下館幼稚園のブログ

下館幼稚園での子どもたちの様子などについて先生たちが綴ります

劇団こぐま座「さんびきのこぶた」

2010-02-26 16:39:42 | Weblog
「劇団こぐま座」の方々が、人形劇「さんびきのこぶた」を演じて下さいました。朝から楽しみにしていた子どもたちは、準備をしている遊戯室の前をうろうろ、気になって仕方がないようでした。親子教室うさぎ組の小さなお友だちもお母さんたちと一緒に来てくれました。さあいよいよ開演の時間です。軽快な音楽に乗って登場した三匹のこぶたたち「だいぶー」「ちゅうぶー」「ちいぶー」が繰り広げるドキドキの物語を、子どもたちは自分たちの体験のようにみんなで一緒に楽しんでいた様子でした。あまりの迫力にちょっとこわくなって泣き出してしまった子もいて、その子は違うお部屋でちょっとお休み。「絵本を読んであげるね」と言うと、数ある絵本の中から『さんびきのこぶた』を選んで持ってきました。こわいけど、でも気にはなる、そんな微妙な思い満たすには…そう、ガラス越しに観ることができる職員室の中から観るのが一番。おおかみが出て来た時にはこわくてまたちょっと隣のお部屋に移動したけど、無理なく最後まで楽しむことができたかな。本当のお話とは随分違うストーリーでしたけど、だまそうとするおおかみからこぶたたちを助けようと、「おおかみだよ!あけちゃだめ!」とそれはもう必死に叫んで、助かった時にはみんなで喜んで、ほっとして、いました。それから、おなじみ「ごりらのごんちゃん」とも一緒にあそんで、楽しい人形劇の時間はこれでお・し・ま・い。
例年同様、皆さまにご協力いただき開催されたバザーの収益金の一部を、この公演費用に充てさせていただきました。ありがとうございました。
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下小訪問記

2010-02-24 22:55:08 | Weblog
とり組のお友だちと下館小学校を訪問してきました。みんなとても元気に幼稚園を出発しましたが…だんだん校舎が近づくにつれて…ちょっと緊張してきたかな。でも教室の中からこちらに手を振ってくれている卒園生の姿を見てちょっと安心。みんなを迎えてくださった先生の優しい笑顔にさらにほっとした様子でした。職員室に入る時、「ここに入る時は何て言うのかな?」と先生から尋ねられると、すかさず大きな声で「しつれいします」。みんなよく言えたね。校長先生にご挨拶をした後は、学校探検です。1年生と2年生の教室、給食室、工作室、下小レストランのお部屋、実験室、保健室、さらにはトイレに至るまで、丁寧に説明していただきながら見学をさせていただきました。1・2年生の教室ではお兄さんお姉さんたちが、真剣にお勉強をしていましたね。黒板に描かれた図形と先生の説明とみんなが勉強している姿を見ながら何を思っていたのかな?それから体育の授業を見に体育館に行くと、マットの上で前回りの練習をしていました。ここにも卒園生がたくさん居て、ある子は笑顔で(授業中なのに「えんちょうせんせい!」と呼びかけてくれる子もいましたね)、ある子はちょっと照れ臭い面持ちで手を振ってくれました。休み時間になると1年生が歓迎の意味を込めて一緒にゲームをしてくれました。今みんなを迎えてくれているこのお兄さんお姉さんたちも、昨年の今頃は歓迎してもらう側で、ちょっとドキドキしながら遊んでもらっていたなあと、一年という月日の重みを思わされる気がしました。とり組さんたち、一年後にはどんな1年生になっているのかな…。
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わらべうたあそび

2010-02-19 18:09:41 | Weblog
濃い霧のかかったとても寒い朝でしたね。正門に立って子どもたちを迎えていたため芯まで冷えた体が温かくなるのは…もちろん子どもたちと走り回ること。まずは子どもたちとおにごっこ(今日は普通の?)を楽しみました。地面がだんだんぬかるみ、どろが飛び跳ね、滑って転ぶ子も多くなってきたので、このあたりで終了。転んだ子たちのズボンは勿論ドロドロ。これは洗濯しないとだめかな(またまた先生たちの仕事を増やしてしまってスミマセン)。
あまり動き回らずにあそべること…ということで、今日は「わらべうた」あそびを2つ。(やっぱりどろは飛んだけど)「はないちもんめ」それから「だるまさんがころんだ」を楽しみました(でも実はその前にした「おにごっこ」も「かくれんぼ」もわらべうたなんですよね)。わらべうたは古くから口伝で伝えられ、子どもたちが楽しくあそびながら、ことば(詩)とうた(音楽)と人と人とのつながりを学んでゆくことができる素晴らしい文化です。あそんでいる子どもたちの楽しそうで穏やかな笑顔を見ながら、本当にそうだなあとあらためて気づかされた気がしました。「わらべうた」の持つ力と豊かさを、子どもたちともっと味わってみようと思いました。
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お誕生会

