1月31日雨気温8℃
今日も寒くておまけに雨です。
通常、賑やかに朝の散歩をしているはずのベトナム人を一人も見かけませんでした。テト前で忙しいからかな、とハウスキーパーさんに聞くと、寒いからだろうといいます。
ベトナムの学校は、気温が低いと休校になるって、本当と聞くと、確かに、気温が10度以下の日は、休校になるそうです。寒さに弱いお国柄とは想像できるけど、今週に入ってずっと休校で来週からテト休みにはいるので、2週間の休みになり、休暇明けは授業時間を埋めるため、過密授業
となるだろう。
おまけにこの寒さと雨の多さは、12年振りのことで、去年のテトのころは、暑くて半そでで過ごしたのに。寒さと雨と年末が一緒になって、バイクで濡れて汚れて洗濯物が増えるし、買い物もたくさんあるし、掃除もあるし、忙しいのにうっとうしいとこぼしていました。
昨日は、タオといって、かまどの神様を祭る日だったようです。生きた鯉に願いを託して、湖に放流すると、鯉が天に上って願いをかなえてくれる
そうです。そういえば、先日スリップして倒れたバイクの散乱した積荷が生きた小魚だったのは、このためなんだ。湖ではいつも、大勢が釣りをしています。最終的には人の口にはいってしまうのかなあとか思ったりしています。
金柑の鉢植えをバイクで運ぶ姿も、風物詩のようです。これはテトのお飾りになるらしいです。門松か、クリスマスツリーみたいなものでしょうか。ホテルの入り口やロビー、お寺とか、いたるところでみかけます。金色の実が富や幸せの象徴かなあと想像します。で、その金柑の木はおわったらどうするのと聞くと、枯れないで残ったものは、植木屋さんが回収して、来年のために育てて販売するらしいです。 わたしにとって、珍しいものだらけで、キョロキョロと街歩きをしています。
ハノイは他の都市と比べると、少し地味みたいだけど、それでも頑張ってキンキラ飾りをしています。国民性の違いが大きいのだろうけど、赤と金の組み合わせは、どうしても違和感を感じますよね。
今年は金柑、柚子、ナンテン等、実の付く物の当たり年で、冬枯れの空に、鈴なりの金柑ツリーを見かけると、ホントおめでたい感じがします。家にも欲しい!
マレーシアでも中国正月に向けて街はにぎわっています。まっかっか、キンキラキンで、ちょっとここの風土には暑苦しすぎる飾り付けですね。
クリスマスツリーみたい。
ちょっと勘違いしそうです。