明日からはまた冬に逆戻りのようですが、今日はまるで春が来たようにあたたかさで、園児たちは穏やかな陽の光に包まれながら園庭で過ごしていたようですね。とり組さんの卒園の日も少しずつ近づき、卒園式にむけて最後の成長の日々を過ごしています。クラスから卒園式に歌われる歌が聞こえてくると、いよいよなんだなあという気持ちになってきます。お別れの言葉も大分覚えたようですね。
他のクラスのお友だちにとっても、この1年いろいろなことがありました。特に、つぼみ組さんやりす組さんにとっては、保護者の方々から離れての始めての生活でした。徐々に幼稚園での自分の居場所を見つけ、お友だちと一緒の生活を学び、その楽しさも知るようになった、大きな大きな成長の年でしたね。そんな1年も間もなく終わり、4月からは一つずつお兄さんお姉さんです。毎日一緒にいるとあまり意識しないものですが、今日はつぼみ組の女の子たちが鉄棒の下に立って、「したにあしがついた!」と喜んでいる様子を目にしました。これまでは足が地面に着かず、鉄棒にぶら下がってぶらぶらしていた子どもたちが、跳びあがる事もせずに一番大きな鉄棒をしっかりと握ることが出来ているのを見て、本当に大きくなったんだなあと改めて感じることができました。
子どもたちにとっての一年の持つ意味の大きさ。それに比べると、私たち大人にとっての一年は…。前の年よりも成長した一年と言えるかどうか…ちょっと心もとなくも思いますが、一年の大きな成長が実感できるように、その積み重ねである一日一日を大切に過ごしてゆきたいですね。何歳になっても。