2010-02-17 15:50:08 | Weblog
今日は2月のお誕生礼拝とお誕生会の日でした。教会は今日からイースター(復活日、子どもたちは「たまごのひ」とか言っていました。綺麗なイースターエッグをプレゼントするので間違ってはいないけれど…)までの準備の時が始まったので、礼拝堂も「つつしみ」を表す紫が基調に変わりました。クリスマス前の準備が始まる時と同じように「みんなきれいな、やさしい、すてきな心になってイースターを迎えられるかな?」と尋ねると、「できるー」と大きな声で応えてくれました。そう尋ねている私自身も、自らの心と生き方を見つめる時にしなければ…。
礼拝後のお誕生会は、まずはみんなの前にお母さんと一緒に座った4人のお友だちとお母さま方への質問コーナー。今日はいつもとは趣向を変えて「苦手な食べ物」についての質問。いろんな苦手な食べ物が出てきました。そしてそれを食べられるようになるための工夫をお母さま方にお聞きしてみると…少しでも食べられるようにと考えてお料理をしてくださっている、お母さま方の努力とアイデアに脱帽!でした。今日の先生たちからのプレゼントは、お母さま方にもお手伝いいただいての「おおかみと七ひきのこやぎ」の劇でした。オオカミは私。オオカミに食べられないように、オオカミが来たことを必死でこやぎに教えようとする子どもたちの声のなんと大きいこと。一度は食べられちゃったこやぎも、お母さんに助け出されてよかったね。手作りのお昼もとても美味しくいただきました。ご準備くださいましたお母さま方、ありがとうございました。
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今日は雪合戦!

2010-02-12 18:45:51 | Weblog
昨夜降りだした時は、「これは積もるかな」と思われた雪でしたが、今朝起きてみると、園庭が白くなっている程度、これは積もっていると言うのだろうか…。でもこの暖かな茨城のことです、ひょっとしたらこの冬最後の「積雪」かもしれません。これは思い切り楽しまなければ、と登園した子をつかまえては「お外に出ておいでよ。雪合戦しよう」と誘うと…出てきた出てきた。僅かな雪を集めて丸めて「えい!」「バシッ!」「やった!」すると子どもたちも「やったなー」「よーし」「えい!」と雪玉が飛んできます。それからはひたすら園庭を駆け回りながら、一時間以上も雪合戦を皆で楽しむことができました。疲れを知らない子どもたちのパワーにはさすがに「疲れたー」。小さな雪だるまや雪うさぎもそんな様子を見守ってくれていました。この雪も冬の寒さもすべてがみんな神さまからのプレゼント。冬もだんだん終わりに近づいてきましたが、この冬の季節を感じ、神さまに感謝しながら、冬ならでのあそびを楽しむことができればと思います。
今日の礼拝は窓にできた「氷紋」の写真を子どもたちに見てもらいながらお話をしました。朝の光に消えてしまうまでのほんの一時しか見ることのできない、どんな芸術家も決して描くことのできない素晴らしい氷の芸術。一年の中で数日しかないかもしれないけれど、厳寒の朝、自宅の窓に描かれた神秘的な作品を発見し、神さまが創られた自然の偉大さを感じてもらえると嬉しいなあと思いながら…。
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ぺったん!よいしょ!

2010-02-10 17:26:47 | Weblog
子どもたちが楽しみに待っていたお餅つきが行われました。役員のお母さん、そしてお父さんもたくさんお手伝いに来てくださいました。どうやってお餅ができるかのお話を聞いた後、まずはお父さんたちの応援。お父さんたちが一生懸命についてくださっているのを「よいしょ!がんばれ!」と自分もお餅をつく格好をしながら応援してくれました。さあいよいよみんなの番です。小さなお友だちはお父さんたちに支えていただいて「ぺったん、ぺったん」。年長のとり組さんたちはひとりで重い杵を全身の力を奮って持ち上げ「ぺったん!ぺったん!」、周りのお友だちは「よいしょ!よいしょ!」。みんなが一つになってのお餅つきでした。うん、いい雰囲気だなあ。続いてお部屋に移動し、つき上がったお餅を自分たちの手で丸めて、そのままパク。あったかやわらか餅をびょーんと伸ばしながら食べている子もいましたねー。みんな「おいしいー!」と大喜びでした。お昼にはお母さんたちの手で海苔餅や黄粉餅や餡子餅に変身したお餅を、これまたお母さんたちが作ってくれたけんちん汁と一緒にいただきました。とても美味しかったです。ご馳走さまでした。お手伝いくださった保護者の皆さまありがとうございました。お父さんたちの筋肉痛がちょっと心配ですが…。
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精神の冒険を

