MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

東京都知事に石原氏が再当選。東京の大地震や大津波などへの防災対策が急務。

2011-04-10 23:35:34 | Weblog
テレビで東京都の知事に現職の石原氏が再選されたという。高齢だが強力なリーダーとして期待されている。電力不足に対してパチンコ屋の広告のネオンや自動販売機を止めれば1000万kw節電できるという。いつ大地震と大津波が首都東京を襲うかわからない情勢だから、はやく対策をしないといけないだろう。住宅の耐震性を高めるという。弱い建物は壊されそうで困る。議論となっている築地市場の移転はやりそうだ。オリンピックの誘致もしそうである。都民にそんな元気があるだろうか。

西欧文化、古代から中世へ。ローマ的な文化、ゲルマン文化、オリエントの混合文化。

2011-04-10 23:16:55 | Weblog
放送大学で西欧の古代から中世の話を聴いた。西欧文化はローマ的なラテン語、キリスト教、パンとワインの文化と、ゲルマン的な馬にのり、肉を食べビールを飲む文化、オリエントの装飾品の文化がまざっているという。クロービスが現在のフランスの領土にフランク王国を作り、ローマカソリックの洗礼を受けた。カール大帝が768年に即位して半世紀統治した。イタリア中部からスペイン北部まで領土が広がった。フランク王国が教会の人事権を握っていた。王は領土を巡行して支配した。王の泊まるとりでは長さ16m、幅23mぐらいで石の城壁で囲まれた城だった。宴会などを行った。農家は8平方メートルぐらいの小屋だった。4世紀にキリスト教が広まったという。西欧文化の歴史がわかってくる。

格差社会と新自由主義。市場万能の宗教だった。市場競争で自殺者が増えた。

2011-04-10 18:48:47 | Weblog
放送大学の講義を聴いた。格差社会と新自由主義の話で、1989年にドイツのベルリンの壁が壊されて、資本主義と共産主義の対立した冷戦構造が変わった。1991年にはソ連が分解した。18世紀~19世紀は自由主義の資本主義の時代だったが、19世紀末に共産主義が拡大し対立した。冷戦終結の後に新自由主義が出現した。市場万能主義の宗教のようだった。自由市場で物質的な幸福を追求し、脱集権化して効率を重視した。1960年代の大きな福祉国家主義から、小さな政府と民営化が求められた。英国のサッチャー首相は石炭産業を合理化して炭鉱労働者と戦い、公共住宅を民営化し、米国のレーガン大統領が減税して新自由主義の経済政策を進めた。ガバメントからガバナンスへというスローガンで、中央集権より分権化、階層ヒエラルキーよりネットワーク、命令よりコンセンサス合意が重視され、公私を区別せず、官僚制より市民的、自生的なNGO,NPOが脚光を浴びるようになった。アカウンタビリティー説明責任が問われ、民主的な選挙による正統性や自己責任が求められた。失敗した人々は社会から排除されてしまう。自殺者が増えた。競争で家族や社員がばらばらになったので、最近は協力、共生が求められている。