~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

24/5/3(金・祝)憲法記念日2024

2024年05月03日 | 日記
ニュースで、自衛隊による防衛訓練のようすが報道されていましたが、
日本では、今、「戦争に向かう」不安が広がりつつあります。
●防衛費の急増
●専守防衛の原則のゆらぎ
●武器の輸出
そして、
●憲法改正への動き
と不安はつきません。

私が子どもだった時代、1950年代から70年代前半は、
まだ太平洋戦争から傷ついて帰還した傷痍軍人と言われる人たちを目にし、
遠い海での核実験があったり、
アメリカとの安全保障条約を巡る学生運動があったり、
沖縄の基地問題があったりで、
「戦争はイヤだ」と肌で感じる機会が多々ありましたが、
高校、大学、社会人となるに従い、
日本が戦争に巻き込まれる不安が薄らいできていたように感じます。

それは、「二度と戦争をしない」という強い決意の「憲法九条」があるから、
と思っていて、
雲行きが怪しくなってきた近年も、
その条文を守る活動は続けなければと思っています。

日本の憲法の素晴らしさは、
さまざまな機会に聴く講演会などでも広く知られるところです。
特に制定から77年たった今も、「人権」についての深さが、
古びることなく書き込まれていると、
つい先日も新聞記事で読んだところです。

私は、一つ一つの条文については、
詳しくはありませんが、
「前文」だけは、読むたびに
国民というか一人一人の存在が尊重される内容に感動します。

憲法記念日の今日、
この憲法に守られている国であることを感じながら過ごします。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。




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