MA社会研究所情報

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日本、中国、韓国の伝統的住居。中国は石壁で防御的、韓国は男女別、日本は開放的広間に。

2012-05-20 18:06:58 | Weblog
放送大学で日本、中国、韓国の伝統的な住居を見た。
中国は四合院という建て方で、石で壁を作り、入口の部屋の左右に寝室がある構成を基本として、これを前後左右に中庭を囲むように4軒作っている。大きくなるとこれをさらに増やしていく。通路は幅2mぐらいで狭く、十字路はなくT字路になっていて迷路のようにして敵の侵入を防いでいる。見張り台もある。要塞も作り防御を固めた集落になっている。
韓国では儒教道徳によって、男性と女性の住む区画が区別されている。男性は入口のそばの応接室のような板の間に住んでいる。女性は男性が入れない中庭のある奥の区画に住んでいる。お寺のような住居になっている。
日本は開放的でふすまを外すと広間になる。靴を脱いで部屋に入る。木造の家になっている。
3国は似ているようで違う生活文化を持っていたが、現代ではどの国でも団地やマンションに住んで西欧風の近代的な生活になっているようだ。