~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/11/11(木)惜別〜瀬戸内寂聴さん〜生きること、平和へのメッセージを胸に刻みます

2021年11月11日 | はんなん話
小学校のころから、
本を読むのが好きでした。
家の本棚に、文学全集が並んでいる家だったので、
必然的に本を手にする機会も多く、
特に女流作家と呼ばれる方の本は、片っ端から読みました。
作文も好きだったので、
いつか「物書き」になりたいという夢も持っていました。

特に、
樋口一葉、与謝野晶子、林芙美子、宇野千代、田村俊子、岡本かの子、そして瀬戸内晴美など、
愛や恋に生きた作家の生き方や作品にだいぶハマり、妄想しました。

さまざまな社会の矛盾や、
「自分を大切に自由に生きること」
「自由に語れる平和の大切さ」について考え、学んだのは、
作品を通じてだったなあと思います。

中でも、瀬戸内晴美さんは、
岩手県平泉町の中尊寺で得度されたこと、
二戸市天台寺の住職をされたことなど、  ふるさと岩手県とのつながりもあり、
その生き方、発することばに深く共感しながら、
おとなになってからも、
連載記事やコラムを読み続けていました。

99歳という年齢からも、
いつかは亡くなられることは覚悟しながら、
でもこれほど物事の本質を捉え、
自分のことばで、
平和へのアピールの発信力もある方はそうそういないという思いもあり、
少しでも長く生き、発信し続けてほしいと思っていたので、
「その日」が来てしまったことは、悲しいということばでは表せないくらい、悲しく、
また、
これからの日本への不安も大きいです。

自分の気持ちを大切にしていいこと。
戦争に加担してはいけないこと。
自分の胸にだけではなく、
広げていく使命を受け継がなくてはいけないと思います。

↑1番最近に買った本。95歳の作品です。

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