四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「口語短歌・水曜サロンの会」(その90)

2023年06月28日 05時36分02秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その90)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「桔梗 白色」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】拙者ブログ「世界文化紀行」で葛飾北斎の「富嶽36景」を掲載して来ました。
  しかし
「富嶽36景」は実際に46景あったことが分かりましたので46景全部掲載し
  16日終了
致しました。全作品とも楽しく詠むことが出来ました。最後の42・44・
  46景等も味の
ある作品でしたので短歌を詠みました。
 註)「甲州三坂水面」山梨県南都留郡富士河口湖町
☆河口湖北斎描く逆さ富士 駆け引き思惑虚と実対比
 註)「信州諏訪湖」長野県下諏訪郡下諏訪町
☆浮城の高島城のその先に 富士山望む湖水風景
 註)「身延川裏不二」山梨県南巨摩郡身延町
☆身延川谷から湧き立つ白雲は 奇峰の間から富士見え隠れ
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 詞書にもありますように、葛飾北斎の「富嶽36景」は10景追加され、46景となっている
 事実は
結構有名な事のようですね。

 富嶽三十六景が10枚追加された経緯は、いくつかの説がありますが、そのうちの一つは、
 北斎が
富士三十六景の反響の大きさに応じて、追加で10枚の版画を制作したというもの
 ですね。
いずれにせよ、これらは、北斎の画力と創造性を存分に感じることができる傑作
 で、日本
のみならず世界中で愛され続けている、日本の文化遺産の一つと言えますね。

 選定された「逆さ富士」「高島城」「身延川裏不二」の3つの景は、作者の審美眼の
 確かさと、
それらを詠いきった力量の高さを示していると考えます。

 一首目に詠われた逆さ富士、実際に見える夏景色と、湖面に写る冬景色の季節の違いに
 よって、
より一層美しく、印象的なものとなっていることは事実ですね。そんな想いも
 籠めて読んでみましたが・・・。

【ご参考】
★北斎の 狙いは謎の逆さ富士 夏山映し湖面は冬に

【詞書】今日は沖縄最後の激戦地、糸満市摩文仁の平和記念公園で、沖縄戦没者の追悼式が
  行われる。大阪歌舞伎座で沖縄演劇祭へ行ったのは何年前だったろうか。古謝美佐子の
  声量と白髪の長い髪とどっしりとした風体が圧巻で、魂を揺さぶられたのを思い出す。
  そのときに詠んだ歌から
☆島唄はひめゆり(ひめゆり学徒隊)愛しと歌い継ぐ哀しみふかし 怒りの深し
☆地を這いつつ低き声音の島唄は怒りと祈りの鎮魂の歌
☆唄声は騒立つウージの森を越え海を渡りて本土へ届けと
                          夕庵さん
【解説】
 沖縄戦没者を追悼する「慰霊の日」につきましては、私の他のブログでも少し触れさせて
 頂きました。

 「不確か」な平和の今だからこそ、78年前地上戦の戦場となった沖縄で、犠牲となった
 20万を
越える人々の想いを改めて想い起し、心に刻んでいきたいと思っています。

 古謝美佐子さん、その代表曲「童神(わらびがみ)」をはじめ、沖縄の方言で唄う島唄
 には
詞書にもありますように、まさに「魂を揺さぶられ」ますね。

 三首の歌は、何れも古謝さんの歌う島唄のもつ、沖縄の自然の美しさと恵みに裏打ち
 された
「祈り」を、情感豊かに詠っていて心に沁みます。そこには哀しい歴史と、
 それをもたらした者への
静かな怒りが滲んでいます。

 二首目の下の句「怒りと祈りの鎮魂の歌」は、古謝さんの歌う島唄の原点を味わい深く
 表現
していると思います。しみじみと魂に訴えかける、詩情豊かな社会詠と思います。

     「紫つゆ草」

【詞書】延喜式神名帳に記されている船山神社の巨石を祀ったのは、いつの時代の誰で
  あろうか
という疑問を詠ませていただきました。

  船山神社については、「船山神社 wikipedia」で検索していただくと分かると思います。
  巨石については、そのページの脚注6の「船山神社旧社地・奥山巨石群」をクリック
  して頂くと、
写真がでてきます。延喜式神名帳が記された時代(927年)は、船山神社は、
  この巨石の近くに
あったと思われ、巨石のある平群町にいつの時代のものか尋ねても、
  全くの謎です。
(調べて下さいと依頼はしてあります)。

☆延喜式神名帳の船山(ふなやま)の
  巨石祀るは
     何時の誰ぞや
                          西BOOさん
【解説】
 「船山神社の巨石を祀ったのは」との事で、生成AI等を用いて調べさせて頂きました。
 諸説があり、
生成AIの限界も考慮しつつ、一つの解として・・・、船山神社の巨石は、
 縄文時代に祀られたとの
説に辿り着きました。ただ、参考文献も少なく、断定ではなく
 一つの説と理解頂ければと思います。

 なお、作者も既に調査されていることと思いますが、この巨石は、縄文時代の磐座であり、
 磐座とは、
石を神聖なものとして祀る場所とのことですね。

 短歌で、古代史の謎に迫るのは、ロマンもありワクワクする営みとも感じます。この分野
 の研究成果を
私たちにも是非ご披露頂ければ幸いです。

【詞書】子供達の声がうるさいと、公園までなくしてしまう時代です。ひとつの空き缶を
  工夫して
使い、夕方まで遊んだ時代は遠くなりました。

☆空き缶のひとつもあれば 暮るるまで 空き地に子らの遊びし頃よ
                          みっちっちさん
【解説】
 子供達の歓声が響かなくなった公園と、地域を想像すると寂しさばかりでなく、
 恐ろしさを
感じてしまいます。それだけ人に対する寛容さが無くなってしまう地域に、
 息苦しさを感じるのは
私だけではないと考えます。

 「異次元の少子化対策」と政権は言いますが、子供たちが楽しく、元気にゆったりと
 暮らせる
地域社会。それを私たち大人たちが作っていくことが、まず求められていると
 考えてしまいます。
そんな想いを抱かせる詠歌と思いますし、静かな社会風刺を秘めた
 懐かしい歌とも感じます。

     「ガクアジサイ」

【詞書】ある方のブログを読ませていただいて病状によっては精神薬の必須な方もいると
  いうことを
理解しました。私は自分の体験から断薬をお勧めしたりしていたのでしたが、
  症状によっては
必須な方もいらっしゃるんですね。私の不明を恥じるとともにお詫び
  申し上げます。

☆精神薬必須の人のゐることを知らざりこの歳になるまで
☆健全な夫が側にゐることがわれの一番の幸運ならむ
☆関はらぬことが一番たいせつと教へてくれし人に感謝す
                          水仙さん
【解説】
 ご連絡頂きました17首の詠歌は、何れも作者の現在の心情を切々と詠われた優れた
 作品です。
従って選歌しがたい想いが募りますが、覚悟をもって三首を選定させて
 頂きました。

 二首目は、御夫君の存在を改めて詠い「われの一番の幸運ならむ」と詠いきる潔さは
 見事です。
この想いは、是非言葉で御夫君に伝えられることをお勧めします。私たちの
 世代は照れくささもあり、
自らの想いを夫婦間で言葉に出して伝え合う事が不得手と
 思っています。作者はそのような事は
無いでしょうが・・・。歌を短冊にしたため
 御夫君に贈られることも一案ですね。

