下館幼稚園のブログ

下館幼稚園での子どもたちの様子などについて先生たちが綴ります

りゅうのひげベッド

2011-11-30 17:37:26 | Weblog

今日は小春日和の暖かな一日でした。何となく春のような匂いを感じたのは私だけでしょうか。穏やかな陽気に誘われ、子どもたちが外へ出ている時間も長かったような気がしました。こころのところ子どもたちは、「にえたった」などのわらべうたあそびをよく園庭で楽しんでいますが、今日は、また初めての遊びが誕生した様子でした。「子どもたちはあそびの天才!」と以前に書いたことがありましたが、子どもたちは大人では決して思い浮かばないあそびを、いとも簡単に創造するものですね。「あ~きもちいい。せんせいもすわって」と呼ばれて振り向くと、細長い緑の葉をたくさん地面から生え出させている「りゅうのひげ」とい植物の葉の上に座って、「いらっしゃい、どうぞおすわりください」とお客さんを呼び入れ、「りゅうのひげソファー」を勧めていました。暫く過ごすとそこを離れ、今度は別のりゅうのひげの場所へ。今度の場所は「りゅうのひげベッド」のようで「ああ、きもちい~」と気持ち良さそうに寝転んでいました。石のお芋をほおばりながら横になっている子もいましたね。でも、それはいけませんよ~。

今日はまさに落葉のピークとも言える日だったかもしれませんね。風が吹いてくると、桜やイチョウやケヤキなどの木の枝から落ち葉がパラパラパラ。「それ!おちばキャッチ!」不規則に揺れ落ちる落ち葉を素手で捕まえるのは本当に難しいですね。今朝綺麗に掃いたところがすでに黄色いイチョウの絨毯が敷き詰めたようになっています。それも子どもたちが拾い集めると・・・黄色い花束(葉束?)の出来上がりです。なかなか素敵ですね~。

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幼児祝福式

2011-11-25 17:32:50 | Weblog

 新約聖書にある、イエスさまの言葉と行いについての記述です。

 

 「イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。『子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。』そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。」 (マルコによる福音書11:13‐16)

 

 今日は、お礼拝の中で幼児祝福式が行われました。イエスさまの子どもたちへの思いがどのようなものであったかを、とてもよく私たちに伝えてくれる上記の聖書に倣い、子供たち一人ひとりの頭に手をおいて、神様のお守りと祝福を祈りました。一人ひとりのお祈りの最後には、みんなで心と声を合わせ、大きな声で「アーメン」(「そうなりますように」の意味です)と言ってくれましたね。これからも神さまに守られ、お恵みをたくさんいただいて心も体も大きく豊かに成長し、神さまと人々を愛し、また愛される子どもになれますように。

 

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鮭おかえりな祭

2011-11-18 18:33:42 | Weblog

今年も鮭が幼稚園近くの川に遡上しています。10月下旬から連日繰り広げられてきた鮭たちの生命のドラマも終わりに近づきつつあり、急いで見に行った方が良いということで、気温が低い曇り空でしたが、思い切って秋のお散歩に行ってきました。いつもは、眼下を泳ぐ鮭を、川の土手の上から眺めてから、公園に行きそこで暫くあそんで過ごすのですが、今年はぜひ鮭をまじかに見ることのできる場所まで行って、近くからダイナミックな鮭の姿を見て欲しいと思い、大分歩く距離ではありましたが、鮭を見ることを目的にみんなでたくさん歩いてきました。道々いろんなものに目を向け時折立ち止まりながら歩いて行くと、だんだん目的の場所が近づいてきました。「鮭おかえりな祭」と書かれたのぼりがたくさん立っていますね。そこは整備され石段を川面の高さまで降りていくことができる場所で、手が届くほど子どもたちに近い場所を、水しぶきを上げながら、沢山の鮭が泳いでいました。こんなに近くで鮭を見るのはほとんどの子が初めてのようで、「いたいた!」「わあ、すごーい!」と驚いている様子でした。「しゃけおいしいよね」なんて子もいましたね。この場所で放流され、大海で育ち過ごした鮭たちが、自分の故郷を忘れずに、長い長い旅をして、全身傷だらけになりながら、力を振り絞って最後の自分の務めを果たそうとするその姿は、見ている者に生命への畏敬の念を起させるものであると思います。子どもたちがここで目にしたこと、今日の日の体験は、印象深くそれぞれの心の箱に納められたことでしょう。それにしても、みんな今日は本当によく歩いたね。

