下館幼稚園のブログ

下館幼稚園での子どもたちの様子などについて先生たちが綴ります

祈りとともに

2009-12-24 04:54:18 | Weblog
下館幼稚園の2学期が無事終了いたしました。保護者の皆さま方に暖かなご理解とたくさんのご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。
私たちは毎朝、一日が始まるにあたり、職員室でミーティングをした後、本を読み、祈りをもってその日の保育を始めます。私たちがいつも神様の愛と恵みによって、かけがえのない幼子一人ひとりの体と魂の成長を支えるという務めに召されていることを思い起こし、謙虚な思いで子どもたちと向き合うために無くてはならない大切な時間です。子どもたちもまた礼拝堂でのお祈りの他、日々の活動の中、要所要所で祈りの時を持っています。下館幼稚園のすべては祈りをもって始まり、祈りの中で営まれていると言えるかもしれません。そのようなこの園での生活を通して、園児たちがこれからの人生の中で体験するあらゆる事を、神様から自分に最善のものとして与えられているものと受け止め、自分の人生を肯定して生きて行くことができる基礎を培ってくれたらと思います。
ある朝のミーティングの後に読まれた本に「起こることはすべて必然」と題されたこんな箇所がありました。
「いろいろな思いがけない体験をして、神の働きに気づくようになってから、この世で起こるすべてのことには意味があると考えるようになりました。すべては必然として起こっていて、かつては偶然と片付けていた出来事も、本当は起こるべくして起きていたのです。
そして、私たちの身の回りに起こる出来事に意味を見出していくことが、一人ひとりが幸せな方向に向かって生きていくために必要なのではないか、という思いが強くなりました。」
神様の愛と恵みに心を向ける祈りとともに生きることが、「本当の幸せ」の鍵であることを教えられるように思います。
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メリー・クリスマス!

2009-12-18 17:54:44 | Weblog
アドベント・クランツの4本のローソクすべてに火が灯り、子どもたちが楽しみに待っていたクリスマス会の日がやってきました。クラフトをしたり、クリスマスソングを歌ったり、合奏をしたり、とり組さんはクリスマス・ページェント(聖劇)をしながら、みんなでこの日のために準備をしてきました。「イエスさまのお誕生日をお迎えするために一番大切なことはなんだろうね」と尋ねると「きれいなこころになること!」「お友だちにやさしくする!」などと答えてくれて、大切な心の準備も大丈夫の様子です。たくさんのお家の方々がお見えになり、優しく見守ってくださる中、それぞれのクラスで準備してきた劇や合奏やお歌を楽しそうに披露してくれました。みんなとても素敵で可愛かったですよ。そして、とり組さんたちは、イエス様の生誕物語を演じる聖劇を通して神さまの愛を伝えるメッセンジャーの役割を立派に果たしてくれました。
クリスマスに限らず常に伝えたいメッセージでもありますが、殊にこのクリスマス、どのような苦しみや悲しみ、孤独な時にあっても、同じ痛みを知る神さまが共にいてくださるという、イエス・キリストの誕生に込められた神さまの約束のメッセージが子どもたちの心に伝わってほしいと思います。
お忙しい中ご参加下さり、子どもたちと一緒にクリスマスのお祝いの時を過ごしてくださいました皆さま、ありがとうございました。それから、短い期間であったにもかかわらず、ここまで子どもたちを導いてくれた先生たちに感謝。子どもたち、お家の皆さま、先生たち、愉快なサンタさんに心から拍手です。パチパチパチパチ。
皆さまに心からメリー・クリスマス!
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みんなでおそうじ