 三首目は、精神の安定のためにも何より大切な事と思います。心して参りましょう。

【詞書】暑き朝 モーツァルト クラリネット協奏曲 第2楽章 Adagioを聴いて
☆未だ深き夢の中に今年一番の暑き陽がゆっくりと浸して
                          自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 本歌
 新古今和歌集巻第二十 釈教歌 式子内親王
  しづかなる暁ごとに見わたせばまだ深き夜の夢ぞ悲しき
 私は、モーツァルトが好きで、古典を読む時にYouTubeで聴いております。
 このアダージョのイメージとしては、夜明けの太陽が徐々に周りを明るくして、それに
 つられて世の中が動き出すと言うもので、それを短歌にしました。
 本歌取りは、余り多くの語句を取らないのですが、ちょっとこの愚詠は取りすぎかな?
 これから熱中症の危険が多くなる時期です。皆様も十分御注意下さい。
 下記URLに、モーツァルトの曲も貼付しておりますので、御來室頂ければ幸いです。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/fa51c338f09280c0ad5bd1135f518dc8
【解説】
 新古今和歌集の式子内親王の歌は、直訳すると・・・、
 「静かな暁ごとに自分自身を省みていますが、まだ深い迷いの夢の中にあります。小さな
 事に執着心を持っているために感じる不幸ですが、これは悲しい事です」となりますが…。
 本歌取りを行う際は、本歌と主題を合致させないようにすることが求められます。これを
 踏まえつつ作者の詠歌は「まだ深き夜の夢」の中と、状態を示す句として本歌取りを行い、
 見事に成功していると考えます。自由律の短歌でありながら、詩情を湛え、かつ調べも
 整った短歌に仕上げる手並みにはいつも学ばせて頂いています。
 ちなみに、本歌取りは、短歌の技法の一つとして古くから用いられてきましたが、本歌取り
 を行うことで、短歌に深みや新鮮味を加えることができます。さらに、本歌取りは一般的に
 2句まで許されますので、古典等を参考に、挑戦することも短歌を学ぶ上で大切な試みと
 思います。作者の挑戦と、その試みにも学んで行きたいと思います。

【詞書】27日の朝刊に、ハーブ研究家で、NHKの番組でも馴染みがあるベニシアさん(ベニシア・
  スタンリー・スミスさん)が21日に亡くなった、という記事がありました。72歳だった
  そうです。よく姉のうちでBSの番組を見ました。いろんなハーブなどを使ったり育てたり
  されていたベニシアさんになんとなく憧れてました。その魂が安らかでありますように…。
☆ゆっくりとハーブの庭に生きた人
      大原に遊べその魂よ
                          ちがやねこさん
【解説】
 ベニシアさんのハーブガーデニングの番組は、静かな時の流れと癒しを感じつつ、私も時々
 視聴させて頂いていました。
 詠われているように「ハーブの庭に生きた人」であったと思っていますし、「大原に遊べ
 その魂よ」ですね。ベニシアさんへの作者の想いの籠った挽歌でもあると思います。
 享年72歳は、女性の平均余命を考えましても未だお若いと思っています。ベニシアさんに
 改めて哀悼の意を表したいと思います。

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆島唄はひめゆり愛しと歌い継ぐ哀しみふかし怒りの深し
                         夕庵さん
★いつの世もかろき命のあるものか 歌ひ継ぐべしひめゆりの唄
                         みっちっちさん

☆延喜式神名帳の船山の 巨岩祀るは何時の誰ぞや
                         西BOOさん
★紀の国の花の窟神社に神宿る二つの磐を結ぶ大綱
★熊野には岩座信仰息づきてゴトビキ磐に迎えられたり
                         夕庵さん

☆空き缶のひとつもあれば暮るるまで 空き地に子らの遊びし頃よ
                         みっちっちさん
★DHA、EPAと言うからに鯖缶積み上げレシピを作る
                         夕庵さん
★鯖缶にしやりしやり朝の削り節 夏合宿の風薫る卓
                         みっちっちさん

☆年波を晒す紫陽花その生を丸ごと好きと妻のつぶやき
                         ポエット・M
★生くるとはいのちの限り懸命に 紫陽花 雨に落ちぬまま萎へ
                         みっちっちさん
★生きるとは漂いてゆく修羅の舟 子ガ二の背ほどの安らぎもあれ
                         夕庵さん
★生くるとは 今誕生の馬の仔がマリオネットのごとく立ち上ぐ
                         みっちっちさん

☆年波を晒す紫陽花その生を 丸ごと好きと妻のつぶやき
                         ポエット・M
★紫陽花の青きしずくにうつしみる 心のひだの揺れて朝あさ
                         夕庵さん
★紫陽花のしずくにうつる花影の ゆれいる様に裡なる揺れも
                         ポエット・M

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆

☆沈黙もひとつの会話 しみじみと共に見つめる雨の紫陽花
                         ポエット・M
【解説】
 鮮やかに咲き誇り梅雨の鬱陶しさをひと時忘れさせてくれた紫陽花も、いつしか
 最盛期を過ぎ
終焉の趣を漂わせています。雨の散歩の折、そんな紫陽花を細君と
 しばらく見つめていましたが、
それぞれの想いは語らず通り過ぎました。
 「散らずに生を全うする紫陽花が好き」と呟いた、かつての
細君の言葉を思い
 起こしました。語らずに、沈黙することも一つの会話と思い詠ってみました。


      「がく紫陽花」

「五行歌集 ―君へのレクイエム― 」鑑賞 嵯峨吹雪著(33)
  
8.薔薇の花束(2)
 
   これが薔薇だ
      ここで踊れ   ヘーゲル「法の哲学」より

   薔薇なれば
     花開かんと
       言う君の
         長き黒髪
           永遠なる瞳

             女王様(ボルドー)と
              王様(ブルゴーニュ―)の
                   赤と白
                     交わす二人は
                       五月の薔薇よ!

                          鮮烈な
                           夢魔の天地を
                              華麗なる
                                薔薇の吹雪で
                                  吹雪けよ吹雪

          白日夢
           裂くは銃声
              錯乱か
                空に散りゆく
                   薔薇の残像

     剣山の
       夢魔こそ怪奇
           蒼穹の
            天に散りゆく
               薔薇の鮮血


     「グラジオラス」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
 チョウキチさんからのコメントです
   ★さむしろに衣かたしき今宵もや我をまつらん宇治の橋姫
  この歌は、改めてみると随分勝手な歌ですね。心の奥に思いやりが潜んでいればいい
  のですが・・・。
 ポエット・Mの応答コメント
   ★さむしろに衣かたしき今宵もや我をまつらん宇治の橋姫
  この古今和歌集の歌は、直訳すると・・・
  「今頃狭い敷物の上で、衣の片側を敷いて寂しく一人寝をしながら、今夜も私が来るのを
   待っているのだろうか、あの橋姫にも例えたくなる宇治に住む私の恋人は」となります。
  橋姫伝説等の背景も含めて、この歌の解釈には諸説ありますが、私はこの歌の作者である
  藤原良経は恋人(妻)を偲ぶ哀しみを詠ったと思っています。その意味で深い思いやりを
  感じます。

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なお、ブログの
    字数制限(コード30,000字)により、コメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了

コメント (42)
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沖縄「慰霊の日」

2023年06月24日 13時29分19秒 | 日々の歩み

 ロシアはウクライナ侵略以降ダムの破壊を始め、国際法違反のあまたの蛮行を依然として繰り返していますが、これらを始めアフリカのスーダン、ミャンマーの軍事支配等々、世界には不穏な空気が漂っています。
このような情勢下、沖縄では昨日23日、太平洋戦争末期の沖縄戦での犠牲者らを追悼する「慰霊の日」を迎えました。
 また、沖縄では米軍に加え、自衛隊が増強され、島は「軍事拠点」としての色合いを濃くしています。「不確か」な平和の今だからこそ、78年前地上戦の戦場となった沖縄で、無念の思いをのみ込み死なざるを得なかった20万を越える人々の想いを受け継いで行きたいと思います。また、戦争の犠牲になったその方たちの命を悼み、改めてご冥福をお祈りしたいと思います。

 昨日23日付けの朝日新聞に作家、池澤夏樹氏のインタビュー記事が掲載されていました。その結びで氏の語った言葉を少し長いですが、引用し載せたいと思います。
 「沖縄は平和製造工場である、と先ほど言いました。皮肉なことに、その沖縄が、
  また戦争に一番近い島になろうとしている。平和がつくられたと同時に、蒸発
  するように消えてしまうのが、今の日本です。
  ただ、平和と唱えていれば、平和が来るわけではありません。憲法九条にしても
  護持していればいいというものではなく、積極的に運用しなければいけない。
  その意味でも、現状にあらがって平和をつくり続けている沖縄は、日本の宝なんです。」
沖縄の置かれている現状認識と、「現状にあらがって平和をつくり続けている」沖縄の人々の取り組みを改めて心に刻みたいと思います。

