テレビで日本のエネルギーの話を聴いた。事故があると放射能が出て、危険な原子力発電に代わるエネルギーはないか。風力発電はヨ-ロッパは程よい風が吹くのでいいが、日本は弱い風か台風の風で強すぎて使いにくい。音もうるさい。太陽光発電は1m四方の板で10kwぐらい電力ができる。3~4軒の住宅の電気になるが夜は発電できない。蓄電池は90万円ぐらいで高い。木屑やごみを燃料にするバイオマス発電はがれきを利用できていいが、効率は低い。においが出る。原子力発電は1kw5円ぐらい、太陽光は49円、風力は10円ぐらいだという。地熱発電は8~22円で安定しているが、温泉が出なくなったりする。現状は火力が62%、原子力が30%ぐらい。原子力が利用できなくなると節電が必要な時代だという。
テレビで「さかのぼり日本史」を見た。戦後の吉田茂首相時代の話で、1951年に対日講和会議があり、日米安全保障条約が結ばれ戦後の日本の仕組みができた。吉田首相はイギリス派で外交官だった。連合軍総司令部GHQの施策を実行し日本国憲法を作った。朝鮮戦争の時代で、米国は反共産主義の陣営に日本を入れ軍事化を進めたかったが、吉田は軽い軍備で経済成長する国家をめざしたという。