第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その177) 短歌の投稿を歓迎します!!
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致して
いますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
第二部 「ネット短歌」 :返歌専用です。
☆☆☆ goo blogからの移動に付き、試みに以下の2件のblogを試作しました。
可否も含めて、感想等をそれぞれのblogのコメント欄に記入願います。
「はてなblog」四季の彩り、「アメーバblog」四季の彩り
「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。
「咲き満ちる 山桜」
「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」
【詞書】4月9日松本城の桜祭りに行って来ました。少し早かったかも
知れませんが本丸庭園の桜はほぼ満開でした。そこで今週は
再び源氏物語贈答歌の返歌はお休みします。今、私のブログ
では松本城の桜特集をやっていますが、短歌を投稿します。
☆国宝の 天守閣との 調和こそ 美の象徴は 桜の魅力
☆烏城 ソメイヨシノが 咲き誇り その美しさ 人々魅了も
註)烏城は松本城の別名
☆黒門の 先に広がる 桜並木 見る人たちの 心を奪う
浅間山明鏡止水さん
【解説】
桜前線は一気に北上を続けていますが、長野県の松本城本丸庭園の桜は
ほぼ満開とのこと。黒塗りの壁を持つことから別名「烏城」とも呼ばれる
松本城と、薄紅に霞む桜のコントラストを詩情をこめて詠んで頂きました。
一首目の歌、黒壁の天守閣を背景に咲き満ちる桜は、まさに美の極致を
表現していますが、詠まれているように「美の象徴」とも言えます。
二首目の歌、淡い紅色の染井吉野が烏城を包むように咲く様は、詠まれて
いるように「人々を魅了」しますが、それをもう一歩深掘りして見ましょう。
【ご参考】
★烏城 おおう薄紅さくら花 妖し揺らぎに 酔いの心地も
三首目の歌、意味の良く分かる簡潔な歌ですが「広がる」「見る人たち」
などの散文的表現が少し気になります。視点を変えて、桜並木から黒門を
眺めて詠んでみましたが・・・。
【ご参考】
★咲き満ちる桜並木よ 黒門を 向いてなびいて風をも誘い
【詞書】満開の桜を詠ませて頂きました。
☆古(いにしえ)に歌に詠まれし龍田川 川辺の桜風情極まる
【詞書】スーパーのお米を詠ませて頂きました
☆スーパーで外国産とのブレンド米 値札を確認 少し安堵す
【詞書】テレビで世界遺産 の番組を見て詠ませて頂きました。
☆輝けるドナウの真珠ブダペスト 世界遺産の夜景 圧巻
西BOOさん
【解説】
今回は、「龍田川」「スーパーのお米」「ドナウの真珠」とテーマの
異なる三首の歌を、時事詠も含めて詠んで頂きました。
一首目の歌、「古今集」に「ちはやぶる神代もきかず龍田川…」の
在原業平の歌があります。この歌は龍田川一面に紅葉が浮いて紅色に、
染めあげる様子を詠っていますが、今回の作者の歌はその川辺に
咲き満ちる桜が、紅葉とは異なる風情を醸し出している様子を詠い
あげています。「風情極まる」の結句が決まっています。
二首目の歌、最近スーパーではカリフォルニア産のジャポニカ米を8割、
国産米を2割配合したブレンド米を通常より大分安く販売しているとの
ニュースがありました。作者はその状況を前に「安堵す」と率直な
思いを詠っていますが、備蓄米放出後も依然として続く、米価高騰に
対する静かな怒りも滲んでいると感じました。
三首目の歌は、ブダペストの夜景の美しさを端的、かつ鮮やかに描き
出し、その感動を力強く伝える作品と感じました。短い言葉の中に、
場所の魅力、歴史的な背景、そして映像からの感動が凝縮されており、
心に強く響く力を持っています。なお、「輝けるドナウの真珠」と
いう比喩が特に印象的で、ブダペストの夜景のイメージを豊かに
広げてくれます。「圧巻」の締めも効いています。