 六月はボランティアの諸々の計画の実施時期が重なります。そのうちの一つ、公立中学の「学校運営委員会」関連のイベントがあり参加してきました。地域の次代を担う生徒たちを中心に据えた、教育力の推進と向上に長年にわたって真摯に取り組んできたメンバー達の絆と、力強さを改めて感じました。
 20年以上にわたり地域教育に地道の取り組んだ先達たち。長年、自ら公開講座の講師をボランティアで努め、時には、やんちゃな生徒たちに先生方と共に対峙し説得し、さらに周辺のパトロールを行う・・・等々学校教育の傍観者ではなく、伴走者として地域の子供たちの教育のお手伝いを行ってきました。
そんな地道な実践が、少しずつ実を結びつつあることを、昨今の生徒たちの様子と、学校の情況から実感することが出来ました。

 なお、かつてこのブログでも触れましたが、郷里の友人から贈られたグラジオラス等が、団地の花壇で開花し、紫陽花の萎れた後を艶やかに彩ってくれています。この花の写真を載せて友人に久しぶりに葉書による便りをしました。細君が従妹にも送ろうとの事で花の画像葉書を作成しました。ブログ友の奥様の絵手紙には遥かに及びませんが、時にはメールでなく葉書も良いものと感じました。

 また、先週日曜日は父の日とのことで息子たちからプレゼントが届き、恐縮しつつも有り難く頂くことにしました。細君からは夏向きの前から欲しいと思っていた着心地の良い部屋着を贈られ、これも嬉しく着ております。皆に感謝!!です。


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「口語短歌・水曜サロンの会」(その89)

2023年06月21日 05時32分46秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その89)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「観音崎で命名された新種紫陽花 汐音」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」


【詞書】世界文化紀行で「日本フラワーパーク」を掲載しています。改めて国内に素晴らしい
  フラワーパークがあるのを知りました。どのフラワーパークも素敵で見る人、行く人の
  心を癒して
くれます。
 註)千葉県「千倉の花畑」
☆贅沢な色とりどりの花と海 一度に眺める南房総
 註)埼玉県「ポピー・ハッピースクエア」
☆咲き誇る絨毯のようなポピー畑 ビタミンカラーの初夏を満喫
 註)埼玉県「羊山公園」
☆大自然秩父の四季は恵まれて 憩いの場として人は楽しむ
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 「千倉の花畑」「ポピー・ハッピースクエア」「羊山公園」等は、いずれも規模と、花、
 さらに周辺の
景観も含めて日本を代表するフラワーパークでもありますね。

 それぞれの特徴をとらえ詠いきることは、まさに挑戦とも言える試みですが、益々詠歌に
 磨きがかかって
きたと感じます。特に、二首目の「ビタミンカラー」はポピー園の雰囲気を
 よく表していると感じます。

 一首目、「色とりどりの花と海」は、千葉県千倉の早春の景観と雰囲気を上手く表現して
 います。
この花畑は、かつて会社の保養所が近くにあった関係で冬にもよく訪れ、エメラルド
 ブルーの海を
背景に咲き誇るストックや菜の花を眺め、一足早い春を満喫した記憶が蘇ります。

 三首目の「羊山公園」に、秩父の象徴でもあります武甲山を入れて、ご参考として詠んで
 みましたが、いかがでしょうか。

【ご参考】
 ★武甲山 背にして丘の芝桜 はるかな大地おおう薄紅

【詞書】詩情を感じ得がたいスポーツの短歌に、又挑戦します。以前は、負け試合について
  詠みましたが、
今回は勝ち試合を詠みました。練習頑張ってるので、最近、勝つ事が
  増えてきたのです。「生命線」に
力強い気持ちを込めました。

☆マニキュアも塗らぬ我が手よ 生命線 強く握りてスマッシュ決める
☆じつと見る生命線の上(へ)の球よ サーブ前 その熱き一瞬
                          みっちっちさん
【解説】
 スポーツの短歌、特に「勝ち試合」を詠まれたとの事。その試みは「手の生命線」に
 フォーカスすることで
成功していると感じます。サーブ前の作者の集中力が凝縮して
 表現されています。

 二首目の「生命線の上(へ)の球よ」のディテールの表現が適切で、「熱き一瞬」の下句への
 つながりも
良いと考えます。卓球のサービスの際手のひらにボールを載せ、どう攻めるかの
 一瞬の間を切り取り、
その緊張感も含めて表現しきっていると考えます。

 このような「スポーツの短歌」は大いに詠んで欲しいものと考えます。

【詞書】雨の道にたくさんの柿の花が落ちていました。実のならない花と実らぬ恋をかけて
  みました。

☆ころころと柿の花落つ雨の道 実らぬ恋のありし事など
☆ハナニラの匂い残れる指先に夏呼びよせて風が集まる
【詞書】AIもここまで来ると恐ろしいです。
☆いつの日か人類滅ぶ日の来るや チャットGPTは魔法使いか
                          夕庵さん
【解説】
 一首目は、柿の花の落下と、「実らぬ恋」をかけて詠まれたとのこと。思えば大半の方が
 結婚に
至る過程で少なからぬ「実らぬ恋」を経験してこられたものと思います。恋は実らぬ
 ゆえに美しく、
それぞれの方の記憶の底に刻まれてきたものと思います。柿の花の落花に
 よって、そんな美しい
記憶が蘇る素敵な歌と考えます。

 なお、今の季節、柿の花が結構落ちていますが、小さな青柿の落下も散見しますね。落ちる
 原因はいくつかあるようですが、一つは生理落果と呼ばれ、花や、実をつけすぎた場合に樹を
 守るために落とすようです。
 三首目は、私の過去の仕事にも関わるものですが、AIは人による制御が必須の技術と
 思います。上手く使えば画期的な仕事をこなしてくれるものですが、コントロールをせずに、
 その暴走に委ねることが何よりも問題と思っています。
 未だ開発途上の半製品ですが、急速に学習し進化を遂げていきますが、あくまで人による
 コントロールが必須と考えています。従って怖がらず賢く使い制御する私たちの知恵が大切と
 思っています。
 なお、「チャットGPT」は「魔法使い」ではなく、膨大なインターネット等の情報を読み込み、
 学習し、そこから質問者へ最適な回答を編集し出力する機能です。質問の仕方によっては
 とんでもない答えが返ってきますし、まだまだ一層の進化が必要な技術でもあります。
 また、人類と共存する道を築いていく、私たちの智慧がなにより必要とも思います。

 ちなみに、「チャットGPT」のアート版に「bing」がありますが、これを使い私が作成した
 「紫陽花と観音崎」のデジタル絵画をご参考として以下に掲載します。20文字程度の指示で
 3分ほどの
時間を費やし4枚描いたうちの一枚です。ディテールに幾つか問題はありますが…。


     「bing」で生成したデジタル絵画「観音崎の紫陽花」

【詞書】私の短歌も夫の小屋と同じく未完成交響曲になるかもしれませんが、しかし続ける
  限りは
資料として短歌の雑誌もおいておいたほうが良いですから、古い短歌雑誌も能勢に
  運んで
きてもらいました。
☆廃材で作りかけたる夫(つま)の小屋このまま未完成のままになるかも
☆五十から始めた妻の短歌はも上手くならずに燃え尽きるかも
☆もともとは鹿の住処の山なれば侵入したのはわれら人間
                         水仙さん
【解説】
 能勢町で詠まれた11首の短歌から、3首を選定させて頂きました。
 御夫君の造られた能勢町の別宅で、夫婦そろって趣味に打ち込める日が早く来れば良いですね。
 家づくりが「未完成交響曲」であったとしても、日々心を込めて家づくりに通われる御夫君の
 姿は
尊いものと感じました。このように目標に向かってたゆまず、着実に歩を進める姿に
 感動を誘われます。

 短歌も「継続こそ力」のものでしょうが、一首目、二首目は御夫君とともに二人三脚で、
 それぞれの
目標に向かって歩む姿が詠われていて共感を誘われます。「それでも歩み続ける」
 姿こそ尊いと思います。

