8月5日 はれ 33℃ 湿度60%
ハノイから南に150キロ、タインホア省にあるハノイの人たちが大好きな海水浴場のサムソンビーチは、車で約3時間のところに位置する。
オットの会社の2泊3日の従業員慰安旅行は、そのサムソンビーチ。
いまどき社員旅行なんて日本にはありえないでしょう?しかも家族同行……ということで、私も参加することに……
終日雨との予報だったが、初日、2日目は晴れ、海岸をのぞいてみると…
水がきたなくて泳げないよ…、ときいていたとおり、土色の海水ではあったが、みんな楽しそうに海に浸かっていた。
浸かっていたというのは、どうもみんな泳ぐのは得意でなさそうで、海のなかに立っているだけという感じである。
浜辺はどこも同じ、海の家があり椅子を並べ、食べ物飲み物を供給し、遊び道具も売っている。
ちょっと浜辺をのぞいただけ、というのは、実は、前日から体調が悪く、おなかにくるは、熱をだすわで、滞在中はほとんどホテルのベッドの上。
300人ものローカルスタッフが泊まるベトナム人用のホテルなので、バスルームはシャワーとトイレ、バスタブなし。
冷蔵庫は使えない、お湯はない、氷はない、ひたすら常温のラビを飲む。
3食すべてベトナム料理、、お腹が悪いのでお粥か何も入っていない麺でもというと「ない」のひとこと。
スタッフと一緒のテーブルで、食べないわけにもいかないし、まずそうに食べてもいけないし。
コンビニなし、薬局なし、食べるものなし、という環境は、体調不良の体にはこたえる。
最終日はハノイから運転手に迎えにきてもらい、お先に失礼したが、折から台風の真っ最中。
暴風と大雨、道路の冠水をものともせず、運転手は突っ走ってくれ、家に帰りつき、やっとほっと一息つく。
ということで、サムソンビーチはみてきただけ。
今回ほんの少ししかお付き合いができなかったけど、ベトナム人を見直したかも…
たしか、30,40年前の日本もこんな感じだったかな?
みんなで楽しむべきことは盛り上げて楽しむし、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒の家族を大事にし、臆面もなく紹介してくれる。
子供の喜ぶイベントを作り、子供たちも素直に楽しむ、誰もがよその子も含めどの子も可愛がる。
子供たちもスタッフも外国人の私たちに、話しかけ、つたない英語でしゃべってみようとしてくれる。
みなさんしっかりしたお顔をしているし、あったかい人たちだったなあ。
もう少し、お付き合いができたらよかったと、今は思っている。
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