MA社会研究所情報

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臨床心理学の近接領域。哲学、文化人類学、文学。箱庭療法、儀式、占いも求められる。

2009-04-21 14:52:44 | Weblog
放送大学の大学院講座「臨床心理学」を聞いた。
心理学の近接領域として哲学がある。哲学から心理学が生まれた。現象学のフッサールや存在と時間を書いたハイデッガーがいる。心理療法に箱庭療法がある。砂を敷いた箱に、ミニチュアの人形や車や木を並べていく。その人の心理世界がわかる。黄色いしおれた花と蛇を置いた女性がいた。しおれた花は自分で蛇は男性か知のエネルギーか多義性があるシンボルの世界だ。感動して満足して生命力を与える。
文化人類学も近接領域だ。文化は均一化しているようだが、差異も多い。関西と関東の人が結婚すると、最初は文化の違いを面白がっているが、そのうち争いになる。食べ物の味が違う、葬式や、結婚式のしきたりが違う。関西は古く伝統的で東京は合理的で近代的だ。一人一人の人が違う文化を持っている。価値観、やり方が違う、心のふるさとを箱庭や絵で描いていやされる。神話もシンボルで意味がある。昔話も日本人を理解するのに役立つ。日本人は中空で中心がなく両端でバランスをとっている。西欧は男性原理で、日本は女性原理の精神構造だという。
文学も隣接領域だ。老人と子供、死と生。儀式も関連領域だ。最近の成人式や、結婚式はショーになってしまい儀式ではなくなった。原始部族は心の病になると悪魔祓いの儀式をした。占いも不安な人間が求めている。
現代人は死を日常生活から追い出した。ディズニーランドのような世界になった。死へ向かうときをどう取り入れるか。発達とは死と再生、通過儀礼、他の宇宙に変化する開始の儀式イニシエーションだという。

不況で家賃滞納者が増えている。月14万円を分割して払っている。行方不明が多い。

2009-04-21 14:52:37 | Weblog
テレビでリポートしていたが、新宿歌舞伎町に住む人々の家賃滞納が増えていると言う。バーなど水商売の女性が多いが、不況で出勤日数を減らされて給料が減り、月14万円の家賃が払えず2万円づつ分割払いしているという。行方不明も多い。ポルノDVDのコピー工場になっていた部屋もあるという。不況でバーに飲みに行く人も減っているのだろう。

弁当男子が増えている。節約力と、料理力を評価されて、結婚できた人もいる。国民の難民化に支援を。

2009-04-21 14:33:06 | Weblog
テレビでお弁当を自分で作って会社に持ってくる男子が増えているとレポートしていた。外食するとランチで1000円かかるが、自炊すると200円でできると言う。月2万円ぐらい節約できる。節約力と料理力を評価されて結婚できた人もいる。昔は女性社員が節約のためにお弁当を作ってきたものだが、世の中逆さまになっている。不況で給料が減って男子まで弁当を作っているのだろう。日本も貧しくなった。日本政府は海外へ援助ばかりしているが、日本の国内の市民難民に援助をもらいたい。