 三首目は、いま全国各地で問題となっていることですが、もともとは鹿や、熊や、猪の住家
 だった所へ
侵入したのは私たち人間ですね。そのような視点から共存の道を探って行ければと
 考えますが、そんな視点を
改めて提起した歌と考えます。

【詞書】非日常の違和感
☆左手で歯を磨く
 傘を差さず濡れて歩いてみる
        雨の日曜
                         自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 朝、歯を磨いている時、磨き残しが無いように左手でも磨くと言うのを思い出し、試して
 みると、
とても違和感を感じました。

 そこで今日は、違和感を感じる事をしてみようと、バスで空席があるのに立ってみる、傘を
 持っているのに差さずに歩いてみるなど違和感を感じそうな事を試してみました。
 どうせ雨で何処にも行く用事が無いので。
【解説】
 「非日常」は、私たちに新しい刺激を与え、気分をリフレッシュさせたり、新しい発見を促す
 ことが
ありますね。また、これは、私たちの冒険心や好奇心をくすぐり、平凡な日々の中で、
 人生を
より豊かにしてくれることもあると考えます。

 詠われているように、何気ない日常生活の中でいつもの生活パターンを少し変えることで
 得られる
「非日常」もあろうかと思います。私たちの日常生活は、ある程度パターン化されて
 いますので、
非日常の状況に出会うと、私たちの脳はパターンを探し、新しい情報を処理
 しようと高速回転
します。このことが、非日常の違和感につながるのではと考えます。

 「傘を差さず濡れて歩いてみる」と言う、非日常の行動パターンは違和感のみならず、周囲を
 巻き込み
新たな発見や、展開があるやも知れませんね。親切な素敵な方が傘をさしかけて
 くれたり…と。
時にはさりげなく挑戦してみたい営みとも感じます。そんな想いにさせられる
 詠歌と考えます。

     「ハマナス 白花」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆マニキュアも塗らぬ我が手よ 生命線強く握りてスマッシュ決める
                         みっちっちさん
★一年生ピンクのマニキュア指先に女の扉開けてしまいぬ
                         夕庵さん
★桃色のマニキュアをして 片想ひ 筒に納めて卒業せし日
                         みっちっちさん
★大筒の花火を肩ぐ男たち 火の粉浴びつつゆらぐことなし
                         夕庵さん
★ホスピスの窓をいろどる遠花火 亡き母ともに楽しみし日よ
                         みっちっちさん

☆ころころと柿の花落つ雨の道 実らぬ恋のありし事など
                         夕庵さん
★切れ切れの夢にさ迷ふ昨夜(きそ)の雨 実らぬ恋の悔ひのひとつも
                         みっちっちさん

☆もともとは鹿の住居の山なれば侵入したのはわれら人間
                         水仙さん
【詞書】奈良公園は今、春の出産期を迎えてバンビの可愛い姿が見られます。
★優し瞳でバンビと跳ねる鹿の居る奈良公園はベビーラッシュで
                         夕庵さん
★神様の鹿と鹿嶋神宮と奈良公園の鹿は愛さる
★神様の鹿も各地で増えすぎてジビエ料理の食材となる
★能勢町のジビエ料理の食材は地元で捕れるイノシシと鹿
★残酷と人は言へども増えすぎる鹿とイノシシ食はねばならぬ
                         水仙さん
【詞書】本島は瀬戸内海にある過疎の島です。
★アオサ消え浅蜊も捕れぬ本島にいずこより来たヌートリア達
                         夕庵さん
★ヌートリア増えて消えたる本島のアオサ、浅利のニュース聞く朝
                         水仙さん

☆鹿に餌をやるのはすべて外つ国の人であること鹿も知りたり
                         夕庵さん
★外つ国の「子鹿のバンビ」とふ映画見た記憶あり子供の頃に
★生きるため命いただく人間の原罪おもふときのあるべし
                         水仙さん

☆けむるがに咲きみだるるやジャカランダ すさぶ梅雨をも 柔らかく受け
                         ポエット・M
★憧れは南の国のジャカランダ いつの日か訪う経路を辿る
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆

☆年波を晒す紫陽花その生を 丸ごと好きと妻のつぶやき
                         ポエット・M
【解説】
 梅雨に叩かれながらも鮮やかに咲き誇った紫陽花も、時の流れの中でいつしか最盛期の
 輝きを
なくし、萎れていくものも散見されます。散歩の折、そんな紫陽花の萎れた姿にふれ
 「散らないで生を
全うする、そんな姿が好きよ」と呟く妻。その言葉に触発されて、
 そんな紫陽花に寄せて詠んでみました。


      「がく紫陽花」

「五行歌集 ―君へのレクイエム― 」鑑賞 嵯峨吹雪著(32)
  
8.薔薇の花束(1)
 
   これが薔薇だ
      ここで踊れ   ヘーゲル「法の哲学」より

   詩人なら
     こぞって詠い
       画家ならば
         こぞって描く
          汝れが名は薔薇

              愛も血も
               持ってはいない
                   唯一の
                    真紅の色は
                      薔薇の花だけ

                         ひんやりと
                           拾う手に沁む
                              ひらひらの
                               夜露に濡れた
                                  薔薇の花びら

          梅に桃
           林檎に桜
              山査子に
                吾亦紅まで
                   嬉しや薔薇科

     これが薔薇だ
        ここで踊れと
          言うほどの
            歌を詠いて
              死にたきものよ


     「薔薇 クリスチャンディオール」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
 チョウキチさんからのコメントです
   ★さむしろに衣かたしき今宵もや我をまつらん宇治の橋姫
  この歌は、改めてみると随分勝手な歌ですね。心の奥に思いやりが潜んでいればいい
  のですが・・・。

 ポエット・Mの応答コメント
   ★さむしろに衣かたしき今宵もや我をまつらん宇治の橋姫
  この古今和歌集の歌は、直訳すると・・・
  「今頃狭い敷物の上で、衣の片側を敷いて寂しく一人寝をしながら、今夜も私が来るのを
   待っているのだろうか、あの橋姫にも例えたくなる宇治に住む私の恋人は」となります。
  橋姫伝説等の背景も含めて、この歌の解釈には諸説ありますが、私はこの歌の作者である
  藤原良経は
恋人(妻)を偲ぶ哀しみを詠ったと思っています。その意味で深い思いやりを
  感じます。

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なお、ブログの
    字数制限(コード30,000字)により、コメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了

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観音崎の紫陽花

2023年06月17日 15時29分58秒 | 日々の歩み

梅雨の真っただ中ですが、今日は「梅雨晴れ」と、昨日に続き青空が続いています。
昨日は久しぶりの晴天に誘われ、細君共々観音崎公園に散策に行こうと二人で出かけました。
駐車場は既にかなりの数の車で埋まっていました。いつものなだらかなルートで登ろうと
出発しましたが、登り口の「告知板」が目に入りました。「紫陽花の切り絵」イベントを
16日、17日にやっているとのこと。しかも当日予約なしで参加可能との事で、早速管理
センターの事務所に出向いてみました。

申込書に記入し、当初は私達二人だけでしたがすぐに一人増えて3人で、インストラクター
の指示に従って始めました。紫陽花の型紙に沿ってカットする簡単な制作と思っていましたが、
なかなかどうして結構曲線のカット、さらに硬めの色紙ゆえに四枚重ねのカット等苦戦しました。
それでも20分ほどカッターで紙と格闘して何とか仕上げました。文字通り久し振りに制作に
集中したひと時でした。仕上がるころにお子さんを連れたパパが二人で待っていて、さらに
増える様子で人気のイベントと感じました。

見本の切り紙はとても素敵でしたが、私たちの作品はやはり曲線のカット、色紙の選定等々
雑さが目につきました。仕上がった「紫陽花の切り絵」はお土産として頂きました。
インストラクターの方と、事務所の方に御礼を述べて管理センターを出て観音崎公園に
向かいました。

登り道は、昨日迄雨が降り続いていたのでかなり濡れていて、滑りそうでかなり危険な
状態でした。観音崎は今の季節、歩道と森一面に植えられた様々な種類の紫陽花が咲き競い、
それも楽しみですが、この日は別の目的がありました。そう、山百合です。昨年ボランティア
の方々が10数か所に山百合の球根を植え、それがかなり育ち、もうそろそろ咲く頃かと
出かけてきたのですが…、残念ながら咲いていたのは一輪のみで、あとは蕾の状態でした。
来週後半が見ごろと見ました。

