放送大学で、官民の人的資源論を見た。報酬制度につぃての話で、1990年ごろまでは役所や、会社の給与制度は年功序列で、年をとると給料が上がる仕組みだった。終身雇用で若い時は給料が少なくても、労働組合が強くてめったに解雇になる恐れがなく、年をとると給料が増えたので、子供を産んだり住宅ローンを組んだりして将来がみえて人生設計が安心してできた。1990年ごろから労働者の国ソ連が崩壊して労働組合も弱くなり、経営側が会社への貢献度や仕事の成果に応じて給料を支払う、成果主義を導入してきた。社内は同僚との競争の戦場になり、転職や首切りも増えて、経済的に不安定で結婚や、子育て、住宅購入などの将来計画ができない。出世競争で給料格差ができた。正社員と非正規社員との格差ができた。社内は足の引っ張り合いや、非協力の空気になった。現在はチームワークや協力的かも評価対象にして社内の空気を良くしようとしているという。
若いころは年功序列で抑え込まれ、給料も低く、年をとって疲れたころに成果主義になり、給料が低いままだった。踏んだり蹴ったりの会社生活になった世代もある。
若いころは年功序列で抑え込まれ、給料も低く、年をとって疲れたころに成果主義になり、給料が低いままだった。踏んだり蹴ったりの会社生活になった世代もある。