MA社会研究所情報

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家族心理学。家族関係が心身に影響する。短期療法は行動を普通にする。

2009-06-27 00:59:02 | Weblog
放送大学で家族心理学の話を聴いた。
親子関係が未分化だと、母が不安だと子供も不安になる。子が不安だと母が不安になる。日本では父は仕事ばかりに関心があり、母は子供を夫代わりに世話している。合同家族面接で問題を再現してもらう。座席の位置も大事だ。親から相反する指示が来ると頭が混乱して統合失調症になる。
精神分析は時間がかかるが、短期療法は具体的で行動レベルの小さな変化を起こして治療する。登校して席に座ったとか、話したとか、行動を普通にする。逆説的にけんかしている双方に、もっとけんかしろという。例外的に不登校の子が学校にきたらよかったと考える。

マイケルジャクソンが亡くなった。現代アメリカ文化のシンボルで、日本の若者文化に影響を与えた。

2009-06-27 00:32:59 | Weblog
アメリカの有名なダンス歌手マイケルジャクソンが亡くなった。激しい体操のような動きをしながら歌い、集団ダンスの迫力に驚かされた。マイケルジャクソンの動きは早く、激しく短いリズムで若い怒りをぶちまけているような感じだった。ムーンウォークという前に進んでいるようだが後ろに動いていく不思議な動きもして人気があった。
白人になりたかったのか、白い肌を移植して整形手術をした。手術がうまくいかないで病気になったという。ネバーランドという千代田区ほどの広さの娯楽公園を作り楽しんでいた。有名人になるとマスコミの追跡も多くゴシップが流されて生きるのが大変になる。子どもを虐待したというので問題になったりした。
マイケルジャクソンの影響で日本の若者がマイケルのまねをした黒人風のファッションやダンスや動作をするようになり、ヨーロッパの白人文化を真似てきた親の世代と文化ギャップができた。日本文化が変わってしまった。

教育の社会史。女子教育。よい結婚するために学歴つけた。良妻賢母教育。はかまは男の着物だった。

2009-06-26 01:38:13 | Weblog
放送大学の教育の社会史の講義を聴いた。
明治時代になり女子教育も進められた。箱入り娘だった10代女性が家から出て学校に通った。新タイプの女性を生み出した。それまで男性は中卒で農業や、実業学校に入ったが、女性は教育を受ける機会はなかった。
男の学歴は国家、社会を担うためで、社会的地位の形成の手段だった。19世紀末に学歴社会ができた。官僚、技術者、教員、会社員が養成された。
帝国大学を頂点とする学歴社会ができた。女子の高等女学校は良妻賢母の養育が目標で、女性の学歴はよい家に嫁ぎ、結婚をするための条件だった。
1910年代に職業婦人ができた。工場労働者ではなく、事務員や教員になった。
医師、薬剤士などの専門職になれた。
服装は明治時代に洋風化された。洋風の机と椅子の生活で和服は不便だった。
学校は軍隊式の詰襟服を制服にした。女学生ははかま姿だった。はかまは男のはくものだったので女性用に改良された。ベルツは和服が女性の成長を抑えているとして、細帯にして筒袖にし、はかまにした。女性が活動的になり、家事もせず生意気でおてんばになり、勉強ばかりで女らしいやさしさに欠けると批判された。

授業研究。メディアの活用。パソコン、インターネット、ビデオ、テレビ会議で学習共同体ができる

2009-06-26 01:23:13 | Weblog
放送大学の授業研究の話を聴いた。
パソコンやインターネットが普及して、授業にも取り入れられるようになった。
双方向性のあるインタラクティブな授業ができ、生徒の理解状態がフィーードバックされ、モニターできる。ビデオ授業で可視化してわかる。へたな演奏も編曲ソフトできれいになる。下手な絵もお絵かきソフトできれいになる。
多種多様な情報にアクセスできる。ほかの学校と対話が可能になる。相互作用がおき、新知識が構築される。授業でペアになって一方が説明して他方にモンスターを描かせたりする。テレビ会議はほかの地域の人と同じタイミングで話し合える。一斉授業と同じになる。コミュニティーが世界中に広がる。電子共同体ができる。ログが残り、情報が可視化し、共有化される。議論の土台ができる。学習共同体ができる。

企業買収M&Aが流行っている。ソニーやブリジストンも。

2009-06-24 02:03:24 | Weblog
放送大学でグローバル企業経営について話していた。
資本主義の企業の拡大方法として、一から起業して企業を成長させるのではなく、手っ取り早くすでに業績をあげている企業を買収するM&Aという経営手法が流行っている。
ソニーはコロンビア映画を38億ドルで買収し映画ソフトの権利を得た。
経営は現地のアメリカ人にまかせて成功した。
ブリジストンタイヤはファイアストーンタイヤを3276億円も出して買収した。競争相手にフランスのピレリーが出てきて値段がつりあがった。失敗だったという。
なお、当研究所はMA社会研究所と名乗っているが企業買収とは関係がない。
社会現象として興味を持っている。