公園内の紫陽花は「かながわ花の名所100選」に選ばれ、原種の紫陽花を始め多くの種類の
花が色とりどりに咲いていました。この観音崎公園で命名された「汐音(しおん)」と
いう新品種の紫陽花も、何か所かで咲き名板も付けられていました。

この日は6000歩程で、心地よい疲れとお土産があったので楽しい散策となりました。
拙い作品ですが細君が飾ってくれました。

 

コメント (3)
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「口語短歌・水曜サロンの会」(その88)

2023年06月14日 05時57分27秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その88)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「アジサイ 白」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」


【詞書】世界文化紀行で「日本フラワーパーク」を掲載しています。鹿児島から北海道まで
  全国津々浦々までありますが、今回はご当地長野県と山梨県のフラワーパークを詠んで
  みました。
 註)長野県「菜の花公園」
☆いいやまは唱歌の世界思わせる 豊かな景色心を癒す
 註)長野県「富士見高原リゾート花の里」
☆八ケ岳夏の高原涼しくて 見どころ満載カラフルな花
 註)山梨県「花の都公園」
☆広大な季節の彩り花畑 四季折々に堪能できる
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 長野県と山梨県のフラワーパークを詠んだ三首の詠歌は、いずれも豊かな色彩を感じ
 させる
公園の様子を的確に表現し、良く分かる歌となっています。

 一首目の「菜の花公園」は、詠われているように、唱歌『おぼろ月夜』の舞台となった
 場所で、
見わたす限り菜の花の鮮やかな黄色に覆われる花の公園でもありますね。
 その公園も夕月がかかるころ、菜の花の甘やかな香りが漂っていたことと思います。
 そんな様子も
含めて、ご参考として詠んでみましたが、いかがでしょうか。

【ご参考】
 ★菜の花に染まり香れる公園も 夕月かかり おぼろにかすむ

【詞書】実家に帰るといつも私の好きな花を生けて待っていた母を思います。紫の桔梗は
  特に私も母も好きな花です。
☆むらさきの霧のむこうに母が顕つ 桔梗咲く庭風の相聞
【詞書】遠くから見てもよくわかる白い花、風に煽られて翻る花はまるでダンスを
  しているようでした。

☆薫風に歓喜のダンスするような なんじゃもんじゃのこの白い花
【詞書】先日松本零士氏のお別れ会が、東京国際フォーラムでありました。
  祭壇は銀河葬、献歌は「銀河鉄道999」とnetで紹介されていました。
☆「戦争はもうやめてくれ!」と松本零士(れいじ)氏の祈りは今も銀河を駆ける
                          夕庵さん
【解説】
 一首目の「桔梗」を詠んだ歌は、作者の母恋の歌であり、お母様を偲ぶ想いが
 しっとりと
味わい深く詠われています。母は子にとって永遠の存在であり、まして
 好きな花を見るたびに
偲ぶ存在でもある事を、改めて想い起させる歌でもあります。
 二首目は、なんじゃもんじゃの白い花が風に揺れるさまを「ダンスするよう」と
 コミカルに詠い、
爽やかな歌になっています。
 三首目、松本零士氏の「銀河葬」を詠んだ歌は、ウクライナの現状を見る時、心に
 刺さります。
同じく松本零士氏の作品で『宇宙戦艦ヤマト』に登場する沖田艦長が、
 「人は生きるために生まれてきたのであって、死ぬために生まれるのではない」と叫ぶ
 場面が
あります。この叫びと祈りを、私たちは改めて心に刻む必要があると思います。
 こんな思いを
喚起する歌と考えます。

     「桔梗」

【詞書】夏野に寝転んだ事を二首詠んだのですが、どちらがいいか迷って二首とも
  出詠します。

☆草の香をまとひ夏野に寝転べば 母に抱かれしやうに安らぐ
☆寝転びて夏野は母と想ひけり 見上ぐる空は父とぞ想ふ
                         みっちっちさん
【解説】
 夏野と言えば、正岡子規の
  「絶えず人いこふ夏野の石一つ」
 の句が思い浮かびますが、私はニッコーギスゲが群れ咲く
信州、車山高原の宏大な
 野原を思い出します。高原の風が吹き渡る野原に寝転ぶのは
最高の癒しでもありますが、
 詠われているように「母に抱かれしやうに安らぐ」想いですね。

 私は、一首目の素直な歌い方に惹かれます。

【詞書】シャローナ  ザ・ナック「マイ・シャローナ」を聴きながら
☆どんどん行くよ😃
  君の笑顔😊がボクのエナジーだぜ😉
     my my マイ・シャローナ
                          自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 いつも飲みに行く店で、いつも掛かっている誰もが知っている曲。でも曲名を知りません
 でした。
ふと聞いたままのいい加減な英語のマイシュローラーで検索してみたら⁉️
 ザ・ナックの
「マイ・シャローナ」と言う曲でした。
 こんな曖昧な検索でも、検索出来ると言うのに驚きました。私の英語ダメ🙅をGoogleも
 AIが
把握していて検索しているのかな?😱
 マイ・シャローナ(My Sharona)は1979年に発売されたザ・ナックのデビュー・シングルで、
 ビルボードホット100で5週連続1位を獲得、1979年を代表するヒットナンバーとして知られる
 そうです。
メンバーのギタリストが一目惚れした少女がSharonaと言う娘で、その娘を
 イメージして出来たとか。

 下記URLに曲をリンクさせておりますので、ああの曲ねとお聴き頂ければ幸いです。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/0a7d13f06a71229c551a389771a6e8a3
【解説】
 Googleも最近「Chat GPT」と同様な機能を持つ、「Bard」の試験運用を開始しました。
 従って検索機能にもその種の機能を包含しているかも知れません。
 ユーチューブで「マイ・シャローナ」の曲を視聴させて頂きました。結構ノリノリの曲で
 ビールが
進みそうですね。「止められない、あきらめない、抑えられない」とのギタリストの
 叫びが
共感を誘います。こんな曲を聴きながら気の合うメンバーで杯を傾け合うのは最高
 ですね。

 「君の笑顔😊がボクのエナジーだぜ」を歌のみでなく、素敵な方にささやいてみたいもの
 ですね。
そんな想いにさせられる詠歌でもあります。

【詞書】ブログ友のことを詠った三首でございます。
  今週も詞書なしで、わかる方にわかっていただけたらと思います。
☆虫めづる姫の爆発富士山の噴火にも肖て貴かりける
☆虫めづる姫は瀬織津姫のごとこの世清めるため存在す
☆虫めづる姫は汚い沼に咲き汚い人らの汚物吸ひあぐ
                          水仙さん
【解説】
 三首の歌は、何れもブログ友を詠んだものと拝察します。その方はご自分のブログで
 言われないコメントに傷つきながらも「私は、虫を観察することをエネルギーにし、
 生き抜いてやるぞ!」と前を向く聡明な方とお見受けしております。
 二首目の「瀬織津姫」とは、川に坐す水の神で、すべての罪を海にながしてくれる
 女神とのことです。大ヒット映画『君の名は。』は瀬織津姫をモチーフにしていると
 指摘する人もいますが、人の世のけがれや、罪をすべて受け入れ水に流してくれる神の
 存在は有難いですね。そんな神にもたとえられるブログ友は得難く、大切な方と思います。
 このような歌は、苦しみの中にいる友への何よりのエールになるのではないかと思っています。

