テレビで、原発事故を起こした福島第一原子力発電所の作業員が不足しているという。今後も40年間燃料棒の冷却のために注水を続けなければならない。廃炉の作業は何十年も続く。放射能に汚染された水をためるタンクの数も増して、置き場所が不足して困っている。被ばく放射線量が許容量に達したり、給料が月25万円から20万円に減ったり、社宅も退去させられ、食事支給もなくなるというので辞める作業員が増えているという。原発事故の最前線で命がけで作業している人々に、もっといい待遇をする必要があるだろう。レスリングで連続優勝している人より、原発で作業している人に国民栄誉賞を授与するべきだろう。