再び七五三へ

先週日曜日13日は、三男に続き長男の一人娘の七五三でした。

折り悪く細君は風邪が長引き体調が思わしくなく、私のみで参加してきました。
孫娘は「バーバーが来ないと寂しい」としきりに言っていましたが…、風邪が
重たいからと、何とかなだめました。

この日は、息子の仕事の関係の知り合いでもあるプロの写真家さんに、息子の家を
特設スタジオにして、写真を撮ってもらう手配もされていました。細君も着物姿で
孫と一緒に写真を撮ってをもらう予定で、楽しみにしていましたが断念せざるを
得ませんでした。
孫とママの着物は、やはり息子と交流のある京都の絞り染めの作家さんの
着物をお借りしましたが、丁寧な染付と、艶やかな中にも落ち着いた色彩の
着物はやはり「凄く素敵」の一言では表現できないほどの素晴らしさでした。
細君の着物も、この絞り染めの作家さんから購入させて頂きましたので、
そろい踏みでの撮影を期待していたのですが残念至極です。もっとも
細君が一番がっかりしたのは痛いほど分かりましたが…。

七五三のお祝いの参拝にはお嫁さんのご両親と共に出向き、近所の神社で
行いましした。お祓い、祝詞と結構長い時間のセレモニーにも神妙に耐えていた
孫娘の姿にいじらしさが募りました。
このセレモニーの様子も写真家さんにカメラに収めてもらい、何よりの記念に
なったと思っています。

参拝の後は、息子が料理の腕を振るったお祝いの膳を孫娘を中心に三家族で囲み、
大人たちはシャンペンから始まるお祝いのお屠蘇をちょっぴり（？）頂きました。
孫娘の成長の速さには喜びを一入感じるとともに、その分年を重ねていく私たちの
現実も認識させられる日でもありました。

なお、今回参加できなかった細君の写真を、プロの写真家さんが私の自宅まで
来てくれて撮影していただけることになり、恐縮しつつもありがたくお受けする
ことにしました。
思えば素敵な総絞りの着物を着ての細君の写真は、いまだきちんと撮ってなかったので
今から楽しみです。

プチ家族旅行へ

日頃息子たちの全家族を含めての家族旅行は、それぞれの勤務状況からなかなか
難しかったのですが、今回三男が企画してくれて長男家族と私たち三家族で
先週末、横浜へのプチ旅行に行って参りました。
休日の違いで残念ながら二男夫婦は参加できませんでしたが…。

それぞれのスケジュールもありホテルで落ち合うことにして、道路の渋滞等もあり
先に着いた私たちがチェックインすることになりました。今回はちょっぴり奮発し
横浜ロイヤルパークホテル、クラブフロアー６５階でのチェックインに
なりました。
手続きを済ませて部屋に案内されました。前回の宿泊は街側でしたが今回は
海側でベイブリッジ、赤レンガ倉庫、コスモワールド等々が眼下に見え、群青に
染まる海と共に「正に横浜」てんこ盛りの景観が感動的でした。

皆が到着するまで時間があったので、予約前から楽しみにしていたフィットネスクラブの
プールへ直行しました。
細君は少し風邪気味なこともありプールでの泳ぎは抑え気味にし、あとはお風呂とスパを楽しみ、
私は誰もいないプールで眼下に横浜の街と海を見ながらゆったりと1000ｍほど泳ぎました。
泳ぎを終えて部屋に戻ると、遅れていた皆もそろい、それぞれの部屋に落ち着きました。
なお、12月は三男の子供2人が誕生月で、ホテルからのプレゼントとルームサービスの
バースデーケーキが届いて大喜びではしゃいでいました。
先ずは「お誕生日おめでとう」と「ハッピーバースディー」の歌とケーキで祝いました。
5時から大人たちは、クラブフロアーでカクテルやビールグラスを傾けながら横浜の夜景を
見つつ、くつろぎタイムを満喫しました。子供たちは部屋でゲームをして待っていてくれました。

6時過ぎに仕事で遅れていた長男が車で駆けつけ、全員そろったので紅葉坂にある
伊勢山ヒルズでの食事会にタクシーで向かいました。
この伊勢山ヒルズは○○年前私たちが結婚式をした会館跡地に出来たレストランと分かりました。
偶然の予約だったのですが正に奇遇で、懐かしく在りし日の一齣を思い出しました。

乾杯はシャンパンで・・・
それからは魚とお肉のメインディッシュは素材もさることながら
丁寧に味付けされ、シェフのこだわりが滲む美味しいイタリアンでした。
また、飲み物もシャンパンに始まり、この種のレストランとしては珍しいグレードの高い
お酒の飲み放題となっており、飲みすぎに注意しながら大いに楽しみました。
孫たちは改めてロウソクの火が揺れるバースデーケーキと、ソフトドリンクを楽しみました。

翌朝は７時から利用できるスパへ向かい、先ずはプールでひと泳ぎしてお風呂に行き
息子たちとサウナで合流しました。
朝食はクラブフロアーでバイキング方式で頂きました。料理も洋食系、和食系と豊富に
用意され、特に果物を含めたデザートを美味しく頂きました。

また、65階から窓辺に広がる朝の風景、横浜の街や遠く雪を頂く富士山を見ながら
久しぶりに寛いで朝食を頂くことができました。
ホテルのチェックアウト時限は１１時でしたが１０時過ぎにホテルを出て、
昼食は中華街のお店に予約を入れているという事で、それまで中華街を散策しました。
休日の中華街の混雑は予想以上で、人ごみの中を総勢１０人での移動は結構大変でした。

散策の後、長男のお嫁さんの知り合いだという予約したお店に向かいました。
アラカルトに注文したものをみんなでシェアして頂きましたが、いずれも日本人好みに
アレンジし、しかも中華料理の王道を踏まえた丁寧な味付けがされ舌の肥えた長男も
納得の味でした。もちろん私も先週日本橋の三ツ星レストランで頂いた中華フルコースの味に
比べ遜色ないとの印象を持ちました。特に水餃子、小龍包、豚の角煮は言うまでもなく
チャーハンは味の深みとご飯のぱらぱら感もふくめて絶品でした。

プチ旅行の締めは、乗り物に乗りたいという二人の孫娘の要望に応えてコスモワールドへ
向かいました。一昨年来たときには「怖～い」と言って乗れなかった「ジェットコースター」
「空中ブランコ」等々へも嬉々としてチャレンジしていました。成長の速さと日々たくましく
なっていく孫娘たちにちょっぴり感動してしまいました。
孫たちも含めて皆それぞれとっても楽しかったようで、またみんなで行こうね～と約束
しあいました。

全家族では滅多に出来ない旅、贅沢な旅を堪能できたのも息子たちのおかげと細君と
しみじみと話しながら帰途に就きました。