今日も風の冷たい寒い一日でしたね。明け方の冷え込みで、園庭の土はしっかりとした霜柱となって、子どもたちは小さなスコップで削り取っては「かきごおり」などを作っている様子でした。
園庭の木々もすっかり裸になり、黄色に黄葉した楓の葉だけが、昨日までの強風にも絶え、しっかりと枝についていました。その葉にとっての「そのとき」はきっと今日だったのでしょう。風に吹かれるたびに、パラパラと空中に舞っては落ち、沢山の黄金色が日に照らされ滝のように落ちる様に、「うわー!すごーい」思わず声を上げてしまうほどでした。そんな瞬間を子どもたちが見逃すはずがありません。すぐに始まりました。「おちばキャッチ!」。手でのキャッチが難しいと分かると、今度は帽子でキャッチ。帽子が楓で一杯になるまで、夢中で追いかけていました。
五感を使って自然と楽しくふれ合う「ネイチャーゲーム」が全国に普及して、その中に「落ち葉キャッチ」というゲームがあります。でも子どもたちは、そんなことは知らなくてもちゃーんと「ネイチャーゲーム」を楽しんでいましたね。