10月28日
12月に一時帰国の予定があり、そろそろ準備をと思ったとき、アーッ、夏に息子が来たとき、友達からブラウスを託され、コピーでオーダーするようにといわれていたのがあったと思い出した。
取り出してみると、薄い夏用のブラウスであった。
ホム市場に行かなくては、でも、先日自分用に布地を買いにいった時、秋物ばかりがめについたけど、アレッ、薄い生地があったっけ、と心配になった。
たまたま、服飾関係の仕事をしていた友達と一緒の時、彼女に同行を御願いした。
いつもの市場の2階で生地を選ぶのだろうと思っていたら、あそこは暗いのでよく選べないからと、オーダーを御願いするテーラーさんのある通りに連れていかれた。
ホム市場でというと、わたしは、市場の狭い通路を右往左往しながら、大量の生地に辟易して、買い物もついなげやりになってしまうのだが、さすがに彼女はよく心得ていて、絹ものはこのお店、チェックはあそこ、と教えてくれながら、デザインにあった、生地を物色してくれた。
薄物なので、絹地も面白いとおもったけれど、布地代だけでメートル1000円をこし、これではここでオーダーする価値がないということに。
ついに、この店のものがよいということで、真剣に生地選びが始まった。
3種類の布地で、同じ形を3枚つくることにした。
次に、値段交渉が始まるわけだが、このあたりはわたしの不得意分野なので、いつもそこそこで切り上げてしまう。
彼女の場合、知識もあるものだから、交渉もまとを得て早いし、お店の人も圧倒されるのか、こちらのペースで即決してしまう。
前回一人で来て、自分用にと買ったとき、メートル9万ドン(630円)とかをやっと8万ドン(560円)まで下げ、冬用だから高くなったんだと、自分にいいきかせたものだけど、今回は薄物とはいえ、平均でメートル4万ドン(280円)くらいで買い物ができ、わたしの交渉のまずさがあらわになった感で、ちょっと反省した。
通りは生地屋がずらりと並び、圧倒されそうだが、少し目線を上にしてみると、やさしげな木がめにはいってくる。
これがハノイのいいところで、すごい喧騒には疲れてしまうが、どこででも深い緑と花に癒される。
いつも御願いしているテーラーさんは、このごろ忙しくて仕上がりまで、3週間もかかるようになった。
さーて、やり直しもできない過密スケジュールなので、気にいったものに仕上がってくれたらと、願っている。
さすがですね。生地の選び方もしっかりしてそうだし値段交渉も上手そうだし。
私も一度一緒に行ってみればよかったな。
写真を見るとなんだかハノイが懐かしい。
あんな風だったなぁ、って。これからもハノイの写真載せてね!
あのAさんと、まだいったことがないという、20代のAさんも一緒でした。
Aさんが戻ってきて、ゴルフ三昧がまた始まりました。
りえちゃんのカメラ、活躍していますよ、ありがとう、いつもあなたのカメラと一緒に行動しています。