【詞書】春の様子を三首、出詠いたします。
☆六甲のこのもかのもに木の芽風 色鮮やかにいのちの息吹
☆ふるさとの山河は寂と鐘霞み 神話の国に立つごとく春
☆万博に知らぬ名の国 地球儀を回し春夜の旅を遊ばむ
みっちっちさん
【解説】
春の訪れを詩情豊かに三首の歌にまとめて頂きました。
一首目の歌は、春の到来を力強く、そして喜びに満ちて歌い上げています。
作者の自然に対する深い愛情と、それを鮮やかな言葉で表現する豊かな
感性が光っています。
上の句では、六甲山のあちらこちらに春の風が吹き渡る様子を巧みに
表現し「木の芽風」という季語が、春の訪れを感じさせるとともに、
生命の息吹を象徴しています。下の句では、春の希望に満ちた生命力と、
自然の美しさを改めて感じさせてくれます。
なお、自然の描写と季節感が調和しており、詩情豊かな歌と思います。
二首目の歌は、故郷の春の風景を、寂寥感と神秘的な美しさをもって描き
出した情感豊かな歌です。霞んだ山河と、そこに響く鐘の音が、まるで
かつての神話の国にいるような幻想的な雰囲気を醸し出しています。
また、この歌は作者の故郷への深い思いと、自然に対する繊細な感受性が
織りなす、物語性に満ちた作品と言えます。春の風景の中に時間と空間を
超えた神秘的な世界を見出す、作者の豊かな想像力に心惹かれます。
三首目の「春夜の旅を遊ばむ」の表現がいいですね。心の旅を思い切り
楽しみたいですね。
「咲き初める 花水木」
【詞書】しだれ桃 さくらの三首です。
☆初孫の記念樹なりしはなももは 月の雫に濡れて垂るる
☆水ぬるむ池に万朶のさくら花 影の揺らげば鴨の寄り来る
☆散りしきる終のさくらの儚しよ この道ピンクの絨毯を敷く
夕庵さん
【解説】
「しだれ桃」「さくら」をテーマに、情感豊かに三首の歌を詠んで
頂きました。
特に三首目の歌は、移ろいゆく季節への感慨や、人生の流れを
象徴する桜の美しさがしみじみと伝わってきます。余韻と奥行き
があり、私達の心にそっと染み入る作品です。
上の句では、「散りしきる」という勢いのある言葉が、桜の潔い
散り際を鮮やかに描写しています。「終のさくら」という表現には、
散っていく桜に対する惜しみない愛情と、それが人生の終わりに
重なるような、深い感慨が込められているように感じられます。
「儚しよ」という詠嘆が、その美しさの中に潜む命の短さを
際立たせています。
下の句では、散った桜の花びらが道一面に広がり、まるで淡紅色の
絨毯を敷き詰めたような光景が目に浮かびます。直接的な表現で
ありながら、その色彩と質感が豊かに伝わってきます。「絨毯」
という言葉を選ぶことで、散った桜の美しさを愛でる気持ちと、
花の散り敷く道への希望のようなものが感じられます。
一首目の下の句、「月の雫に濡れて垂るる」の表現が秀逸です。
【詞書】嘘でしょ?!と言いたくなりました。
いきなり…いや、予兆はありました。「教えて!goo」っていう、
質問(「お題」と言いたくなる時も有りますが)にコメント(答え)を
返すのが、終了するという告知がありましたから、その時に
ポエットMさん達のgoo blogの方が終わったりせえへん
やろうなあ…?😥っていう漠然とした不安はよぎったん
ですよね…。うわあ~…。…一番最初に出詠したのっていつ
やったんかなあ…。サービス終了になったら見返すことが出来
なくなるんで、もう一度見ておきたい…。(書いて控えてなかった
と思うんで、“その何番”かを覚えてないんです。ISSを歌った
ものだと記憶はしているんですが…😰)「みんなの花図鑑」が
無くなった時からうっすらと感じていた…拭いきれなかった
嫌~な予感が現実になってしまいました…。ううう…悲しい…
残念です…。
☆何ですと?!11月でgoo blog
サービス終了 Oh my god!!
【詞書】4/18のもうとっぷり暗くなった夕刻の事でした。その日、夕方
近くになって姉から「昨日行ったJAでトマトを多目に買った
からちょっとあげるわ」と電話があり、自転車で取りに行って
姉夫婦の家を辞してからスーパーに行こうと宇治川沿いを走り、
平等院が見える分かれ道のところの坂を上っていて、ふと「響け!
