四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

父の日に

2016年06月24日 19時05分19秒 | 日々の歩み
今年の梅雨は「から梅雨」とのことから、嬉しい反面、すでに利根川水系では出水制限等も出ており、
喜んでばかりはいられませんね。

先週の日曜日は「父の日」とのことで、子供たちから「父の日プレゼント」があり、細君からも、
前から密かに欲しいと思っていたカジュアルなショルダーバックのプレゼントがあり嬉しい記念日と
なりました。



父の日は、昨年もブログで少し触れましたが…。1966年、アメリカ合衆国第36代大統領
リンドン・ジョンソンは、父思いの少女の願いを聞き入れ6月の第3日曜日を父の日に定めたとの事です。

ちなみに、息子たちからは、父の日バージョンの焼酎、日本の銘酒詰め合わせと日頃自分では
なかなか買えないお酒がたくさん届き、早速味わってみました。
日本酒は日頃あまり飲まないほうですが、おいしい肴をつまみながら、じっくりと味わう
ひと時はいいものですね。
息子たちの成長と、家族の心遣いを感じ、ほっこりとした気分に浸っています。

また、今住んでいる居住の給水管、給湯管等の老朽化に伴い取り換えが余儀なくされ、
廊下と、私の書斎兼荷物室(?)のフローリングを中心としたリフォームを行いました。
壁紙等の張替え、ドアのペンキ塗り等はコストの削減を主目的に細君の指導の下に
二人で何とかこなしました。

細君は長年壁紙の張替、部屋の漆喰塗り等リフォームを手掛け、腕前もプロの方からも
一目を置かれる域に達しており、仕上がりも満足のいくものでした。
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学び合い

2016年06月12日 09時54分44秒 | 日々の歩み
昨日の午前中、私の住む地域の中学校で、今年度第一回目の「教育力推進協議会」が開催されました。
この会は、生徒の父母、中学校区の町内会長、保護司、児童民生委員、青少年指導委員、スポーツ推進委員、
さらに中学校の先生方、小学校校長先生、周辺の高等学校の校長先生等々が参加して開かれていますが、
今回は参加者が多いことから、従来の図書室ではなく体育館に場所を移して行われました。

この会はかつて、地域の教育力の低下が叫ばれ、生徒のやんちゃも散見される中、その時代の校長先生と
地域の有志が中心になって立ち上げ、その後十数年にわたり続いている「地域の教育力向上」を
メインテーマとした会でもあります。
この会の推進役の地域幹事の一人として、私も発足以来かかわって参りました。

今回は生徒の父母を中心に八つのグループに分かれ、日頃の問題点や地域に協力してほしい事柄等を
メインに各界からの参加者も討論に加わっていただき、参加者全員が発言することを前提に論議し、
討論を深めました。

生徒たちの挨拶や、学校周辺の清掃の在り方、登下校時のマナー等身近な話題からはじまり、
ボランティアや地域行事への中学生の参加、さらには総合学習の際の地域と学校の取り組み等々、
かなり突っ込んだ話し合いが行われました。そして、地域の次代の担い手としての中学生の育成、
地域文化の継承等々と、討論の時間も足りないほどの活発な議論が展開されました。

この会の司会進行を担当の先生と共に担わせて頂きましたが、各グループ討論のまとめを新任の
先生方を中心に行っていただきました。いずれの先生もポイントを抑えた見事なスピーチを
行い、生徒に寄せる温かなまなざしを感じ感動しました。

また、この中学校は、生徒数も900名を越え市内で最大のマンモス校となりましたが、陸上部、バレー部、
ソフトボール部等が全国大会に進む実力を備え、さらにスポーツ部門ばかりでなく吹奏楽部、演劇部、
合唱部門等でも目覚ましい活躍が示すように、学業と部活を一体となって前向きに取り組む生徒たちが
溢れる素敵な学校でもあります。

私たちのささやかな取り組みが、中学生を巡る地域の教育力向上にどれだけ役に立っているかは
はなはだ心もとない限りです。しかし、地域の在り方の鏡でもある小、中学校が現在生徒たちに
とっても魅力ある学びの場になっている事実を知り、地域の一員として率直に喜びたいと思います。
また、これからも学校、地域が情報共有をしつつ、相互に学び合い、支援しあっていけたらと
思った次第です。

