下館幼稚園のブログ

下館幼稚園での子どもたちの様子などについて先生たちが綴ります

はじめてのおべんとう

2012-04-23 19:25:34 | Weblog

いよいよ今日はつぼみ組さんの初めてのお弁当の日、保育時間も大きなお友だちと同じ午後2時までとなりました。バスを降りて玄関に入ってきた子がいつもより重そうなリュックを下すなり、「おべんとうがはいってる」とうれしそうです。他の子も「ウインナーがはいってる」「トーマスのおべんとうだよ」「トトロなの」といろいろと教えてくれました。今日は最初なので、一緒に食べるのはちょっと遠慮して、でも「どうかなあー」とお弁当の時間が近づいた頃ちょっとのぞいてみましたよ。お弁当初日、お弁当を食べるまでの道のりはとても長かったですね。トイレに行って、手を洗って、うがいをして、カバンをもって椅子に座って、カバンからお弁当の入った袋を出して、お弁当を袋から出して(袋をかばんにしまって)etc…みんなできたかな…はいこれで準備ができました。先生たちも少しお手伝いをしたけど、いただきますの準備、みんな自分でとてもよくできましたね。おまちどおさま。では(これも初めてだね)神さまに食前のお祈りをしていただきます。みんなで声を合わせて「てんのおとうさま、いまここにいただくおしょくじをかんしゃします、アーメン。いただきます」。

さあ、いよいよ「はじめてのお弁当」オープン!うわー!みんなのお弁当、とっても美味しそうですね。ちゃんと食べられるかどうか心配をしていたお母さんもおられたようでしたが、みんな驚くほどよく食べていましたよ。初めてのお弁当作り、お疲れさまでした。持ち帰ったお弁当の蓋を開けてきっと安心なさったことでしょう。毎日、お家の方の手作りのお弁当を食べることができる子どもたちは本当に幸せだと思います。お子様への愛がいっぱい詰まった、子どもたちにとって世界で一つだけの宝物を、どうぞ毎日お子さまにプレゼントしてあげて下さいね。

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また来週 !Ⅱ

2012-04-20 20:05:51 | Weblog

新入園児たちにとってお家の方々と離れて過ごした第2週目が終わりました。土曜と日曜の2日間、お母さんと一緒に過ごした後なので、月曜日はどんなに泣くことだろうと思いきや、意外や意外、別れ際のほんの一時を過ぎると、涙も乾いて笑顔で遊び始めました。そしてその次の日もそのまた次の日も、お母さんを泣きながら呼ぶ声が園庭に響くこともなく一週間が過ぎました。

これまでの、お母さんと一緒の生活から、園での生活へのとても大きな変化を受け入れ、そこでの楽しみを見出す過程は、一人ひとりみな違います。お母さんを慕って泣いていた子が、泣かないで朝登園することができるようになった日、担任の先生に「○○がなくと、ほかのおともだちがないちゃうから○○なかない!」と頑張っている思いをお話ししてくれました。バス登園の新入園児が、バスに乗りながら先生に、「○○ちゃんどうしてるかな」と泣いていた子を気遣ってくれていたことも聞きました。お片付けになると、とり組とはな組のお兄さんお姉さんたちは、なかなか園舎に戻って来ない小さなお友だちの手を引いて戻ってきてくれました。新しいお友だちが園での生活に慣れるために、みんながたくさんお手伝いをしてくれましたね。みんなどうもありがとう。

お家の人とは一緒に居ることはできないけれど、幼稚園は安心して過ごすことができる場所で、楽しいこともいろいろあることを少しずつ分かってもらえてきているように思います。また、そのために先生たちも様々な工夫を凝らして保育に当たってくれています。今日のつぼみ組さんたちは手作りの双眼鏡を首からぶら下げて、担任が用意してみんなに見せた写真の場所がどこにあるかの探検に出かけました。探すものはさまざま、園長の写真もあったようですね。職員室にいた私もみんなに発見されてしまいました。みんなよく見つけたね。施設についてやトイレについてのお約束も、このゲームの流れの中で、楽しく覚えることができたようですね。

新入園児の午前保育も今日でおしまい。来週からは2時までの保育と…そうです、お弁当も始まりますね。楽しみだね。園長先生もみんなと一緒のお昼ごはん、今からとっても楽しみです。みんなまた来週ね!