ユーフォニアム」ファンが(アニメの中で主人公の久美子ちゃんが
よく座るんで)“久美子ベンチ”と呼んでいる、ベンチに若い男の
人がベンチを撮ってて「あー、暗くなってからの“聖地巡礼”
お疲れ様~」と思いつつ自転車を押しながら何気なく見たら、
その男の子と目が合ったんで、軽く会釈して「こんばんは~。
聖地巡礼ですか?」と声を掛けたんです。男の子は肯定したのち
「大阪なんでよく来てるんですが」と言って、「あのー、花の名前とか
判ります?」と聞いてきたので、「ベンチら辺にある草花の名前でも
聞きたいんかな?」とか思いながら「いいですよ判るやつなら」など
と言ってベンチのところに降り「これですけど判ります?」って
言われてベンチの上を見ると、オレンジ色の紙等に青いリボンが
付けられた小振りの花束💐!「え゙?!」…とりあえず、黄色(山吹色に
近かったですが)のガーベラ3、4本と白のかすみ草だったんで、
名前を教えてあげると、「あーそんな名前なんですか~」と感心と
感謝。「けど何で?!…誰か声優さんが亡くなった?!」「それはない
です。亡くなってたらXとかで絶対上がるし。昼1回来た時あった
けどまだあったんやと思ったんですけど…」「キャラクターの
誕生日とか…」「いや今日(のキャラ)はいないと…」
「ほな何で?」「いや、いま(Xとかを見てて)誰か言うてへんか
見てるんですけど上がってないんですよ。これ置いたまま写真
撮ってた人居たんですけど」(Xかで聞いてたみたいですがその件の
「応答が無い」とのこと)…ざっくり思い出してこんな感じの
やり取りをした後「まあ忘れ物でしょ。皆、取りに来る人居るかも
思ってここに置いたままにしてたんやろね、たぶん」で取りあえず
納得(?)して別れましたが後から思うと、月は違えど“18日”
やったしなあ…でしたが真相は闇の中です。(私も帰ってからXとか
見ましたが…見当たらなかったです)ちなみに、翌日気になって
通って見ると、ベンチの後ろの石垣の下にそのままの姿(?)で
置いてありました。
ほんとに何やったんやろ…?…花束って“置かれていたら”、
“何らかの意味”がある?とか思うんですが……やっぱ忘れ物
かな?しかし兄さんよ。花屋さんで売ってる花の名前を少し覚えて
おいて損はないと思うぞ…。😁
☆ガーベラとかすみ草との花束が
置かれてたは何故?“久美子ベンチ”に
【詞書】…最早説明不要なくらいで…。4月やというのに熱中症の
心配をせんとあかんとは…。6、7、8、9月が思い遣られます。
まだ身体が夏仕様になっていないから特にしんどいんですよね。
…まだ、まだ家の中とかに居たら多少は涼しいですし、朝晩も
まだひんやりしています。「春は何処行った?!」って言う人も
居ますが…多少短かった感はありますね。桜🌸は今は東北や
北海道ですか。近畿はもしかしたら「梅雨」の心配せんと
あかんかも……。
☆早々と30度越え相次いで
4月やのになあ…夏日!真夏日!