 上の写真は「沙羅の花」です。
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「快気祝い」南房総への旅

2016年06月04日 19時53分26秒 | 日々の歩み
五月最終の週末、久しぶりに南房総へフェリーを使い一泊の旅に二人で行って参りました。

細君は長いこと医原病と言われる病を患い治療を続けて参りました。
インターフェロン治療等への挑戦も考えましたが、副作用と他の病との関連でリスクも
あることから医師も躊躇され、本格治療をしないままできましたが…。
今年の四月に認可された薬は副作用やリスクもあまりなく治癒率も90%を越えるとのことから
医師と相談し治療に踏み切りました。

当初一錠8万円と言われた薬を、毎日三か月間にわたって休みなく飲み続ける治療には
ためらいもありましたが、国と自治体、健康保険組合等々の助成も申請により
受けられることを知り治療に入りました(この申請手続きも結構大変でしたが…)。
この治療で検査結果「ウイルス検出せず」が続き、ほぼ完了したことから「快気祝い」を
かねての旅となりました。

考えてみると房総は、近い割には海を渡り非日常の世界に誘ってくれることから、諸々の
「記念日」には、いつも訪れていた私たちにとっては思い出深い地でもあります。
宿泊は義兄の葬儀の際のお返しに頂いた宿泊券で選んだ、南房総のホテルを事前に予約しました。
朝9時40分久里浜発のフェリーに乗って金谷までの短い船旅…。

細君が前から訪ねたいと言っていた大喜多町へ鴨川、勝浦を経由しドライブを兼ねて向かいました。
そこからいずみ鉄道の電車に乗ろうとの計画であったのですが…。
休日ゆえでしょうか道の混雑と距離も予想以上にあり、逆算するとホテルのチェックインを
大幅に過ぎる事から、電車はあきらめ大多喜町「道の駅」での買い物と見学、食事で済ませました。

大多喜町からの道路も比較的混んでいたためホテルのチェックイン時間ぎりぎりに着きました。
宿泊先「南房総富浦ロイヤルホテル」は南房総の自然豊かな大房岬の突端に位置し岬の半分近く
を占める広大な敷地にゆったりと建ち、岬の緑と群青の海に違和感なく溶け込む優雅な佇まいを
見せていました。



エントランスもリニューアルしたとの事ですが、二階への階段を中央に配したレイアウトも
華美に走らず抑えた灯りの中に浮かぶ重厚なイメージで、ベンジャミンの樹のオブジェとの
コラボレーションがいい味を出していました。

部屋は広々としたツインの洋室でしたが、落ち着いた色調で寛ぎを心地よく演出してくれました。
ホテルの庭から散策路を経て海へ出られるとのことで、早速散策へ。海辺に出ると群青の海が
房総半島の果てに遥かに広がっていました。夏ならばこのまま泳げるのにと…。
海辺の散策で汗ばんだ身体を露天風呂へ。周辺にさつきが咲き乱れる広々とした露天風呂は
ビワの葉の香りが漂い、空いていたこともありゆったりとくつろぐことが出来ました。

細君は未だアルコール制限があることからパイナップルジュースで、私は生ビールでまずは
乾杯し和食のコース料理を頂きました。前菜からデザートまで次々と出てくる12品の料理は、
房総半島の旬の魚、野菜をふんだんに使ったいずれもプロの料理人のこだわりと、冴えた舌を
感じさせる素晴らしいものでした。特に、焼物「鯛の蓮根包み」と、煮物「菜の花がんも」
には板前さんの味にかける心意気を感じました。

部屋に帰って日頃の積もる話をしようとの思いがありましたが、長い険しい道のりの運転に
精神的にも疲れたゆえでしょうか、ビールの酔いもあり6時頃ベッドに横になるや否や
スヤスヤとなり細君には寂しい思いをさせましたが…、彼女もテレビで男子バレーを見ながら
いつしか寝入ってスヤスヤ~とのこと。二人で夜中の2時頃目が覚めて、寝てしまったね~と
大笑い、二度寝のあと目覚めたのは6時前でした。

朝の露天風呂も快適でした。当日は雨模様であいにくの天気でしたが、三芳村の道の駅
「鄙の里」さらに、「とみうら枇杷倶楽部」へとまわり、千葉の旬の特産品ビワ、
ホウレンソウ、夏ミカン、ニンジン、レモン、タケノコ、出しのいりこと昆布、
飲んで美味しかったミネカル、玄米、お花等々!(^^)!を大量に買い込み、ご近所への
おすそ分けとしました。



その後、昼食と夕食を兼ねて3時頃に保田にあるいつもの「ばんや}へ・・・
平日だというのにやはり混んでいましたね~。かなりの量のある「まかない呑」と、
「ばんや寿し」を美味しく頂き、金谷からフェリーに乗って家路につきました。

一泊とはいえ、美味しく心に残る素敵な旅でした。義姉に感謝です。
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