11日(木)の予算審査特別委員会に引き続いての今日は、
生涯学習関連事業の一般会計に関する質問でした。
委員全員が質問され、
私もいくつか質問したあと、提案をしました。
主なものは、
●学校(幼稚園)のスクールサポーターさんは、日常的には子どもたちと直接関わり、非日常的には不審者への対応を担っているので、安心してサポートできるよう、安全対策等の研修を行ってほしい。
●中学校給食について、「おいしくない」「時間がなくて食べきれない」という声を聞く。給食は、栄養をしっかりとってこそ意義がある。①満足度 ②残食量を意識した給食になるよう、委託業者と協議してほしい。
●適応指導教室(サリダ)について、「前年通り」ではなく、「前年を踏まえ、現状を見て、新しい取り組みなどを取り入れ、可能性を引き出す」よう実施してほしい。
●外国人のお子さんへの通訳事業は、これからまた増えると思うが、適切に対応していってほしい。
●海洋教育は、阪南市の子どもたちへの教育としてアピールされているが、全校ではなく4校のみの取り組みである。助成金を活かし、「阪南市で育った子どもたちが、もれなく『海』や『海洋教育』に触れるような取り組み」にしていってほしい。
●長い間希望していた、サラダホールのエントランスに、机やいす、本棚などの設置が実現するらしい。賑わいのある場所になってほしい。
などです。
ほかにも、社会教育委員の活動についてなどいくつか質問しました。
午後は、
委員長も質問したいということで、
副委員長と議事進行の交代、という珍しい場面もありました。
可否を問う場面で、
「休憩」の動機が入り、
委員全員が別室に移動、
公明党の委員から「附帯決議」が提案されました。
「令和3年の予算審査としては可決するが、財政緊急事態宣言の成果として、『6月議会に、令和3年度決算が黒字になるような改革プランを示すこと』」という内容のもの。
予算審査の委員は議員の半数がメンバーなので、
各派で1度持ち帰り諮ったあとに、賛否を持ち寄り、
全員一致で「附帯決議」が提出されることになりました。
4月以降に、
行政では、
財政非常事態宣言に関する市民への説明会を持つと言っているので、
市民の不安に応える意味でも、
この「附帯決議」は、
必要だと思いました。
何度も休憩の時間があったので、
最終終わったのは、5時半をまわっていました。
市長はじめ、
部課長、部課長代理のみなさんや、
もちろん議員のみなさんも、
お疲れさまでした。