ZZZ…と、大きないびきが隣から聞こえてきたかと思うと、もう一方の隣の子の足がぶつかってきたり…夜中に何度も目が覚めました。そんな時、暗闇に目を凝らすと、そのたびに違う先生が起きて子どもたちの様子を見ています。蹴飛ばされてしまったタオルケットを掛けてあげたり、お布団から落ちてしまった子を戻してあげたり、子どもたちのことをじっと見守ってくれていました。お母さまからの依頼を受け、夜中にトイレに起こすなどをすべて終え、先生たちが横になったのは確か深夜2時でした。朝5時過ぎに目を覚ますと、台所から朝食の準備をする包丁の音がすでに聞こえてきます。殆ど眠っていない先生たちです。お疲れさま。ありがとう。
起床時間の6時前に、多くの子が目を覚ましているようです。時間まではじっとしていないといけないので、お布団の中でもぞもぞ、同じく起きている子とヒソヒソお話したり、ウフフと笑いあったり、なんだかとても楽しそうですね。「おはようござます!」先生の声でみんなの起きる時間になりました。やりました!お家の方から離れて初めてのお泊まりをみんなですることができました!眠そうに目をこすっている子もいたけど、みんなとっても清々しい顔をしていましたよ。みんなが眠っている間に、昨日バナナとはちみつを混ぜて作った餌を食べに、大きな大きなカブトムシもきてくれました。まるで家族のように長い時間を一緒に過ごし、楽しい体験をたくさんして、昨日よりも一回り大きく成長したとり組さんたちです。お泊まり保育を通してこれまでよりももっと仲良くなれた仲間たちと一緒に、これからも幼稚園で楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。神さま、お泊り保育を最初から最後までお守りくださり、ありがとうございました。明日からの夏休みの間も、どうぞ子どもたちのことをお守りください。