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かみさまみんなありがとう♪

2011-11-14 19:03:42 | Weblog

「収穫感謝」は、アメリカではThanksgiving Dayとして11月の第4木曜日に祝われています。今から380年程前、英国での迫害を逃れアメリカに新天地を求めたピューリタン(清教徒)たちが、ネイティブ・アメリカン(先住民)に助けられながら最初の収穫をした時に収穫を神に感謝し祝ったことに始まったとされています。今日は下館幼稚園の収穫感謝の日、お家から持ってきてくれた沢山のお野菜や果物を礼拝堂に並べて、みんなで収穫感謝のお礼拝をしました。

収穫感謝礼拝を通して、食べ物に限らず私たちに必要な物が日々与えられていることを神さまに感謝する心と、人々の労働への感謝、そして同時に与えられた恵みを独り占めすることなく、分かち合い、共に生きることができる人に成長して欲しいと思っています。

礼拝後、とり組のお友だちが幼稚園を代表して、礼拝で献げられたお野菜や果物を持って上の原学園さんをお訪ねしました。今年完成した明るく新しい施設で、学園生の皆さまと一緒に過ごさせていただきました。ご挨拶の後は、スタッフの方がご準備下さったゲーム、学園チーム対幼稚園チームで競うゲームを一緒に楽しみました。各チームの代表者が紙に書かれている文字を読んで、それを絵に描いてそれが何かをみんなに当ててもらうゲームがありました。絵が大の苦手な私は戦々恐々、でも子どもたちの指名により代表に選ばれてしまいました!そして引いた紙に書かれていたのは「トラ」。え~どう描けばいいんだろう、困りながら何とか描いて子どもたちに見てもらうと・・・「カメ!」「カメレオン!」うゎ~ショック!早く誰か当てて~と思っていると、男の子が言ってくれました「トラ!」。パチパチ大きな拍手が起こりました。ああ良かった。当ててくれてありがとう~!学園の代表の方が引いのは・・・上手に描かれていましたので、すぐに「パンダ!」と分かりましたね。偶然なのですが、聴いていただこうとみんなが用意していた歌は、なんとパンダの歌でした。そこでみんなで立ってお歌のプレゼント。元気に歌えたね。学園の方々からも手作りの素敵なプレゼントをいただきました。ありがとうございました。

 学園さんがご準備下さった美味しい昼食をお腹いっぱいいただき、午後はアスレチックや広い広い芝生で思い切りあそぶこともできました。学園の皆さま、温かくお迎えくださり、またいろいろとご準備くださり、心から感謝申し上げます。

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お母さんと一緒に

2011-11-09 20:54:33 | Weblog

毎学期毎に保護者の皆さまに幼稚園にお出でいただき、子どもたちと一緒に過ごしながら、園でのお子さまの様子をご覧いただく保育参観が行われました。今日はお天気も上々、普段はバス通園の子も、穏やかな陽の光を受けながらお母さんと一緒に登園してきました。正門に着くまでお母さんとずっと手をつないでいる子、先に走っては振り向きお母さんが追いつくとまた走り出す子etc・・・登園スタイルは様々ですが、お母さんと一緒の登園はみんな嬉しそうです。お母さんたちのとってもお子さまと一緒にお話をしながらの登園は、この時期でなければ出来ないかけがえのない貴重な時間ですね。登園の時だけではなく、子どもたちは終始嬉しそうにニコニコ笑顔でしたね。お祈りや聖歌を歌うお声も、いつもより元気良く、その時の表情もなぜか誇らしげに見受けられましたよ。担任の先生が準備してくれたプログラムは、つぼみ組さんは木の枝に見たてたお友だちとお母さんの腕と頭に帽子をかぶせ、お山の紅葉を作ってあそぶゲーム。はな組さんは数を絵で表した絵サイコロを作ってのすごろく遊び。そしてとり組さんは、季節の絵が描かれたカードをめくって同じ絵を当てる絵合わせゲームでした。それにしても子どもたちの記憶力にはあらためて驚かされましたね。