【詞書】「ダム爆破」はどっちがやったとか関係ない、ウクライナの人達もロシア(系)の人達も
  助ける事が最優先とちゃうんか?その地域だけでも停戦したっていいやろうに、なおも
  砲撃とか、ええ加減にせえよ!…って感じです。…あまりにも罪深い所業です。
☆人間も動物も家も押し流す
    ダム爆破など言語道断!
【詞書】初めて映画館で観た洋画が「奇跡の詩」でした。そのストーリーは…飛行機事故後
  たった一人でジャングルを彷徨って、色々危ない目に遭い…ボロボロになりながらも、
  生物学者の父親の「川に沿って下れば人の居る所にたどり着ける」という言葉に従って
  歩き続けて、ついには人に出会えて助かって、会いに行くはずだった父親と再会を果たす…。
  一緒に乗っていた母親をはじめ、乗客は皆亡くなって、主人公の少女も亡くなっている
  だろうと思われていただけに、「奇跡だ!」と、当時大騒ぎになり、事故から三年後の1974年
  に映画になったとのことです。
  今回の事故とその後の経緯から、人間の「生きる力」について改めて考え、少し懐かしい
  記憶がよみがえった出来事でした。
☆子供たち飛行機事故から生還し
   アマゾン「奇跡の詩(うた)」が再び
【詞書】6月11日に甲子園球場で、甲子園球場100周年記念事業として行われた
  「ブラスバンドフェスティバル2023」。
  この日はスタンドはもとより、フィールドでも「プレイヤー」は吹奏楽部員!智辯学園、
  智辯和歌山、習志野高校、龍谷大平安等々、名だたる8校の生徒たち。こういうイベントは
  100周年だけでなく、またやってほしいです。
  「高校野球」は最早、日本の文化だ!と、楽器も出来なきゃスポーツ音痴な私は思うわけです。
☆梅雨空に響くブラスや甲子園
    吹奏楽部がこの日は主役に
                          ちがやねこさん
【解説】
 ウクライナでは6日、南部・ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所のダムが決壊しドニプロ
 川下流域一帯に水が押し寄せて住宅が浸水するなど大きな被害が出ています。
 さらに、ウクライナ軍の幹部は11日、地元メディアの取材に対し、ロシア軍が東部・
 ドネツク州と南部・ザポリージャ州の境界に位置する、ウクライナ解放地域のダムを破壊した
 と発表しました。詠われているように、正に「言語道断!」の所業です。
 さらに、アマゾン「奇跡の詩」、「ブラスバンドフェスティバル2023」と、今日的なホット
 な題材を手際よく織り込み詠った手並みは流石と思います。ジャーナリスト的な視点を持った
 短歌には私たちも学んで行きたいと思っています。

【詞書】先日、伊豆に小旅行してクロを初めて動物園に連れて行きました。興味津々で
  動物さんたちを見ていました😄
☆ムフロンと 檻を挟んで ご挨拶
       動物園に お散歩デビュー
☆溶岩の 海に架かりし 城ケ崎
       吊り橋揺れる 初夏の荒波
                          クロママさん
【解説】
 愛犬クロちゃんと共に行かれた東伊豆、城ケ崎におけるご旅行の一齣が楽しく爽やかに
 詠われていて共感を誘います。
 一首目は、東伊豆町にある動物園「伊豆アニマルキングダム」での、「ムフロン」の
 赤ちゃんとクロちゃんとの出会いが微笑ましく詠われていますね。「ムフロン」は羊の
 原種とされるていますが、クロちゃんにとっては興味深い出会いになったことと思います。
 「お散歩デビュー」の表現が良いですね。

     「がく紫陽花 墨田の花火」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆むらさきの霧のむこうに母が顕つ 桔梗咲く庭 風の相聞
                         夕庵さん
★風薫る庭に桔梗のむらさきは母の遺愛の京小紋ふと
                         みっちっちさん
★春彼岸 母の形見の京小紋 リーフオームをして参りしことを
                         夕庵さん

☆薫風に歓喜のダンスするように なんじゃもんじゃのこの白い花
                         夕庵さん
★南風にああそうかいの花の精 踊れよ 白き踊り子たちよ
                         みっちっちさん
★紫陽花のま中に集う花の精 開く日待つや今日や明日やと
                         夕庵さん
★移り気のちさき妖精 紫陽花の色を変へゆくマジシャンなるや
                         みっちっちさん
★「移り気」とう紫陽花の前 素通りす何にこだわる罪なきものを
                         夕庵さん

☆寝転びて夏野は母と想ひけり 見上げる空は父とぞ想う
                         みっちっちさん
★しわぶきのひびく部屋には足遠く 明治の父はいつも寡黙で
                         夕庵さん
★ご自慢はのど自慢にて鐘ふたつ 父逝きてもうななとせなりき
                         みっちっちさん
★はつ夏のい草の敷物におい立つ 転(まろ)びて安らぐ古民家に来て
                         夕庵さん

☆嵐にも移ろい遂げる紫陽花の 変化に秘むる いのち羨しく
                         ポエット・M
★清流に万のいのちを産みつける 襤褸の鮎のひと世壮絶
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆

☆けむるがに咲きみだるるやジャカランダ すさぶ梅雨をも 柔らかに受け
                         ポエット・M
【解説】
 満開のジャカランダを梅雨が容赦なく叩いています。「桐もどき」とも言われる青紫の
 花群れが
高木の上で霞んで見えます。それでも雨を受け流し咲いている様には
 「柔よく剛を制す」の言葉
ではありませんが、花のもつ包容力と矜持を感じます。
 そんな花に寄せて詠んでみました。


      「ジャカランダの花」

「五行歌集 ―君へのレクイエム― 」鑑賞 嵯峨吹雪著(31)
  
7.折々の歌(10)
 
   尊さは貧しき歌に出で来たり
          花の香りを風に蒔く人   嵯峨吹雪

   ああ夢か
     幻なりと
       詠えども
         詠えば詠う
           哀しみ剰余

             我は夢
              我は幻
                しかれども
                  この哀しみの
                     気分実存

                       実存の
                        哀しみあらば
                           実在の
                            哀しみあらん
                               星の彼方に

          星空の
            彼方を永遠に
                駆け巡れ
                  我が哀しみよ
                     エコーとなりて

      百万本
       憂き世の我を
          緋につつむ
            高麗の川辺の
                彼岸花かな


     「がく紫陽花 白」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
 今回は文字数制限により中止とさせて頂きます。

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なお、ブログの
    字数制限(コード30,000字)により、コメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了

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ジャカランダの花

2023年06月11日 07時52分48秒 | お出かけ

 6月8日に関東甲信地方は梅雨入りとなりましたが、活発な梅雨前線の影響による各地での
風雨被害報道に接し心が痛みます。

     「梅雨晴れに咲く アジサイ」

 昨日は雨もなく、ジャカランダの花が見ごろとの情報を頂き、細君共々見に行ってきました。
実は、神奈川歯科大学「ジャカランダフェスティバル」が、本日6月11日に開催を予定されて
いましたが、生憎この日は団地の自治会行事の「草取」が予定されていますので、そちらを
優先しました。
 ご存知の方も多いと思いますが、ジャカランダはノウゼンカズラ科で、火炎木、鳳凰木と
並んで紫雲木と呼ばれ、世界三大花木のひとつとされています。

     「ジャカランダの花」

 コロナ禍前は結構頻繁に見学に訪れていましたが、久しぶりの訪問でしたので歯科大は
病院を新規に建て替え中ですっかり様変わりしていました。入口で名前を記入し構内に
入って久し振りにジャカランダを見ることが出来ました。
 花は正に満開の状態で紫の花群れが霞のように揺れていました。折からの曇り空ですので、
写真はイマイチですが何枚かスケッチさせて頂きました。
構内では「ジャカランダフェスティバル」の準備のため、多くの方が忙しそうに立ち
働いていました。

     「神奈川歯科大とジャカランダ」


     「ジャカランダの花」

 その後、近いので三笠公園に立ち寄り、猿島航路のチェックを行いました。五月連休中に
息子たちが行きたいと言っていましたが、三時間待ち等であきらめましたが、今日も満席
状態との事で、相変わらず人気のようでした。乗船料は往復で大人2000円とのこと。
出航する船を見送りながら、隣にある「ポートマーケット」へ寄ってみました。

     「三笠公園」


     「さる島航路 シーフレンド」


     「ヨコスカポートマーケット」

 ここも、土曜日とのことで相変わらず混雑していました。人気も一過性でなく確実に
リピータも増えているようで、かつて関りを持った一人として少し安心しました。

     ヨコスカポートマーケット内 市場
細君も、お腹が空いてきたとの事で、今回はお弁当を買って海を見ながらテラス席で
昼食をとり少し休んでから家に戻ることにしました。外の駐車場には「はとバス」等が
4台ほど並んでいました。他県からの観光客もあり嬉しい限りです。
 この日は散歩も兼ねて少し歩きましたので、歩数は…10000歩を越えていました。

