下館幼稚園のブログ

下館幼稚園での子どもたちの様子などについて先生たちが綴ります

雪の日の下小訪問

2012-02-29 15:33:15 | Weblog

夜半過ぎから降り始めた雪が朝になっても降り止まず、午前中いっぱい湿った雪が降り続き、園庭の木々をはじめ見慣れた景色も一転、一面真っ白な幻想的な姿に変わりました。まさに子どもたちが歌ってくれる「ぱらぱらおちる」の歌詞そのものですね。

ぱらぱらおちる ゆきよゆきよ

ぱらぱらぱらと なぜおちる

はのないえだに あたたかそうな

まわたのふくを きせるため

そんな今日は、降りしきる雪の中、下館小学校を訪問させていただきました。玄関で待っていて下さった教務主任の先生にご案内いただき、1・2年生のクラスを見学させていただきました、低学年のクラスは年に数回程度らしいのですが、最初にお邪魔したお部屋ではアシスタントティーチャーよる英語の授業でした。それから順番に訪れたそれぞれのクラス毎に、算数、国語など違った教科を小学生たちが真剣に勉強していました。どのクラスにもこの幼稚園の卒園生がいて、後ろのドアをガラガラと開けると、こちらに気づいてニコッと笑ってくれました。1年前には、今日のとり組さんたちのように、勉強するお兄さんお姉さんたちの後ろに立って見学していましたね。それが今や先生の質問に手を挙げてちゃんと答えられるようになりました。一年の時の重みを思わされます。どのクラスでも授業やクラスを見る園児たちの眼差しは真剣そのものでした。もうすぐこの席に座るんだものね。国語の授業、先生の声に続いてみんなで音読する時に、思わず声を一緒に出していた幼稚園のお友だちもいましたね。一足早く小学生になった気持ちになってしまったのかもしれませんね。本当の小学生になるのももうすぐです。校長先生にもご挨拶しました。「はるになったらよろしくおねがいします」ってね。下館小学校の皆さま、今日は園児たちを暖かくお迎えくださりありがとうございました。春から子どもたちのことをどうぞよろしくお願いいたします。

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鮭いってらっしゃい

2012-02-24 23:28:26 | Weblog

今春初めての鶯のさえずりが聞こえる暖かな朝になった今日は、この1カ月余り、幼稚園でみんなと一緒に過ごしていた鮭の稚魚の旅立ちの日になりました。遠く北洋に向けて、これから長い長い旅に出る鮭をみんなで見送るために五行川まで行って、秋にみんなで鮭の遡上を見た「鮭おかえりな祭」の場所で、今日は「鮭いってらっしゃい」をしてきました。

お日さまが穏やかに射す絶好のお散歩日和、ようやく花を咲かせたホトケノザやヴェロニカ(和名でオオイヌノフグリなどと可哀相な名を付けられていますね)が地面から背伸びをして太陽の光を浴びようとしている様子や、ピンクに膨らんだ梅の蕾や、野鳥たち(なんとカワセミもいましたね)を見たりしながら歩きました。歩きながら、先日近藤信子さんに教えていただいたわらべうたの「でんでらりゅうば」を誰からが口ずさむと、みんなも一緒に「でんでらりゅうばでてくるばってん、でんでられんけんでーてこんけん~」と唄いだしたのには驚きました。ゆったりと春のお散歩を楽しんでいるうちに、目的の場所に到着しました。

ひと月余りの間に随分大きくなった稚魚が入ったカップを手に川辺に並んで、「いってらっしゃい」「バイバイ」「さようなら」とそれぞれにお別れの言葉を言いながら、鮭の稚魚を水の中に帰してあげました。殆どの鮭はすぐに川下へと泳いで行き姿が見えなくなりましたが、中にはいつまでも子どもたちの近くから離れようとしないものもいて、そんな稚魚に「うみはこわくないよ」と声をかけてあげているお友だちもいましたね。何年か経って大きく成長した鮭が大海から再び産卵のためにこの場所に戻って来る時、幼稚園のみんなはどんなお兄さんお姉さんになっているのかな。「おれよねんせいだよ!」と感慨深げな声がとり組さんから聞こえてきました。みんなの旅立ちの日もいよいよ近づいてきましたね。

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最後の保育参観でしたね

2012-02-22 18:48:00 | Weblog

梅の硬い蕾が大分膨らんだのではないかと思える暖かな日ざしの中、園児たちがお母さんと手をつないで登園してきました。二人の子が手をつなぎ、もう一方の手をお母さんたちがつないでいる微笑ましい姿もありましたね。今日は今年度最後の保育参観・懇談会の日でした。お母さんたちと一緒に、またお母さんたちに優しく見守られて幼稚園で過ごす日は子どもたちにとっては特別な時です。みんなとても嬉しそう。これまでは、お母さんを意識するあまり、一時も離れることができずに泣き出してしまう子もいましたが、今日は泣き出す子もおらず、「みんな成長したなあ」と思わされる日にもなりました。子どもたちにとっての一年は我々大人とは比べることも出来ないほど大きな成長の時間ですね。

