MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

国際政治。国王と市民の対立。民主化の波は世界に広がる。世論の影響は。

2011-04-25 21:40:54 | Weblog
放送大学で国際政治の話を聴いた。国王が支配する国家と市民社会は対立するものだという考えがある。カントは王ではなく一般市民が政治を行うとして共和制を唱えた。経済的にもアダムスミスが自由貿易を唱えた。大英帝国のように軍事的に植民地を支配するのではなく、小英国主義で経済取引だけでいいとするマンチェスターリベラリズムもあった。ジョンスチュアートミルは民主政治で安定し、経済取引で国家からはなれると述べた。国家ナショナリズムと市民社会は対立しない。国民国家は共同体であるが、市民は国家がなくても生きていく。世界市民になる。市民の自由主義は国家を超えて、フランス革命やナポレオン戦争、社会主義運動が起きた。民主化の波は世界に広まった。
世論と外交の関係では、外交は国民に知らせず秘密に行うが、世論を無視するのもいけない。世論の言うとおりの世論原理主義もいけない。分析レベルをどこにおくがが大事である。

フランス革命で王妃アントワネットと、市民革命軍のナポレオンを描いた画家。

2011-04-25 21:29:22 | Weblog
テレビで、フランス革命の時代に生きた画家の話を見た。フランス王妃マリーアントワネットを描いた女流画家ヴィジェと、革命市民軍側の英雄ナポレオンを描いたダビッドの話だった。ヴィジェはアントワネットに好まれ美しい王妃の姿を描いた。ダビットは革命をリードし、アルプスを越えるナポレオンの騎馬像や戴冠式の絵を描いた。ギロチン台に向かうアントワネットも描いている。歴史に残る作品だと感じる。

世界遺産の旅。フランスのベルサイユ宮殿、イギリスのウエストミンスター寺院、国会議事堂。

2011-04-25 21:06:59 | Weblog
テレビで、世界遺産の旅を見た。オーストリアの王女マリーアントワネットはライバル国のフランスのルイ16世と政略結婚しベルサイユ宮殿で暮らし、田舎の村を再現して楽しんだ。文化を伝えたり、フランスの情報を得ることも目的だった。イギリスのウエストミンスター修道院は1065年に建設された。ヘンリー三世が改築して天井まで31mもある大きく立派な建物になった。代々の英国王の墓もある。科学者ニュートンや文学者シェークスピアの墓もある。4月29日にはウイリアム王子が結婚式を挙げる。国王の宮殿が今は国会議事堂になっていて大きな時計台ビックベンがある。ビクトリア女王の時代に世界を支配した大英帝国の巨大さを示す建物だ。久しぶりに英国の中心部を見て懐かしかった。