MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

放射性物質の除去。土の表土を取り去るか、裏返して地下に押し込める。肥料をまき、菜の花を植える。

2011-04-28 01:03:10 | Weblog
テレビで放射性物質で汚染された土地を耕作可能にする方法を話していた。日本では20ミリシーベルト以上の土地から避難し、作付け制限しているが、ソ連のチェルノブイリ原発事故では15万平方キロメートルという本州の半分ほどの広さが汚染地区になっている。日本の村の牧畜や野菜つくりの生活ができるようにしながら放射能に汚染された土を除去しなければならない。表土を取り除く方法と、表土を地下に埋め込んでしまう方法がある。化学肥料で放射能を減らす方法もある。菜の花を栽培する方法もありチェルノブイリで実験済みだという。いろいろな方法があるようだ。

東京の放射線量は一年で1.5ミリシーベルト。危険か大丈夫か。セシウムは3か月で半分排出。

2011-04-28 00:47:19 | Weblog
テレビで、東京の放射線の累積量が一年で1.5ミリシーベルトになるという。昨日は0.07マイクロシーベルトだった。自然界にある放射線と変わらない。世界平均は2.4ミリシーベルトだという。福島原発では20ミリシーベルトを超えた地区を避難させた。一生で100ミリシーベルトを超えないようにしなければならない。放射性ヨウ素は8日で半減し、セシウムは半減期が30年で長いが、体内に入っても3か月で半分排出され、3年で99%排出されるという。昆布やわかめを食べて甲状腺をヨウ素でうめて放射性ヨウ素がはいらないようにできるが、食べ過ぎると甲状腺がおかしくなるという。放射線でDNAが傷つき、10~100万回に1回ぐらいコピーミスをしてガンの元になるという。

放射線は普通は年間1ミリシーベルトまで、20ミリシーベルトで避難。7000ミリシーベルトで死ぬ。

2011-04-26 15:30:01 | Weblog
放射線はどれくらい浴びても大丈夫なのか。新聞記事では、普通の人は年間1mmシーベルトと決まっている。原発事故の場合では20~100mmシーベルトで避難する。日本では20mmシーベルトにした。作業員は250mmシーベルトまで。1000mmシーベルトで10%の人が吐き気を感じる。3000mmシーベルトで毛が抜ける。4000mmシーベルトで50%の人が死ぬ。7000mmシーベルトで全員死ぬという。

ヨーロッパ史。キリスト教修道院は中世の祈りと労働の日々から、世界に向かう托鉢修道会、宗教改革へ。

2011-04-26 14:50:57 | Weblog
放送大学でキリスト教の修道院の話を聴いた。12世紀になるとキリスト教は堕落してきた。華美な装飾をするクリニュー修道会に対してシトー会は質素に生活して、孤独、禁欲、沈黙の修行を行うために荒地に行き、祈りと労働を行った。シトー会はフランス、ドイツ、スペイン、イギリス、イタリアに拡大し、12世紀中に350個の分院ができた。12世紀のノワールウック修道院は畑と森に囲まれた環境で中庭があり、回廊がめぐらされていた。農産物を都市で販売した。キリスト教は貨幣経済を認めず、貪欲さは悪徳であるとし、もうけた人々は良心の呵責に苦しんでいた。清貧が求められた。ワルドー派や善悪の対立を説くカタリ派というキリスト教の異端派がでてきた。教会建築様式は簡素なロマネスクから豪壮なゴシックになった。フランスのアミアン大聖堂は豪壮な尖塔を持ち、内部は華麗な光のステンドグラスに囲まれて、神の家を実現し救済のシンボルになった。ケルンの大聖堂は13世紀から工事が始まり19世紀後半に完成した。土地も財産も持たず、喜捨で修行する托鉢修道会ができた。ドミニコ会やカルメル会、フランシスコ会ができた。祈りと労働の中世の修道院から変化してきた。ドミニコ会は学識者が多く、パリ大学を作った。ペスト、飢饉、百年戦争で荒れた時代だった。フランス王に教皇が負けて、南仏のアビニオンで捕囚になった。1453年にオスマントルコ帝国にビザンツが滅ぼされた。神父は腐敗、堕落して、免罪符を売って教会の改築をしようとした。ルターは免罪符を批判して宗教改革が始まった。

国際政治。国王と市民の対立。民主化の波は世界に広がる。世論の影響は。

2011-04-25 21:40:54 | Weblog
放送大学で国際政治の話を聴いた。国王が支配する国家と市民社会は対立するものだという考えがある。カントは王ではなく一般市民が政治を行うとして共和制を唱えた。経済的にもアダムスミスが自由貿易を唱えた。大英帝国のように軍事的に植民地を支配するのではなく、小英国主義で経済取引だけでいいとするマンチェスターリベラリズムもあった。ジョンスチュアートミルは民主政治で安定し、経済取引で国家からはなれると述べた。国家ナショナリズムと市民社会は対立しない。国民国家は共同体であるが、市民は国家がなくても生きていく。世界市民になる。市民の自由主義は国家を超えて、フランス革命やナポレオン戦争、社会主義運動が起きた。民主化の波は世界に広まった。
世論と外交の関係では、外交は国民に知らせず秘密に行うが、世論を無視するのもいけない。世論の言うとおりの世論原理主義もいけない。分析レベルをどこにおくがが大事である。