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また来週。まってるよ!

2012-04-13 18:28:42 | Weblog

さわやかな春風に心地よさそうに揺れる満開の桜の下、園児たちは楽しそうな歓声を上げながら元気に園庭を駆け回っていました。新入園児たちにとってお母さんから離れて初めて一人で過ごした週(3日間でしたが)が終わりました。新入園児たちの幼稚園での様子はそれぞれさまざまですが、思っていたよりも泣く子も少なく、泣いている時間も短いというのが正直なところです。1日目は雨模様のため、室内で過ごしましたが、昨日と今日は本当に気持ちの良い春の日差しの中で、お外で思い思いのあそびを楽しむことができました。とはいえ、これまで一時も離れることのなかったお母さんと離れての生活は不安なはず、涙を見せていない子も、その心の中をのぞいて見ると、きっといろいろな葛藤があることでしょう。泣いている子の手をつないで、園庭をお散歩している先生たちの姿はこの時期の風物詩でもありますね。「おかあさんがいい!」と泣いている子の泣き声と泣き顔にこちらもとても切ない気持ちになりますが、泣きながらもしっかりと先生たちの手を握っている様子に、涙くんとのお別れもそう遠くない予感がします。この時期の心の葛藤は子どもたちの成長にとってなくてはならないもの、単に気を逸らすのではなく、保育者がその不安な気持ちや悲しい気持ちに寄り添い受けとめてあげる中で、これまでとは違う、新しい生活の場所と仲間と楽しみを見出してゆけることを大切にしたいですね。お母さんたちは、みんなにとって本当に安心できる存在だったことをあらためて思わされます。お迎えにきてくれたそんなお母さんたちに見守られて、園庭で安心してあそぶ子どもたちの様子もまた見ていて嬉しいものですね。みんなまた来週。まってるよ!

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ようこそ下館幼稚園へ

2012-04-10 20:53:01 | Weblog

春の日差しとほぼ満開の桜に迎られて、新入園児たちがお父さんやお母さんたちと一緒に登園してきました。今日は入園式、小さなお友だちが今日から下館幼稚園の仲間に加わってくれました。みんな、入園おめでとう!幼稚園のお兄さんお姉さんたちも先生たちも、みんなが来てくれるのを楽しみに待っていましたよ。保護者の皆さま、お子さまのご入園の日を迎えられましたことに心よりお慶び申し上げます。また、この幼稚園をお選びくださり、大切なお子さまの成長を私どもに託してくださいましたことに、心より感謝申し上げます。皆さまからお子さまをお委ねいただき、また子どもたちに寄り添い共に過ごしながらその成長を支えてゆくようにとの神からの委託を受けたことを、今あらためて深く思います。安心して過ごしてきた存在から離れて生活する幼稚園で、誰と出会いどのように過ごしたか、それが心から愛され受け入れられていると感じられる時間であったかが、その後の生涯に影響を及ぼすものであることを思うと、その責任の大きさに身がすくむような思いがいたします。

入園式の最後、とり組さんたちがプレゼントのメダルを新入園児の首にかけてあげてから、一緒に手をつないでそれぞれのクラスに連れていってあげました。お母さんから離れる不安に泣き出すこともなく、自然にお兄さんお姉さんたちに手を引かれて部屋から出ていったのには、少なからず驚きました。きっと在園児たちの、小さなお友だちを思う優しい気持ちが、まっすぐに伝わったからなのでしょうね。これからみんなで一緒に楽しく過ごし、たくさんの様々な体験をして、神さまにお祈りをしながら、子どもたち一人ひとりの心も体も大きく豊かに成長していってほしいと思います。ご家庭の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、ご一緒に子どもたちの成長を支えて行きたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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入園説明会

10月17日(水)・29日(月)10時30分~11時30分(どちらも同内容です) お母さま方とご一緒にお子さまを育みたいと願っている当園で、どのような教育をめざし、実施しているかなど、詳しくご説明申し上げるために、入園説明会を行います。お子さまもご一緒にお気軽にご参加下さい。来春から「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、幼稚園のシステムにとても大きな変化があります。それについてのご説明もさせていただく予定です。 *どのようなことでも、お気軽にお問合せ下さい。 *当日は園庭にお車をお停め下さい。