MA社会研究所情報

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日本の島の防衛。日米同盟が基軸。国際協力。対艦ミサイル、機雷に対応し、海兵隊も必要か。

2012-11-03 15:31:23 | Weblog
専門雑誌で日本の島々の防衛の考えを読んだ。元自衛隊の人の論文で、日本の離島は6847島もあるという。国家的見地では、日米同盟を基軸にして、外交で対応し、戦争という事態にも備えなければならない。米国がフィリピンから撤退して南シナ海が力の空白状態になり、中国が進出してきている。東シナ海にも同様の事態が起きる。ASEAN諸国、オーストラリア、インドと国際協力して中国に対応しなければならない。相手を知ることも大事だ、中国は首脳部の交代期にありどうなるか知ることも大事だ。
戦闘準備の一方で緊張度を増さないことも必要だ。図上演習をして、政府、警察、自衛隊などの関係部門の連携をとる訓練が必要だ。インターネットを使う情報発信も必要だ。尖閣諸島の問題から拡大して、その他の海域でも紛争が起きそうだ。無人島の防衛を考えると、民間人が不法上陸した場合には海保や警察が対応する。武装兵が上陸占領した場合は海上封鎖して補給線を断ち、特殊部隊を投入する。日本にも海兵隊を作るべきだという議論もある。戦闘領域が拡大した場合は、自衛隊が全面的に対応する。島々や沿岸部にSSM対艦ミサイルを配備する。占領された島に戦闘部隊をヘリコプターやホバークラフトで上陸させる。局地的な防空のために垂直上昇戦闘機も必要になる。機雷の排除も重要であり、掃海ができる戦闘艦が必要になるという。戦争状態にならないようにあらゆる政治、経済、軍事の外交手段をとるべきだろう。