福島第一原子力発電所の事故で放射能が出て、空や大地や海に広がり世界中が心配している。原子力発電は世界のエネルギーの多くの部分を支えているので停電で交通、工場、家庭などの社会の機能が麻痺し影響が大きい。原子力発電政策を進めてきた自民党政権の責任も大きい。民主党政権のときに事故が起きたので民主党の責任のように見えてるが、歴史的過程を見なければいけない。経済政策も前の政権が財政赤字を溜め込んだので自民党の責任で民主党の責任ではない。今のテレビ画面を見て民主党に責任があるように思ってしまうのはマスコミのイメージ操作に乗ることになるだろう。
テレビで、東電が原発事故で退避した世帯に損害賠償金を仮払いするという。一世帯100万円で原発から30km以内の避難した世帯5万軒20万人に支払う。保険で1200億円出せるが、今後も支払いが続くので合計で10兆円を超える額になる。財源をどうするか政府も考えている。
テレビで、停電に備えてリチウム蓄電池が売り出されているという。3時間の充電で小型は5時間、大型は6.5時間もつ電源になる。価格は小型が87万円、大型が189万円だという。リースやレンタルにすればもっと安く使えるだろう。
テレビで、アメリカが原発事故で退避させた大使館員などを日本に戻しているという。原発に水がかけられて冷却が進み安定してきたからだという。しかし原発から80km圏内には立ち入らないように指示している。日本政府は20km圏内を避難させている。どこまで安全かの目安になる。
テレビで東京ディズニーランドが再開したという。行列して入場を待っている。営業時間を短縮し午前8時から午後6時までで、節電して夜のイルミネーションのパレードや花火は楽しめない。アトラクションも休止しているものが多い。秋葉原の歩行者天国も明日から再開されるという。自粛ムードを変えて消費して景気を良くしないといけない。