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近~現代ヨーロッパ史。アメリカ独立、フランス革命、ナポレオン、ウイーン体制。産業革命、ロシア革命。

2009-08-12 00:04:05 | Weblog
放送大学で近代~現代のヨーロッパ史を聴いた。
18世紀のヨーロッパは国王の絶対主義で、フランスのルイ14世はベルサイユ宮殿を造り、宮廷文化が栄えた。各国の王もこれに習った。
15~17世紀の大航海時代に、各国はアジア、アフリカに進出した。世界中のものが集められて博物館ができた。17世紀末に人間の自由、平等をとなえる啓蒙主義が起こり、アメリカがフランスの支援を受けて、1776年にイギリスから独立し、1789年にフランス革命が起きた。ナポレオンが台頭したが、ロシア遠征で敗れた。イギリスなどとワーテルローで戦い負け、セントヘレナ島に流されて亡くなった。旧体制が復活して、1814年にウイーン会議が行われた。
イギリスは18世紀に産業革命を起こして世界市場を支配し、自由と功利主義経済の立憲君主国になり、フランスは王制を廃して、自由、平等、友愛の民衆の国を目指した。
ロマン主義の時代になり、ベートーベンの音楽ができた。リストは自由主義経済に反対し、保護と関税を主張した。社会主義が唱えられて、市場競争に反対し、私有財産に反対した。フランスのプルードンは財産とは盗みであるといい、金持ちを批判した。協同組合やサンディカリズムを主張した。サンシモンは土地の公有化を主張した。マルクス、エンゲルスは資本主義は歴史の必然として社会主義になるといった。1917年にロシア革命が起きて世界初の社会主義国家ができた。1848年には全欧州が革命状況になった。ウイーン体制が崩壊した。


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