、車に向かった。

「浜岡砂丘」は車で10分ぐらいのはず。予定通り10分で到着。
「駐車場空いてるかな?確か30台しか止まれないんだよね。」
なんて言ってたんだが、がらがら。営業車っぽい車が、エンジンかけてクーラー効かせて1台。
空の車が1台、僕たちと合わせて計3台。あんまり期待しない方が良さそうだ。 

   

僕らは荷物をまとめ、砂丘らしき方向へ歩き出した。もちろん何の期待も抱かずに・・・。
行く手には、かなり急勾配の砂の坂道。息子は喜んで上っていく。
僕らも砂に足をとられながらも、一歩一歩上っていく。
息子が振り返り、「パパ、海だよ」と叫び、視界から消えた。
頂上の少し手前まで来たとき、海が見えた。 

   

それは、想像をはるかに超えた光景だった。
南の島は、サイパン島しか行ったことのない僕にとっては、今まで見た海で最高だった。
青い海、青い空・・・でもちがう青、その証拠に水平線はくっきり見える。そして白い砂・・・まあ、薄いグレーかな?。
左には、御前崎原子力発電所が見える。なんか、「猿の惑星」みたいだ。もちろん僕はそう思っただけだ。
右は、とにかく見える限り砂浜が続く。
そして特筆すべきは、ほとんど人がいない!!貸切です。
僕はすぐさま、車に走って帰り、裸足にサンダル、短パンTシャツに着替え、
飲み物の入ったクーラーボックスを担ぎ、砂浜に戻った。
  
    

息子は、海には興味は無いらしく、打ち上げられた貝殻を拾い集め、
一生懸命砂で何か作っては盛り付けている。どうやら料理らしい。
僕が、彼を波打ち際に連れて行って遊ばせようとしたが、なんかへっぴり腰なので、
「怖いのか?」と聞くと
「うん、こわい。」とキッパリ言うとまた砂で料理を作りに行った。

     
                                          この写真僕は好きです

あきない。こういう景色は、あきない。いくら見ていてもあきない。
こんなに静かで、誰もいなくて、もちろん無料。静かって言うのはウソかな?波の音がするから・・・。
最初の予定はあっさり返上。2時間ぐらい遊んだかな?また、行って見たいです。

    
                                          砂浜から帰って来て一息入れて・・・

さて、あとは御前崎灯台に行けば、帰るだけ。
次回はようやく最終回?の予定です。



















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