また、保育参観終了後遊戯室に場所を移し、サンドウィッチをいただきながら、先に行われた「バザー反省会とご苦労様会」が行われました。反省会というと硬い響きがしますが、慰労と感謝の意味に加え、バザーを今後もさらにより良いものにして行くための振り返りの会というところでしょうか。実際にバザーを行ってそれぞれに気づいたり感じた事、困ったり大変だった事、また良かったと思った事などが、各担当グループ毎にとてもよくまとめられ報告されていました。来年のバザーに生かして行けたらと思います。今回お手伝いくださったお母さんたちからお出しいただいたアンケートの集計が配布されていました。拝見すると、「満足度を教えてください」の項目の平均は、なんと満足度91パーセントでした!大変なこと、ご苦労もたくさんおありだったことでしょう。それでもバザーの終了後そのように感じてくださっていると知り、とても嬉しく、ありがたく、また勇気づけられる思いがいたしました。PTA会長さん、役員の方々、各担当のリーダーの方々、そしてお手伝い下さった皆さま、本当にありがとうございました。

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なかよしとり組さん

2011-11-02 16:51:56 | Weblog

絶好の好天に恵まれ、今日はとり組さんと先生たちで「お別れ遠足」に行ってきました。卒園まではまだ間があるのですが、例年この時期に、笠間の窯元をお訪ねしてお皿の絵付けをしたり、公園であそんだり、とり組さんと先生たちだけの時間を過ごしています。子どもたちは、とり組さんだけでの今日の遠足を楽しみに待っていたようで、登園するなり「きょうはとりぐみさんだけだよね!」とハイテンションでした。幼稚園にはとり組さんだけ(お預り保育の子も数人いましたが)のはずなのに、とっても賑やかで、たくさんの子どもたちがいるような気がしましたよ。園バスに乗って奥田製陶さんに到着すると、さっそくお皿の絵付けです。お店のお姉さんのお話をよく聞いてから描き始めました。何を描こうか前もって考えていたので、あまり迷うことなく描いていたようですね。事前に考えていても、実際に書く時になって迷ったり、まったく違う絵を描く子が例年いるものですが、今年はみんな考えていた通りの絵のようでした。どの絵も個性的で、どんなお皿に焼きあがるのか楽しみです。工房にお邪魔して陶芸家のおにいさんがろくろを回してお仕事をしている様子や、登り窯(地震で壊れて修復中)を見学させていただいた後は、笠間運動公園に移動し、たくさんのアスレチックであそんだり、丸くなってお友だちや先生のお顔を見ながらお弁当を食べたりして過ごしました。とても楽しかったね。幼稚園に戻って、お帰りのご挨拶の時には、丸くなってみんなで手をつなぎました。みんなで一緒の生活もあと4ヶ月余り。これまでもとても仲良しとり組さんでしたが、今日の遠足でこれまでよりももっと仲良しさんになって過ごすことができたらと思います。

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入園説明会

10月17日(水)・29日(月)10時30分~11時30分(どちらも同内容です) お母さま方とご一緒にお子さまを育みたいと願っている当園で、どのような教育をめざし、実施しているかなど、詳しくご説明申し上げるために、入園説明会を行います。お子さまもご一緒にお気軽にご参加下さい。来春から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、幼稚園のシステムにとても大きな変化があります。それについてのご説明もさせていただく予定です。 *どのようなことでも、お気軽にお問合せ下さい。 *当日は園庭にお車をお停め下さい。