ちがやねこさん
【解説】
一首目の歌の詞書に記されているように、goo blogの11月サービス
終了は思わず「嘘でしょ?!」と叫びたくなるような衝撃的な出来事
ですね。運営会社は営利企業ですから、その決断は受け止めていくしか
ありません。しかし、彼らの「社会貢献」の姿勢の裏の顔も見据えて
行かざるを得ません。結句の「Oh my god!!」に、やるせなき想いも、
無念も、批判も、すべての想いが凝縮し表現されています。
二首目の歌、「聖地巡礼」に来られた男性との、花束を介した作者との
語らいは、映画のワンシーンになりそうな物語性を秘めていますね。
4月18日は「ガーベラ記念日」とされており、「響け!ユーフォニアム」
のフアンが、記念日にちなんだ花束を「巡礼」に来られた際にベンチに
手向けられたのかも知れませんね。ガーベラの花言葉には「希望」
「常に前進」といった前向きな意味が込められていると言われています。
フアンの方の「希望」が花束には宿っていることと思いますが、詠まれて
いるように謎は「何故?」のままにしておくのも、ミステリーとして、
味わいがあると感じますが…。
三首目の歌、桜前線は急ピッチで北上中ですが…。詠まれているように
「4月やのになあ…夏日!真夏日!」は、異常気象も「ここに極まる」
感があります。偏西風の蛇行、海上温度の上昇等々、理由は種々
言われていますが、根本は「地球温暖化」による事象であることは
明らかと感じます。
かの大統領は背を向けていますが、CO2の削減を含めた取り組みは
国境を超えた地球にとって喫緊の課題となっています。そんな
想いを踏まえつつ、具体的な事象をとらえて詠んでいきたいと
思います。
【詞書】今日は幸せ NHK教育「アン・シャーリー」を
☆ 今日幸せと想像するのは難しい
でも楽しい
そう思える日
【詞書】gooblog終了
☆それぞれの思いはありて
書き続け
あうはわかれと
櫻見にけり
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
一首目
NHK教育のアニメ、アン・シャーリーを先週見逃しましたが、再放送は
木曜日で見る事ができました。
今まで、今日幸せと思える日は、いくつあっただろうか?アニメを
見ていて、それは簡単な事、想像してしまえば良いと。
この赤毛のアンを私が好きなのは、色々と教えてくれます。幸せは
簡単な事だと。想像してしまえば。
続いて、TOKYO MXテレビでも、赤毛のアンを放送(木曜 20:30~20:57 放)
していました。1979年の世界名作劇場の再放送です。
アン・シャーリーが、原作と違い過ぎると批判も多いが、新たな赤毛の
アンを見ると想像出来ない?と思っています。
二首目
4月14日に、「goo blogは、2025年11月18日(火)をもちまして、
サービスの提供を終了させていただくことになりました。」とあり、
また、推奨引っ越し先として、Amebaブログとはてなブログが紹介
されました。
どちらが良いか?半年掛けて検討しようと思っています。古文書書写と、
短歌俳句の創作を分けるかとも思っています。
また、「「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを
終了いたします。」との事、こちらは、gooblogより長い付き合いでした。
「会うは別れの始め」は、日本の慣用句だと思っていたが、白居易
和夢遊春詩一百韻韻に「合者離之始、楽兮憂所伏」があり、更に
「南本涅槃経」に「夫盛必有衰、合会有別離」があるそうです。
「生者必滅会者定離」は、仏典にあるそうです。
自閑さん
【解説】
一首目の歌、作者には以前、異なった視点から「アン・シャーリー」を
詠って頂きました。
この歌は、「赤毛のアン」のアン・シャーリーのキャラクターを踏まえ、
今を生きる私たちにも共感できる、複雑で繊細な感情を描き出した興味
深い作品と考えます。アンの持つ独特の感性と、現実との葛藤が垣間
見えるようです。先ず、上の句は現代社会の閉塞感や、将来への不安
など、漠然とした生きづらさを感じている心情を表しているのかも
知れません。アン・シャーリーは豊かな想像力を持つ少女ですが、
現実の厳しさや過去の経験から、単純に「今日が幸せだ」と断言する
ことが難しい状況を表しているとも感じます。「でも楽しい」と続く
この一句で、アンの持つポジティブな側面、どんな状況でも楽しみを
見出す才能が表れています。困難な状況の中でも、小さな喜びや希望を
見つけ、前向きに生きようとするアンの強さが感じられます。
「でも」という接続詞が、前句との対比を強調し、アンの複雑な内面を
描き出すことに工夫のあとが見えます。
結句の「そう思える日」で、必ずしも毎日がそうではないけれど、今日と
いう一日を肯定しようとする、一歩踏み出すような決意が感じられます。
二首目の歌、「goo blogサービス終了」を題材に「生者必滅会者定離」
に繋げる見識と、詠みの的確さに、今回も学ばせて頂きました。
blogの選定は、それぞれに一長一短もあり、皆さんの移行し易さも考慮し
もう少し検討に時間をかけたいと思います。
☆うぐいすに 誘われ森に分け入れば 八重の山吹 木漏れ日に咲く