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「口語短歌・水曜サロンの会」(その87)

2023年06月07日 05時02分17秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その87)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「ガクアジサイ」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」


【詞書】葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」のうち、特に優れた作品とされる三役は
  「神奈川沖浪裏」「山下白雨(黒富士)」「凱風快晴(赤富士)」です。
  今回は「凱風快晴(赤富士)」になります。

 註)「凱風快晴」
☆イワシ雲たなびく富士の山容は 晴れ渡る空真紅に染まる
☆初夏のころそよ風吹いた早朝に 真っ赤に燃えた富士の気高さ
☆早朝に燃焼している赤富士は 力強くも一日の始まり
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 詞書にありますように『凱風快晴』は、既に詠まれた『神奈川沖波裏』『山下白雨』と
 ともに
『富嶽三十六景』シリーズ「三大役物」の一つで、「赤富士」とも呼ばれて
 いますね。
 朝日を浴びて赤く染まった富士山と、その山麓の青々とした樹海、さらに空に浮かぶ
 いわし雲とが、色彩の対比と共に見事に描写され、傑作の名を欲しいままに
していると
 感じます。
 北斎のこの絵画を短歌で表現し詠うと言う作者の挑戦心は、気迫とともにいずれの歌にも
 滲んでおり、歌の緊迫感を高めすっきりとした歌に仕上がっています。詞書をそのまま
 お借りして、「赤富士」を歌で写生をしてみましたが…、いかがでしょうか。

【ご参考】
 ★暁(あかつき)の光映して燃える富士 樹海の裳すそ 背にいわし雲

【詞書】幼なじみや同級生が闘病の末、旅立ってしまいました。せめて挽歌で偲ぼうと
  思っています。
☆沙羅の花落ちてむなしき水無月の挽歌かぞえる夜がまた来る
【詞書】とうとう梅雨に入りました。動物は雨の日は獣の匂いがきつくなるようです。
☆風もたぬ雨はやさしく地を満たし子犬は獣の匂いに眠る
☆ひょっこりと晴耕雨読の弟が下仁田ネギを引っさげて来ぬ
                          夕庵さん
【解説】
 一首目は、平家物語の冒頭でうたわれた「無常」の象徴でもあります「沙羅の花」を詠い、
 「挽歌かぞえる夜」の下の句を導いた詠いぶりは見事です。私達世代があまた遭遇している
 でありましょう友の旅たちと言う哀しい別れ。その挽歌を涙ながらに詠んだ記憶が蘇ります。
 そんな想いを誘う歌をしみじみと味わいました。
 三首目は、「カモ葱」ならぬ「下仁田ネギ」と、ユーモアも覗かせながら、姉弟の温かな
 絆も
うかがわれる楽しい歌と感じます。

【詞書】巣の中のつばめのひな達が大きな口を開けてる可愛さを詠みました。
☆いとしきは実家の軒の子燕の顔ぢゆう口とする夏きたり
                          みっちっちさん
【解説】
 今の季節、そこかしこで燕の子育てが見れますね。その一齣を「顔ぢゆう口とする」
 子燕の姿を、上手く写生し詠んだ手並みが光ります。また、その表現は「クスっと」した
 微笑みを誘い楽しく、爽やかな歌となっています。「夏きたり」が歌を締めています。
 昔から「ツバメが巣をかける家は縁起がよく、幸せになれる」との言い伝えがありますが、
 ご実家はツバメが安心して巣作りできる家なのだと拝察いたしました。

     「薔薇 ピエール ド ロンサール」

【詞書】作者からのご依頼により、六首の歌の中から三首を選定させて頂きました。
☆漆黒の中空に浮く月影は湿りを帯ぶる水無月なれば
☆孤独なるわれを慰むために越し孤独な月と心を分かつ
☆わたくしも孤独あなたもさうなのでしやうか今宵の月のごとくに
                         suisenさん
【解説】
 二首目の下の句「孤独な月と心を分かつ」で、作者の切なさが心に響いてきます。
 なお、切なさを客観視するゆとりも感じられます。それが情に流されない歌の詩情を
 支えています。
 また、一首目の「月影は湿りを帯ぶる」に自らの想いを託した抒情が、歌に品格を
 与えています。このような歌を引き続き詠まれることを期待したいと思います。

【詞書】ゆっくりと苦しみをもって ジムノペディ(エリック・サティピアノ曲 
  ジムノペディ第一番を聴いて)

☆嵐が止んだ月の夜は
   ゆっくりと君の事をおもう
    。。ジムノペディ
☆憂いは何度も繰り返される傷ついたレコード
   その同じ場所で
                         自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 ジムノペディ (Gymnopédies) は、エリック・サティが1888年に作曲したピアノ独奏曲。
 第1番から
第3番までの3曲で構成され、それぞれに指示があり、

 第1番「ゆっくりと苦しみをもって」 (Lent et douloureux)と有り、タイトルとしました。
 特に曲のイメージからは、苦痛とかは感じず、静かな月の夜を感じたので。YouTubeを
 聞くと何度も
繰り返していて、まるで傷ついたレコードのようで、短歌を追加しました。
 レコードを知っている者も
稀となりましたが😓

 下記URLにジムノペディを貼付していますので、御覧頂ければ幸いです。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/2cd7c80a613710b65c41f84a79166c5c
【解説】
 『ジムノペディ』 は、エリック・サティが作曲したピアノ独奏曲ですが、それぞれに
 指示があり、
それがタイトルになっているとは面白いですね。おっしゃるように指示と
 曲のイメージの乖離も
あり、聞く方の感性で諸々の想いが味合えるところも面白いと
 感じます。
 なお、この曲には気分を落ち着かせるヒーリング効果もあるとされ、病院における
 血圧測定中に
心身の緊張をほぐすBGMとして流されたり、精神科などでは音楽療法の
 治療の一環として
使用されることもあるとのことですね。

 曲を聴き「静かな月の夜」に想いを馳せ、それを短歌に結実させる作者の感性と技量に
 今回も
学ばせて頂きました。

 二首目の「憂いは何度も繰り返される」の上の句の意味と、想いを改めて反芻しました。

【詞書】6月2日にまた、スマホを落として壊してしまいました。ドコモショップへ行く
  手間問題、「花ノート」のデータが消えたのも、すべて自業自得です。気をつけていた
  つもりだったんですけどね。ただ、前回の教訓で、ちゃんとSDカードを入れていたので、
  最悪の事態は避けられましたが。
☆うっかりで再び修理するハメに
     油断大敵ごめんよスマホ
【詞書】弱冠二十歳の藤井七冠。どこまで行くのか楽しみです。将棋はよく分かりませんが、
  とにかく凄い!うちの母もファンです。
☆「八冠」の景色見られる可能性
      最短距離には藤井七冠
【詞書】チョウキチさんへ。情念というか執念は男性だろうと女性だろうと等しく恐ろしい
  ものだと思います。宇治の橋姫神社は、宇治川の祭神が「悪縁を消し去る」として、今でも
  参拝する人が多いそうです。近所なので、よく前を通ったりしますが、私は行ったことは
  ありません。橋姫神社と背中合わせなのが平等院参道のお店(何軒か)なんですが、その
  賑やかさと神社の静けさが、何か対照的だなあとよく思っています。
☆平等院参道の店々賑わいて
       背中合わせの橋姫神社
                         ちがやねこさん
【解説】
 「スマホの故障」「藤井七冠」「橋姫神社」と、身近な経験と、今日的な話題、さらに
 京都観光の現状等、多彩な事象を縦横に詠った作品は、何れも分かりやすく楽しい歌に
 仕上がっています。
 一首目は、「ごめんよスマホ」の句に作者の人柄も覗き、深刻な事態もほっこりとした
 気分になります。
 二首目は、将棋に詳しくない私たちもワクワクしながら見守る藤井七冠の快挙と進撃
 ですね。その期待を
詠んだ『「八冠」の景色』は、皆さんの共通の思いを表しています。
 「最短距離に」の表現が利いています。
 三首目、「賑やかさと神社の静けさ」は事実ですね。先日私も鎌倉で同様の経験をしました。
 観光客で賑わう表通りと、すぐ隣の神社の静謐な雰囲気とが同じエリアに存在する不可思議
 さがあります。この様子を捉えた良く分かる詠歌と思います。