今日のクラスでの主な活動は、つぼみ組さんは、画用紙を使って自分たちで雛人形を作る様子を見ていていただきました。はな組さんは、折り紙でモグラを作り、それに棒をつけて土のトンネルから顔を出すモグラたたきゲームをお母さんたちと楽しみました(モクラくん、簡単にはたたかれませんでしたね。その後、春の野に出て来る動物たちと一緒に、しっかり壁面を賑わせていますね)。そして、とり組さんは「おもいでビンゴゲーム!(私が勝手に名づけました)」。お当番のグループに分かれたチームが、それぞれに思い出深い園の行事の絵を、何枚かの紙に描いて縦横に並べます。みんなが描き終えたらグループ毎に自分たちが描いた行事を一つずつ発表して、その同じ行事の絵を描いていたグループはポイントをゲット。早くビンゴになったチームが勝ちというゲームです。行事の特色をとてもよく捉えていてすぐにそれと分かる絵を見せながら「おいもほり」「えんそく」「おもちつき」などと次々に発表してくれました。当ったチームは「やったー!」と躍り上がって喜んでいました。みんなとっても楽しそう。それを見ているお母さんたちもまた素敵な笑顔になりましたね。子どもたちの喜ぶ姿を見ることは、親(大人)たちにとっての幸せ。子どもたちの笑顔が大人(親)たちの笑顔を生み、この世界を善きものへと変えるという言葉の真実を感じた時でした。

とり組の保護者の皆さまにとっては、幼稚園最後の保育参観と懇談会、どのようなお気持ちでお子さまのことをご覧になっておられたのでしょう。親子で園を後にする姿を見送りながら、卒園の日が近いことを改めて思わされていました。

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お餅つき

2012-02-08 23:03:16 | Weblog

昨日までの雨も上がり、真っ青な青空が広がりました。昨年は雪が降りましたが、今年はとても好い天候に恵まれてのお餅つきとなりました。昨年にも増してたくさんのお父さん方がお手伝いに来てくださり、役員のお母さん方と一緒に、大変強力布陣でいよいよスタートです。昨夜から十分水に浸したつもりでしたが、今年のお米は例年より幾分硬い様子でした。でも、それをカバーして余りあるお父さんパワーで、大変美味しいお餅につき上がりました。全力でつき、少し疲れてくると次のお父さんにバトンタッチ。素晴らしい連携プレーでした。子どもたちも杵が振り下ろされるのに合わせて「がんばれ、がんばれ」と声援を送りました。お父さんに合わせて杵を振り下ろす格好をしている子もたくさんいましたね。園児たちの応援の声に励まされ、ますます気合が入りました。今回は、つくのもかえすのも屋外の部は全部お父さんたちが担当ということでした。最初はゆっくりだったかえしも、杵に合わせて「よいしょ!よいしょ!」と、段々リズミカルになってきました。ではそろそろ子どもたちの出番です。小さなお友だちはお父さんの力をお借りして、大きな子たちは自分だけの力でぺったんぺったん!みんな頑張りました。

私は教会の用で出かけなければならず、どうしたものかと思いましたが、このお父さんたちなら大丈夫。安心して出かけることができました。本当にたくさんの保護者の皆さまにご協力いただき、無事、美味しいお餅がたくさんつき上がったようです。大変お疲れになられたことでしょう。普段使わない筋肉を使ったので、明日は(皆さんお若いから今日かな)きっと体のあちこちが痛くなるかもしれませんね。お風呂に入ってゆっくりと揉み解してください。

つき上がったお餅を、今度は子どもたちが自分たちの手で丸めて、そのままパク。びよーんと伸ばしたりしながら、とても楽しかったようですね。つきたてもお餅、柔らかくて美味しかったでしょう。お母さんたちが作ってくださった、きなこ餅、あんこ餅、のり餅を皆でいただきました。けんちん汁もとても美味しかったです。皆さま今日はご協力ありがとうございました。

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入園説明会

10月17日(水)・29日(月)10時30分~11時30分(どちらも同内容です) お母さま方とご一緒にお子さまを育みたいと願っている当園で、どのような教育をめざし、実施しているかなど、詳しくご説明申し上げるために、入園説明会を行います。お子さまもご一緒にお気軽にご参加下さい。来春から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、幼稚園のシステムにとても大きな変化があります。それについてのご説明もさせていただく予定です。 *どのようなことでも、お気軽にお問合せ下さい。 *当日は園庭にお車をお停め下さい。