今日は、とり組さんと先生たちでお別れ遠足に行ってきました。普段あまり早く来ない子が「○○ちゃんどうしたの?」という程早く登園してきてビックリ。余程楽しみにしていたのでしょうね。とり組さんが1台の園バスに乗って出発、バス通園でないお友だちは、園バスに乗れて嬉しそうでした。笠間焼で有名な笠間まで約40分のバスの旅、とり組さんと担任の先生たちだけでの楽しい時間を過ごしたことでしょう。バスの中で、自発的に聖劇ごっこが始まったかな?などと思いながら、他の先生たちとバスの後ろからついて行きました。毎年お世話になっている奥田製陶さんに到着すると、社長さんの説明をお聞きして、いよいよ絵付けです。前からこれを書こうと思っていた絵を、或いはその時のインスピレーションによって、それぞれのお皿に思い思いに描いて行きました。みんなのお皿が焼き上がるとどんなになるんだろうね。とっても楽しみだね。
絵付けが終了すると、今度は工房内の見学です。まず、ろくろが置いてある作業場。なんと、社長さんが直々にろくろを挽いて実演をして下さいました。最初はご飯茶碗、次に湯飲み、残った土で最後は徳利が出来上がり、食い入るように見つめていた子どもから、その匠の技に自然に拍手が沸き起こりました。さすがです。続いて、大きな登り窯の所に案内していただき、焼物ができる仕組みを分かり易くお話して下さいました。みんなもたくさん質問できたね。
奥田製陶さんにお礼とお別れを言った後は、笠間の運動公園に移動。雲ひとつない秋晴れのもとで楽しく体を動かしました。そろそろお昼ご飯の時間です。みんなの顔が見えるように丸く座り、感謝のお祈りをして、いただきまーす。お外でみんなで食べるお弁当、嬉しくて美味しいね。とり組さんだけでお出かけをして、外でお弁当を食べるのもこれが最後かな。まさに、お別れ遠足だね。今日のお友だちのお顔とお弁当の味、そしてみんなで過ごした秋の一日のページが、それぞれの心の思い出のアルバムに加えられたら嬉しく思います。