ポエット・M
【解説】
いつも散策で訪れる観音崎は、海辺から丘陵地帯に続く深い森に覆われて
います。今年の鴬は花の開花と同様に、少し遅れていましたが、ようやく
鳴き始め、森の中にその声が響いていました。そんな声に誘われて森の
中に踏み入りましたが、藪椿の散り敷く径の傍らに八重の山吹が咲き
初めていました。木漏れ日に浮くその花は、まさに黄金の輝きを放ちつつ
揺れていました。未だおぼつかない鶯の鳴き声と、咲き初める山吹の
取り合わせに、春の豊かな息吹を感じ詠ってみました。
「咲き初める 八重の山吹の花」
「一握の砂」石川啄木 鑑賞(13)
「一握の砂」から、三首づつ短歌を抄出し紹介させて頂きます。
抒情短歌の原点を味わいつつ、学んで参りたいと思います。
なお、私の師でありました野村泰三、冷水茂太両氏の師、土岐善麿
(土岐哀果)は、石川啄木の遺稿刊行に尽力するなど、啄木の才を
認め、お互いにリスペクトするなかでした。
三行分かち書きのスタイルは、土岐哀果のローマ字歌集『NAKIWARAI』
をヒントにしたとされています。
いつも逢ふ電車の中の小男の
稜ある眼
このごろ気になる
鏡屋の前に来て
ふと驚きぬ
見すぼらしげに歩むものかも
何となく汽車に乗りたく思ひしのみ
汽車を下りしに
ゆくところなし
【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】
〇「玉鬘」に寄せて チョウキチさんからのコメント
袖の香を よそふるからに 橘の
身さへはかなく なりもこそすれ 玉鬘
好色な源氏にいい対応ですね。
〇ポエット・Mの返答コメント
「水曜サロン」を見守って頂き、またコメントをお寄せいただき
ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。玉鬘は、せめてもの想いも込めて
「困ります!!」と返歌しています。養父としては、娘に対して
あるまじき行為ですが、玉鬘の対応は節度も踏まえ流石と感じます。
この辺の描写は紫式部の筆の冴えも感じられます。
私も、もう一歩本音を交えて「お父さんらしく振る舞って」と
詠ってみました(解説からの転載)。
★懐かしき母のおもかげ宿すとも
吾はわれなり 養父(ちち)は父なれ
【運営にあたって】
(1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
場合もありますのでご容赦願います。 詞書は一首200文字以内にまとめて
頂きたくご協力願います。
(3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。 皆様から感想等頂ければ
幸いです。
(5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
早速、三首出詠させて頂きたいと思います。
庭の桜を詠ませて頂きました。
遅咲きの桜が庭で満開に 次は山谷(さんこく)藤の花かな
リンナイのリコールを詠ませて頂きました。
リンナイのリコール製品確認す 対象外で胸なで下ろす
sonyのGマスターレンズを買ったことを詠ませて頂きました。
もう買わぬ思えど買ったGマスター 孫の写真を頭に浮かべ
よろしくお願い致します。
春の季語「長閑(のどか)」で三首、詠みました。
⭐️茶柱の立ちてひとりの家長閑 狭庭の青き鳥と語らむ
⭐️海望む丘に登れば 神産みの島と繋がる吊り橋 長閑
⭐️どことなく主(ぬし)に似る犬 次々と連れられ 春の公園長閑
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
本作品の歌評・解説等は、4月30日付け「水曜サロン その178」へ
掲載させて頂きます。
小諸懐古園の「桜祭り」は、時期的に「ドンピシャ」だったとのこと。
きっと、日頃のKenさんの行いに、神様からのご褒美だったと思います。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます。
本作品の歌評・解説等は、4月30日付け「水曜サロン その178」へ
掲載させて頂きます。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます。
本作品の歌評・解説等は、4月30日付け「水曜サロン その178」へ
掲載させて頂きます。
これからもよろしくお願いします。
先週の投稿歌(4/16 PM 7:43)が
今日の第一部 177 に掲載されていませんが、
届いていませんか?
お尋ねいたします。
ご指摘頂きありがとうございます。
私の編集ミスで、掲載を見落としました。謹んでお詫び申し上げます。
早速、解説等掲載させて頂きます。申し訳ありません。
今、blogの移動等々でご心配をおかけしていますが、かかる事態は誠に言い訳のしようがありません。
再発防止に努めますが、ご容赦頂ければと思います。
これからもよろしくお願いします。
ご指摘頂き、ありがとうございます。
先ほど、夕庵さんにもお詫び申し上げましたが、私の編集ミスです。
早急に掲載して参りますので、よろしくお願いいたします。
これからもよろしくお願いします。