鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

2008.4月「沼津宿~吉原宿」取材旅行 その2

2008-04-15 06:12:56 | Weblog
「露研」では、3月29日(土)に小田急線町田駅から「あさぎり号」に乗り、御殿場線経由で沼津まで直行しました。途中、右手に雪をかぶった富士山がきれいに見えました。沼津から東海道線で三島に行き、三島の駅前で昼食。「うな丼」を食べたのですが、「あさぎり号」の車中、再会した仲間たちとビールやスコッチウィスキーを酌み交わしたので少々酔っ払い、残念ながら味を覚えていず、店の名前は紹介しません。三島駅に戻り、北口からホテルの送迎バスに乗り、伊豆長岡温泉の「ホテルサンバレー伊豆長岡」まで。酔いと1年間の疲れからか、私を含め6人とも車中で熟睡。「ホテルサンバレー伊豆長岡」のお風呂(「満天の湯 夢殿」)については、2006年8月23日の取材旅行で利用したことがあり、ぜひ、「露研」でも利用してみたいと思っていました。と言っても泊まるのは初めて。部屋に入ってからさっそくお風呂に入りましたが、天井は高く、湯船は広く、泉温は熱くもなくぬるくもなく、まったくの適温で、やはりいいお風呂でした。このホテルには、片岡球子さんの斬新な富士の絵を始めとして、上村松園・鏑木清方の日本画など、数多くの絵や写真がロビーや廊下などいたるところに展示されていて、まるで美術館のよう。湯上りの浴衣姿でゆっくりと鑑賞できるというのはなかなか有り難い。頼んだバイキングの夕食・朝食とも満足いくものでした。翌日は、送迎バスで三島駅に戻り、三島駅からタクシーで柿田川湧水公園へ行き、柿田川べりの散策路を歩いて、それからふたたびタクシーで沼津港の食堂街へ向かったのです。前に三島駅前の観光案内所に立ち寄った際、もらったパンフレットの中に、「開いてさがそう!食べつくそう!沼津港の歩き方」というパンフレットがあり、それを見て、沼津港で昼食を摂ろうと計画を立てたのですが、タクシーの運転手さんが言っていた通り、日曜後のお昼ということもあって、たいへんな賑わい。どの店にも行列が出来ていました。私たちは「やま平」という小さな魚料理の店に入って、海鮮丼などを食べました。沼津駅へは、沼津港内湾を左手に見るバス停(ここから土肥などへ行く船に乗ることが出来る)から、ワンコインバス(100円バス)に乗りましたが、その港から見えたのが、沼津港大型展望水門「びゅうお」でした。 . . . 本文を読む