テレビで、南太平洋の島々に中国人の旅行客が増えているという。香港からフィージーへの直行便ができている。一昔前は日本人の旅行客が多かった。バスにのって島内を観光する。昔は日本の中古バスだったが、今は中国製の新型でエアコン付きのバスが増えている。客はお気に入りのバスが来るまで待っている。フィージーは2006年に軍事クーデターが起き、中国が支援している。道路や港、ビルなどのインフラが整備され、ボーキサイト資源を確保して中国に輸出している。ほかの南太平洋の国々も同様の状況だ。南太平洋は中国と南米が交易するルートであるので、中国が進出しているという。日本も尖閣諸島に気を取られているうちに中国に南太平洋を取られそうだ。米国がアジア太平洋重視に転じて中国と摩擦が起きそうだ。日本も世界戦略が必要だろう。
テレビで、世界の高い建築物を見た。世界一はドバイのブルジュハリーファで高さは828m。三角錐のようにそびえている。ホテルや、マンション、オフィスが入っているビルだ。高さ457mの展望台はガラスに隙間があり、砂漠の風が吹きこんできて怖い。アメリカの保険会社の社員が高層マンションに住んでいる。ビルにはプールがあり、景色がいいので毎日休暇のようだという。家賃は650万円だという。建設に6年かかり、13000人のインドやバングラデシュの労働者が建築作業をした。
中国の上海環球金融センターは日本のビル会社が作った。ビルの上部にせん抜きのような四角い空間があり、高さ474mの世界一高い展望台を持つ。中国の広州や台湾の台北にも高い塔がある。
中国の上海環球金融センターは日本のビル会社が作った。ビルの上部にせん抜きのような四角い空間があり、高さ474mの世界一高い展望台を持つ。中国の広州や台湾の台北にも高い塔がある。
テレビで、漫才師の次長課長の河本氏が仕事がなく収入がない時代に母が生活保護を申請し受給していたという。今は流行って高収入になったので相談して一部返金したいという。200万人以上の受給者がいて東京で夫婦子供ひとりで16万円だという。東京の家賃は2DKで14万円ぐらいだから十分とは言えないが、最近の低賃金にくらべるといいかもしれない。200万人以上に毎月10数万円も支給していては予算がなくなる。国が奨学金のように生活費を貸す仕組みにして、将来収入が増えたときに返金するのがいいかもしれない。返せないで死んでしまう人もいるだろうが保険のような仕組みがいるだろう。
民主党の政府も自民党のように親せきや家族で生活を支えあってほしいというが、相続争いや個人主義の時代で家族のきずなが弱くなってるので生活の世話をしてくれる親せきは少ないだろう。
民主党の政府も自民党のように親せきや家族で生活を支えあってほしいというが、相続争いや個人主義の時代で家族のきずなが弱くなってるので生活の世話をしてくれる親せきは少ないだろう。
横浜にパイプオルガンの演奏会を聴きに行った。みなとみらいのコンサートホールにルーシーというアメリカ製のパイプオルガンがある。明るくあざやかなアメリカらしい音色だ。パイプオルガンというとバッハの神の響きを聴く感じだが、今回はタンゴのような明るく楽しい音楽もあった。カルメンファンタジーという有名なメロディも聴けた。司会者も演奏者も壇上に出て聴衆に話すので気楽な感じで楽しめる。海のすぐそばなのでいつ大地震が起きて大津波がくるかと心配しながら聴かないといけない。コンサートの後にビルの外に出て、港を眺めて5月のさわやかな風を感じる。いつの日かこの景色が大津波で消えてしまうかと思うと感慨深く眺めることになる。
テレビで、昨年エジプトで民衆が集まり盛り上がったアラブの民主化運動はその後民主派の代表がいなくて混迷しているという。議会ではモスリム同胞団というイスラム教の団体が多数を占めている。一方世俗派で旧ムバラク政権でデモ隊を弾圧した人が大統領選挙の有力候補になっている。治安が良くないので観光客がこず、重要産業の観光収入が減り困っているという。イスラム教の土地柄で民主主義を求める西欧的市民が少ないのだろう。デモをした若者が困っているようだ。