テレビで、若い社員のうつ病が増えているという。会社を急に休んでこなくなる。うつ病だという診断書を持ってくる。昔はうつ病の人は何もする気がない暗い人が多かったが、最近の若者は会社をうつ病で休んで気晴らしに旅行に行ったり、遊びに出かける。上司が出勤するように言っても休み続ける。休業した若い社員の仕事が残りの人の負担になり上司が文句を言われる。人を増やそうとしても部長が無理だという。上司は板挟みで困る。最近の若者は我慢が出来ない人が多く、職場がいやだとすぐにやめてしまう。日本の若い力が病んで不足しているようだ。
放送大学でドイツの社会福祉の話を聴いた。ドイツでも貧困が増えている。賃金が低く、働いても貧しいワーキングプ―アが22%を占める。老齢になり働けない就労不能者も増えている。貧しい人々は社会扶助で支えられている。失業手当が多いと就労意欲をなくすモラルハザードの問題がある。ワークファースト、ワークフェアという就労を強制する考えがある。職業訓練センターができている。最低賃金保障制度と就労支援で貧困から脱するという。日本も貧困が増えている。若者も老人も貧困化している。