MA社会研究所情報

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福祉政策。憲法25条で最低限の生活を保障。若者失業、高齢化社会、男女共同。財源問題。

2009-08-12 14:35:15 | Weblog
放送大学で福祉政策の形成と実施の話を聴いた。
福祉政策で政府は人々の安心と生活の安定を保障しなければならない。
日本国憲法第25条では、国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとしている。福祉政策の原点になっている。生活保護費を支給して生存権を保障し、公衆衛生も保持しなければならない。
2000年に法律が改定され、行政措置から利用選択に考えが変わった。
福祉の人材を確保しなければならない。児童福祉、高齢者福祉、社会福祉がひつようである。福祉の設計者がいる。生活困難対策と住宅支給が必要である。
2025年には高齢者が人口の30%を超えると予想される。高齢化社会に対応しなければならない。不況やリストラで失業したり、ニートになったりしている若者の生活も不安である。年金に加入できない。要介護の高齢者も増える。財源が問題になる。生活困難にならないように予防しなければならない。公的扶助がいる。
高齢者は元気だが、定年で再就職できない。社会保障費で財政はパンクする。
家族は介護に疲れている。男女共同参画社会で共働きが増えて、保育所が必要になるが、役所はそっけない態度である。

中国では外国人も科挙を受験して官僚としての出世を目指した。読書人が官僚になり、本が権威の基だった。

2009-08-12 00:39:11 | Weblog
放送大学で中国の話をしていた。
中国では、漢族以外の外国人でも科挙の試験を受けて、官僚になって出世することをめざした。読書人が官僚になった。儒教の教科書を丸暗記していた。本で人々を啓発し、本の山を築いて自分を権威づけた。漢族との婚姻を進めて、出世しようとした。

近~現代ヨーロッパ史。アメリカ独立、フランス革命、ナポレオン、ウイーン体制。産業革命、ロシア革命。

2009-08-12 00:04:05 | Weblog
放送大学で近代~現代のヨーロッパ史を聴いた。
18世紀のヨーロッパは国王の絶対主義で、フランスのルイ14世はベルサイユ宮殿を造り、宮廷文化が栄えた。各国の王もこれに習った。
15~17世紀の大航海時代に、各国はアジア、アフリカに進出した。世界中のものが集められて博物館ができた。17世紀末に人間の自由、平等をとなえる啓蒙主義が起こり、アメリカがフランスの支援を受けて、1776年にイギリスから独立し、1789年にフランス革命が起きた。ナポレオンが台頭したが、ロシア遠征で敗れた。イギリスなどとワーテルローで戦い負け、セントヘレナ島に流されて亡くなった。旧体制が復活して、1814年にウイーン会議が行われた。
イギリスは18世紀に産業革命を起こして世界市場を支配し、自由と功利主義経済の立憲君主国になり、フランスは王制を廃して、自由、平等、友愛の民衆の国を目指した。
ロマン主義の時代になり、ベートーベンの音楽ができた。リストは自由主義経済に反対し、保護と関税を主張した。社会主義が唱えられて、市場競争に反対し、私有財産に反対した。フランスのプルードンは財産とは盗みであるといい、金持ちを批判した。協同組合やサンディカリズムを主張した。サンシモンは土地の公有化を主張した。マルクス、エンゲルスは資本主義は歴史の必然として社会主義になるといった。1917年にロシア革命が起きて世界初の社会主義国家ができた。1848年には全欧州が革命状況になった。ウイーン体制が崩壊した。