2009-12-15 12:14:00 | Weblog
毎年恒例の「親子清掃」が行われました。主催の「家庭教育学級」の役員の方々がご準備くださった手順に従って、保育室の中にあるすべての物が、園庭に広げられたシートの上に運び出され、普段の掃除ではなかなか手が届かない隅々までピカピカにしていただきました。ここでも「お母さまパワー」の凄さを実感し、まさに脱帽の思いです。園児たちも荷物の移動をはじめお母さま方と一緒にお掃除をお手伝いしてくれました。大きな荷物をお友だちと協力して運んでいる時も、雑巾を手に一生懸命に窓ガラスを拭いているときも、とても大切なことのお手伝いができる喜びとやりがいを感じている様子が、笑顔の中の真剣なまなざしと小さな体でする動作の一つひとつに表れていました。お母さま方と一緒に幼稚園のお掃除をしたこの体験が、子どもたちの心に小さな大切な何かをきっと残してくれたはず、と思っています。
「日本を美しくする会」の創設者で、私がとても尊敬する鍵山秀三郎氏が、お掃除をする素晴らしさについてのこんな言葉を紹介していました。「掃除をすると、第一に、“身も心も清められる”。第二に、“見ている人の身も心も清められる”。第三に、“すべてのものが生き生きとしてくる”。第四に、“すべてのものが整ってくる”。」とても大切にしたい素敵な言葉ですね。ご協力くださいました皆さま、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
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みかんの収穫

2009-12-07 17:43:08 | Weblog
今日は園庭で大きく実ったみかんをみんなで収穫して食べました。「これなあに?」と実がまだちっちゃく青い時から気になっていた様子で、いよいよ大きくなり黄色く色づいてくると「いつたべるの?」と、収穫の日を楽しみにしていました。両手でしっかりと持ってぐるぐると回していると、プツッとみかんが枝から離れて、「とれた!」と園児たちは嬉しそうです。ほど良く酸味が効いて甘いみかんがたくさん取れました。もちろんお店やさんで売っているみかんのように甘くはないけれど、自分たちの手で収穫したものの味は格別です。お弁当の後にデザートとしてみんなでいただきました。漂うみかんの匂いの中で、「わあい!」「おいしい!」お友だちの顔に笑みがこぼれました。
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レスキュー隊

2009-12-04 17:42:40 | Weblog
冷たい雨から一夜明け、小春日和の穏やかな日差しと、舞い落ちる色とりどりの落ち葉の中で、子どもたちは園庭でそれぞれのあそびをお友だちと展開していました。これまで少しずつ練習して出来るようになってきた鉄棒を、「せんせい、みて!」と声をかけて、前回りや足かけ回り、何人かは逆上がりも見せてくれる毎日ですが、今日は鉄棒がまったく違うあそび使用されていました。なぜか子どもたちはレスキュー隊に変身、鉄棒はレスキュー隊が救助のために渡る綱になっていました。「がんばって!」と声援を受けながら、一人ずつ鉄棒の端から端までゆっくりと渡っていました。
この鉄棒を使って子どもたちはいろいろなものを表現してくれます。ある時は子どもたちが鉄棒に手と足をかけてぶら下がり「せんせい、ぶたのまるやき!」、ぶらさがりながら地面と平行にゆっくり回転して「ちきゅうまわり!」、頭を真下に足は伸ばして真上に上げピタッと止まって「せんせい、とけいのろくじ!」とのこと。子どもたちの発想は豊かですね。
レスキュー隊の傍を「たかおに」に興じている子どもたちが走り去り、大きな歓声があちこちから聞こえてくる、初冬の朝のひとときでした。これからいよいよ冬本番。師走の寒風にも冬の季節を喜び感じながら屋外で元気にあそんで欲しいと思います。
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入園説明会

10月17日(水)・29日(月)10時30分~11時30分(どちらも同内容です) お母さま方とご一緒にお子さまを育みたいと願っている当園で、どのような教育をめざし、実施しているかなど、詳しくご説明申し上げるために、入園説明会を行います。お子さまもご一緒にお気軽にご参加下さい。来春から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、幼稚園のシステムにとても大きな変化があります。それについてのご説明もさせていただく予定です。 *どのようなことでも、お気軽にお問合せ下さい。 *当日は園庭にお車をお停め下さい。