テレビで、野菜生産器をレポートしていた。水槽のような箱を並べて水耕栽培で野菜をつくる。工場のような数十メートルの施設や、駐車場の車１台分のスペースに野菜生産コンテナを置き、ファミリーレストランの野菜を作る。価格は８８０万円。家庭用にはテーブル下に野菜生産器を付けたり、棚の上にレタス生産器を付けられる。家庭菜園の室内版になる。価格は数十万円だという。放射能や虫食いの心配がなく野菜を食べられる。
テレビで、アメリカでフラッシュモブが流行っているという。携帯メールなどで呼びかけて、みず知らずの人々が集まり、人が集まらず売れないカフェや、書店に押しかけて買い物して助けたり、路上で数百人が集まりダンスをする。モブというと暴動のことだが、売れない店を賑やかにしてもりあげる活動はいいだろう。
原発を再稼働するかどうか議論されている。日本の工場生産や企業活動、家庭の日常生活、イランのホルムズ海峡封鎖で石油危機、夏の電力不足を考えれば再稼働しないと停電になりそうだ。太平洋側は大地震で大津波が来る恐れが多いので原発の再稼働は危ないだろう。日本海側は地震も津波もなさそうなので再稼働できるかもしれない。
東南海大地震の最大限の予想被害が発表された。津波の高さが高知県で３４ｍ、震度７など規模が大きすぎて対策をあきらめる担当者もいるという。東南海地震は１００年から１５０年に一度静岡から四国沖の南海トラフ周辺で起きる。M８クラスの大地震で、震度７が１０県に及ぶ。発表された予想図は最大の規模を重ねたので静岡から九州までの広い範囲に広がっているが、地震が連動しなければ四国沖や静岡沖などに限られる。避難所となる学校を耐震化したり、より高台に避難するなどの工夫が必要だろう。
ギリシャの首都アテネの国会広場で、年金生活の７７歳の男性の老人が、「財政緊縮策で年金が減らされて生活が苦しい、威厳ある最期を迎える」と遺書を書いて銃で自殺したのをきっかけに、２０００人の群衆がデモをして警官隊と衝突した。他人ごとではない、政府が殺したのだという声が上がっている。日本も財政緊縮で数年後にはギリシャのようになりそうだ。成長して景気を良くしなければならない。