     「愕紫陽花」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆嵐が止んだ月の夜はゆっくりと君の事をおもう・・ジムノペディ
                         自閑さん
【詞書】昨日の月は綺麗でしたね。自閑さんのブログでジムノペディのピアノが心に
   染みました。

★さみだれは無常の世をも洗ひしや 月夜に人をおもふこそあれ
                         みっちっちさん

☆嵐が止んだ月の夜は
   ゆっくりと君のことを思う
      。。ジムノペディ
                         自閑さん
★苦しみは人を成長させるかや「ジムノペディ」を目を瞑り聞く
                         夕庵さん

☆京都府立植物園でお散歩のオオサンショウウオ「見つかってしもうた」
                         ちがやねこさん
★岩の間を滑めつつ水は静かなり 山椒魚はぐらり尾を見す
                         夕庵さん

☆夕刻の光届くや白き薔薇シャッター音に出来映え祈る
                         西BOOさん
★近づけば血を流すこと知りつつも棘もつ薔薇の性の疎まし
                         夕庵さん

☆夕刻の光届くや白き薔薇 シャッター音に出来映え祈る
                         西BOOさん
★接写するその一瞬の白薔薇へ 夕日隠れの光ひとすじ
                         みっちっちさん

☆沙羅の花 苔むす庭に散り敷くも 夕光まとい淡く燃えいる
                         ポエット・M
★咲ききらぬままの形に沙羅の花 雨の光に震いておりぬ
                         夕庵さん

☆沙羅の花落ちてむなしき水無月の挽歌かぞえる夜がまた来る
                         夕庵さん
★朽ちぬまま落ちたる沙羅の花かぞへ 重きひと世は 無常なるかな
                         みっちっちさん
★春の夜の夢と咲きしは沙羅のはな 京のみ寺の苔むす庭に
                         夕庵さん
★さみだれに緑深むる苔庭へ今し真白の沙羅の花落つ
                         みっちっちさん
★散りてなお淡く燃えたる沙羅の花 命つなぐや無常の世にも
                         ポエット・M
★命燃ゆ 炎のごときゴッホの絵 われは枯れたる向日葵を書く
                         夕庵さん
★君の撮るほたるぶくろの美(は)しきかな 下向きつつも命燃やして
                         みっちっちさん
★庭に立ち花を撮らんと見渡せば 緑雨の中に浮かぶ紫陽花
                         夕庵さん
★雨さへも色を変へるや 紫陽花に触るる玉さへ色鮮やかに
                         みっちっちさん
★雨神は大切な人連れ去りぬ 憎しや今朝の風爽やかに
                         夕庵さん
★大切な人は心に生きてゐる 今し狭庭の風にその檄
                         みっちっちさん
★あの人の住みし家屋は壊されて更地となれば風通り過ぐ
                         夕庵さん

☆ひょっこりと晴耕雨読の弟が下仁田ネギをひっさげて来る
                         夕庵さん
★ひげ面の写真送られ これ誰や 登山の好きな弟でした
                         みっちっちさん
★若き日の写真はいつも笑ってる そんなに楽しい日々だったのか
                         夕庵さん
★ ひげ面の奥に隠るる眼光は昔のままに弟やさし
                         みっちっちさん
★弟のブログの更新なきままに 体調いかにと案じ入る日々
                         夕庵さん
★ 歌を詠むことでブログを続けをり 人撮る花に癒されながら
                         みっちっちさん

☆愛しきは実家の軒の子燕の顔じゅう口とする夏来たり
                         みっちっちさん
★鋭角にはやもツバメは飛び交いてドクダミ白き十字を切りぬ
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


☆嵐にも移ろい遂げる紫陽花の 変化(へんげ)に秘むる いのち羨(とも)しく
                         ポエット・M
【解説】
 嵐に叩かれながらも薄緑の萼(がく)に雨粒を滴らせ、懸命に凌いでいた紫陽花。
 台風一過の翌朝には藍色に変わり、その花群れは朝日を映し、すっくと立っていました。
 「七化け」とも言われる花ですが、その変化への花の執念と言うか、生命力には改めて
 驚かされる想いです。
 そんな花の色彩変化への生命力を「羨(とも)し」との想いを込めて詠んでみました。

     「紫陽花」

「五行歌集 ―君へのレクイエム― 」鑑賞 嵯峨吹雪著(30)
  
7.折々の歌(9)
 
   尊さは貧しき歌に出で来たり
          花の香りを風に蒔く人   嵯峨吹雪

   花よりも
     団子の宴の
       消えし後
         一人花見の
            我が名は孤独

             君と我
               運命(さだめ)に散るや
                 神田川
                   桜並木に
                     風立ち騒ぐ

                      さくら花
                        仰げば天の
                          風立ちぬ
                            吹雪く運命か
                               無常美観に
          ペガサスが
            天空翔けて
              蹴散らすや
                華麗な夢の
                   夜の星吹雪
      我が歌は
        夢まぼろしの
           歌ぞかし
             夢まぼろしの
               我が身のごとく


     「ホタルブクロ」

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なお、ブログの
    字数制限(コード30,000字)により、コメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了

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「鎌倉散策食事会」へ

2023年06月05日 12時15分18秒 | お出かけ

 六月第一週に日本列島をかすめた台風二号。その影響で6月2日から3日にかけ、列島各地を殺人豪雨が襲いました。6月4日現在の情報では、愛知県と栃木県で2人が死亡し、5人が行方不明となりケガ人は10都県で35人にのぼるとの報道があります。気象庁によると、24時間の降水量が過去最高を記録したのは静岡、愛知、三重など8県23地点になったとのことです。
 命を落とされた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

 このような状況下、以前から企画されていた同窓会有志による「鎌倉散策と食事会」が2日(土)の11:00に開催されました。事前の報道では、大雨の中との状況もあり中止も検討されましたが、幹事判断で強行されることになりました。11:00にJR鎌倉駅に、総勢10名が集合しました。食事の時間まで、2時間ほどの間があり、折から天候も回復し小雨になってきた中、段かずらを経由し、先ず鎌倉八幡宮へ向かいました。ここでは、このような天気にも関わらず、観光客も含めてかなりの人数が参拝に列をなしていました。

     「鎌倉 八幡宮」


     「鎌倉 小町通り」

 今回は、混雑が予想される小町通りは避けて、今日の目的の一つ鎌倉路地散策と穴場寺院探訪です。川喜多映画記念館を横目に鎌倉で唯一の尼寺、英勝寺へ向かいました。ここは徳川家ゆかりの寺で山門、鐘楼、祠堂、祠堂門、仏殿と重要文化財が目白押しとのこと。更に奥には見事な竹林や山の岩盤を削った見所が沢山あり、季節柄アジサイもそこかしこに咲いておりました。

     「英勝寺 山門」

 続いてお隣の寿福寺に向かいました。ここは鎌倉五山のうち第三位の禅寺です。寺内は拝観できませんが総門から中門までの参道は、桂敷きと言う石畳と、苔むした参道、緑の木立とで落ち着いた鎌倉らしい雰囲気に満ちていました。

     「寿福寺 参道」

 予定の散策路地はさらにあったようですが、昼食予約時間となり、もう一つの目的の食事会場「あら珠」へ向かいました。お店は鶴岡八幡宮前の和食処でおしゃれな素敵なお店です。早速入店、先ずは生ビールでカンパーイ!!。テーブルいっぱいに並んだ懐石料理に舌鼓を打ちながら、先輩後輩も忘れ会話が弾みました。

 気が付けばお店の中庭に、台風一過の日が差し込みとても素敵な雰囲気です。時間はかなりオーバーしたようですがあっという間の一時でした。今回は「新緑鎌倉散策食事会」と銘打った同窓会の任意参加交流会でしたが、参加者大満足のうちに終わりました。

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