幼児祝福式「神様パワー」

　幼稚園の園庭の木々も色あざやかになりとてもきれいです。中でもイチョウの葉を、子どたちは花束にしたり、髪かざりにしたり、チョウや動物に見たてて楽しんでいます。そのイチョウの葉も僅かに枝に残すだけになりました。子どもたちはなかなか落ちてこない葉を見上げては「はやくおちてきて」とイチョウの木に話しかけていました。

　２学期に入り、２歳児クラスのひよこ組では、９月に１人、１０月に１人、新しいお友だちを迎え、ただいま９名のお友だちがお部屋で過ごしています。最近ではお友だちと一緒が嬉しいようで、「○○ちゃんのとなりがいい」「○○ちゃんいっしょにすわろう」と、お友だちと過ごす楽しさもわかってきているようです。

　今日は、礼拝堂で幼児祝福式を行いました。いつものように聖歌を歌ったり、聖書のお話を聞いたりした後、とり組、つぼみ・りす組、はな組、ひよこ組の順に、前に出て園長先生に頭に手を置いてお祈りしていただき、神様パワーを一人ひとりいただきました。神様パワーをもらった後、お部屋に帰ってから、いつもよりパワーアップして、ちょっぴりお兄さんお姉さんに見えたひよこ組のお友だちでした。このパワーをもとに、これからも優しく、すこやかに育ってくれたらいいなあと思いました。（ＹＳ）

寒かったけれど…

天気予報では１月中旬の寒さというくらい、突然に冬を思わせる日でしたが、「えぃ、やっ！」と縮こまる体をぐんとのばして、五行川へ散歩に出かけました。というのも、いよいよ鮭が五行川に帰ってきたからです。

自分が産まれた川を目指し、川を上ってくる鮭の姿は、何か勇気づけられますね。子ども達も、その姿を見て、「がんばれ、がんばれ」と応援しました。一匹、一匹の背びれがひらひらと動くのが見えるたびに、「がんばれー！」の掛け声をかけていましたね。上流を目指しては、流されてしまう鮭もいました。しかし、子ども達の声は、きっと届いていたと信じたいです。川沿いを歩き、水の音を聞いたり、民家にある柿の木を見つけては、「柿がなってるよ」と発見をしたり、ぎんなんの実も見たりしました。帰り道には、どんぐりを拾って、大切に持ち帰る子の姿もありました。みんなで歩くと、たくさんの発見もできて、楽しかったですね。（ＫＨ）

音楽会

　みんなに元気パワーをお届けしようという気持ちで、一昨日、明野のイル・ブリランテ開催された筑西市文化祭「合同音楽会」に参加してきました。ちょっとおめかしをしてお家の方と手をつないでホールへ向かってくる姿は、とてもほのぼのとして心が温まりました。そして、お家の方から子ども達をお預りして、一緒にホールの中に入り、まずは客席に座って開始を待ちました。大きなイスに座る子ども達は、なんとなく誇らしげで、いつもより大きく見えました。そんな中始まった音楽会、舞台に登場した、キラキラと輝く楽器のアンサンブルに目を輝かせて聴き入ったり、口ずさんだり、そんな姿もいつもとは違っていて、先生は、演奏ではなく、みんなに見入ってしまいました。もちろん、この日に向けてこれまで何度もみんなで歌ってきましたが、ステージの上での歌声は、今までで１番ステキでした。普段とは違ったいろいろな表情を見せてくれた音楽会、きっと、お家の方や、会場にいらっしゃった方々に、いっぱいのパワーをお届けできましたね。（ＫＩ）

美味しかったね

　今年は不作だと聞いていましたが、みんなが頑張って掘ってくれたお芋はどれも粒ぞろい、焼き芋には丁度良い大きさのお芋がたくさん収穫できました。お芋掘りから少し時間が過ぎてしまいましたが、沢山の日光を帯びてこの日を待っていたお芋で、これまたこの日をとてもとても楽しみに待っていたお友だちと、今日は「焼き芋パーティー」をしました。

　かまどの準備を始めると、早くもギャラリーが沢山でき、「おてつだいしてあげるー」と、はやる気持ちを抑えきれない様子です。とりあえずここは先生にまかせてもらって、みんなには、お芋をアルミホイルに包んで、美味しいお芋に変身させるお手伝いをお願いしました。クラスごと、一人ひとり上手にアルミホイルを巻いているうちに、かまどの木も炭になり、お芋を入れる準備ができました。順番に、自分でまいたお芋を、かまどにﾎﾟｲｯ！そして一掴みの藁も、「おいしくなあれ！」の声と共に投げ入れました。みんなが入れ終わって、わらのお布団で暖めることおよそ２０分。美味しい焼き芋が出来上がったようです。かまどを囲んで集まったみんなの前で、お芋を割ってみると…パカッ！立ち昇る湯気とともに美味しそうな黄色いお芋が現れました。「うわー！」みんな大喜びでしたね。穏やかな秋の日差しの下、甘いお芋を一緒にいただき、家庭教育学級にお出でになっていたお母さんたちにも食べていただくことができました。ちなみに今年、どのお芋も同じように美味しく焼ける、失敗しない焼き方を発見しましたよ。どうしよう、また焼きたくなってきました（笑）（ＥＹ）

ありがとういっぱいの「感謝祭」

  「これは？」「キャベツ！」「だいこん！」「これは？」「にんじん！」「じゃがいも！」「まつたけ！！」と、さすがに松茸はありませんでしたが、見事に机いっぱいに並べられたおささげ物です。神様がお日様を照らし、雨を降らせてそれらを育ててくださること、またそれらをお世話してくださる方、それらをお店に並べて下さる方、それらを美味しくお料理してくださるみんなのお家の方々等々、美味しいものがみんなの所へ届けられる中には「ありがとう」がたくさんあるねというお話を、お礼拝の中で聞きました。みんなお野菜を前にとても真剣に聞くことができましたね。それらの野菜は、明後日の誕生日会で思う存分使わせていただき、美味しい実りをみんなでいただきます。また、その他のおささげした物は、例年通り、年長さん達が代表して上の原学園さんのにお届けしました。

  園の方々とゲームをし、又美味しい食事を用意していただきます。今年のゲームは、届けた野菜を使ってのダンス。そしてボール運びリレーにジェスチャーゲームと、どれもこれも楽しく体を動かし遊べるものでした。ゲームを用意してくださったお礼に、「明日ははれる」の歌もご披露し、またまた、そのお礼にとかわいい手作りマスコットもいただきました。こちらも、とても嬉しいものでしたね。気がついたところにはありがとうがたくさんあり、気がつくとどんどん広がっていきます。

 いっしょに野菜や果物をご用意くださったお家の方々にも心より感謝申し上げます。（ＡＴ）

お別れ遠足

　ポカポカ暖かな日差しの中、とり組（年長組）さんと、先生たちで遠足に行ってきました。大型バスに乗って笠間に向かい、お皿に絵付けをしてきました。うさぎやハート、顔、太陽など、お皿にのびのびと描け、できあがりに子どもたちも大満足の様子でした。絵付されたお皿は、製陶所の方が、うわ薬をぬり、窯で焼いて下さるです。でき上がりが待ち遠しいですね！

　その後、再びバスに乗り、県西公園へ行きました。「ここ、来たことあるよ！」と、子どもたちには、おなじみの場所だったようでしたが、いつも見ていた景色も、遊んでいた遊具もお友だちと一緒だったので、違って見えたようです。「毎日、お別れ遠足だったらいいのに～」いう声が聞こえてくる程、笑顔あふれる、楽しい１日になりました。（ＫＮ）