2010-02-05 17:29:27 | Weblog
児童文学作家の齋藤惇夫氏を講師にお迎えして「絵本の講演会」が行われました。下館幼稚園のお母さま方にぜひ齋藤先生のお話をお聴きいただきたいとの強い願いから、厚かましくも先生に下館までお出でいただくこととなりました。そんな勝手なお願いを快くお聞き入れ下さった齋藤先生に心から感謝申し上げます。また子どもたちのために、真剣にお話をお聴き下さったお母さま方、お疲れさまでした。
月に一度浦和で開講されている「絵本大学」で、これまでに何度も先生のお話を伺ってきましたが、毎回参加する度にとても深く大切なことに気づかせていただきました。時間が非常に限られていたため、急ぎ足でお話いただかなければなりませんでしたが、これから自分の子にどのような本を選べば良いのかの確かな判断の基準について、子どもの魂を蝕むメディアの危険性について、その他いくつもの大切なこと(耳の痛いこともありましたね)を教えていただくことができました。今回の講演を契機として、資料にあったとおり「本を生涯の友とする子どもを育てるために」お母さま方とご一緒に取り組んで参りたいと思います。昼食後の先生たちへの講義(なんと贅沢な!)の中で「この幼稚園を茨城県で一番良い図書館にして下さい。それは本の数の問題ではありません」という印象的な言葉をいただきました。「よし、それを目指して頑張ろう」と心の中で決意した私でした。
以前に『園だより』に書いたことがありましたが、今回いただいた資料に書かれていた齋藤先生の言葉を再びご紹介させてください。「子どもたちのためにどんな本を読み、どんな絵のついたどんな詩や物語を読んでやるか、ということは、最終的には、絵本や物語を伝える側の人間の豊かさの問題に収斂していきます。」そして、こう続きます「絵の良さも、言葉の楽しさも、文章の面白さも、物語の豊かさも、不断に学び続けないかぎり、子どもたちに伝えることなどできないのです。子どもたちに負けずに、たっぷりと、精神の冒険を企てて下さい。」
とても深い、私たちが子どもたちと共に成長してゆくための招きの言葉です。しっかりと受けとめなければと思います。
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お家の人もいっしょ

2010-02-03 19:57:53 | Weblog
今日は朝から、保育参観、懇談会、絵本の講演会と盛りだくさんの内容の一日、保護者の皆さま大変お疲れさまでした。今日は園バスの運行がなく、全員お母さんたちと一緒に登園、いつもとはまた違う朝の幼稚園の様子でした。登園後、それぞれのクラスで、参観というと硬いけれど保育の時間を一緒に過ごしていただきました。とり組さんは、二人組になって、それぞれに持ったカードに書かれた動物や物が登場するお話を急いで考えて、みんなの前で発表しました。はな組さんは、トラがタヌキにタヌキがネコに変身する変わり絵の制作。つぼみ・りす組さんはアザラシさんの壁面の制作でした。
お母さま方は、終始穏やかな表情で子どもたちのことをしっかりと見つめ、どの子のことも優しく見守ってくださっていました。とはいえ、普段とは大分違う周りの雰囲気に緊張して、いつものように調子がでなかった子もいたようです。でもそんな姿もまた更に成長するためにお母さま方にも知っていただかなければならない幼稚園でのその子の大切な一面。ありのままの姿を見つめることから真の発達への援助が可能となるのです。今日の保育参観、一人ひとりの子どもたちの成長につながる機会として十分に生かされますように。
「保育参観」はやっぱり硬いですね。「保育参加」の方が良いかな。「お家の人もいっしょ」の方が良いかな、などとあれこれ考えます。
懇談会終了後、約1時間半にわたり児童文学作家の齋藤惇夫先生を講師にお迎えしての講演会が行われました。長くなりますので、そのお話はまた次回に…。
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入園説明会

10月17日(水)・29日(月)10時30分~11時30分(どちらも同内容です) お母さま方とご一緒にお子さまを育みたいと願っている当園で、どのような教育をめざし、実施しているかなど、詳しくご説明申し上げるために、入園説明会を行います。お子さまもご一緒にお気軽にご参加下さい。来春から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、幼稚園のシステムにとても大きな変化があります。それについてのご説明もさせていただく予定です。 *どのようなことでも、お気軽にお問合せ下さい。 *当日は園庭にお車をお停め下さい。