四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「海の日」国際プールへ

2017年07月25日 19時35分20秒 | お出かけ
過日…、「海の日」に至る3連休。長男からの誘いで細君と共に長男宅へ行って来ました。

あいにく三連休中日の日曜日は、私の住む自治会の祭りに向けての会議が夕刻にあり、
また、息子も仕事が入っているとのことで、三連休最後の日の早朝に行くことにしました。
翌日は勤務もないため一泊の予定としました。

今回は孫娘と、国際プールの50mプールで泳ぐとともに、我が家の車のタイヤを、
長男宅近くのタイヤショップで購入するという目的もあったのです。
今回はタイヤの在庫があり、当日取付可能とのことで即依頼しました。
取り付けまで結構時間があったため、その間に孫娘と一緒に国際プールへ
行くことにしました。

私たちにとっては、初めてのプールでしたがさすがに国際大会も開かれるプールです。
広くて大きくて、飛び込み専用プールも含めて、いろいろなプールがあり、かつて参加した
マスターズ大会以来の50mプールに、ちょっぴり懐かしさを感じました。
また、水深が2.5mの短水路プール(25m)で、孫娘が泳ぎたいとのことで細君と共についていきました。
私でも、その深さにビビりましたが、孫娘は「ここのほうが泳ぎやすい」と嬉々として、
何往復も泳いでいました。

今年の三月に、細君から息継ぎを習い、やっと25mを完泳してから、わずか5か月ですっかり
一人前のスイーマーに成長した姿に、細君はもとより私自身も感動してしまいました。
もちろんこの間に、休日も取れない忙しい勤務を縫って水泳に付き合った長男の指導と、
フォローも孫娘に自信を与えたことと思っています。

この日は、約2時間ほどプールにいましたが、長男と共に伴走も含めて距離の異なるプールで、
1,500メーター程泳ぎ、さすがにクタクタになるほど疲れましたが、心地良い疲れでした。
その後、タイヤを取り換えた車を取りに行き、息子シェフによる夕食となりました。

ディナーは細君の要望によるドリア(細君は歯の治療中のため硬いものが食べられない)、
サーモンやホタテのバター焼き、をはじめ数種類のお料理が並んで、もちろんお酒も…。
水泳の疲れと、おいしい料理とお酒で内容の濃い「海の日」は暮れていきました。
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観音崎散歩

2017年07月06日 20時57分08秒 | 日々の歩み
記録的な豪雨に見舞われた福岡、大分両県では本日6日、懸命な捜索が行われているものの
死者3人、不明者19人になっているとのこと。
被災され命を落とされた皆様の、ご冥福を心から祈りたいと思います。


最近は勤務も月10日程となり、ウィークデーでも勤務のない日が増え、細君共々水泳や近くの里山、
公園での散歩を楽しんでいます。
特に観音崎公園は、東京湾に突き出た観音崎のほぼ全域に広がっており、海上を行き交う一日1,000隻近いと
言われる、世界中の様々な船舶を眺めたり、シイやタブを中心とした照葉樹林の中を散歩しております。





過日、雨上がりに観音崎公園を細君と訪れ、紫陽花の咲き乱れる浜辺からの道を上り「東京湾海上交通センター」を
目指しました。



標高差70m弱を一気に登る階段と、つづら折りの道は結構厳しいものがありますが、その道すがら
珍しい山野草の花を見つけました。公園の中に設置された説明板によると「タシロラン」とのこと。

ランと言うと,カラフルで華やかなランを想像しますが、タシロランは華やかさとは無縁な地味なランで、
ツクシを細く頼りなくしたような茎の上に、緑の葉はなくイネの穂のような黄色味を帯びた白い花が咲いていました。
このランをネットで調べましたが、準絶滅危惧種とのことで、大変貴重なランであることを知りました。

タシロラン(田代蘭)の名は,発見者の田代善太郎氏に因んで,牧野富太郎博士により命名されたとのこと。
観音崎のような常緑樹林内に生える、葉緑素を持たない腐生殖物で、観音崎では1983年6月、
東京湾海上交通センターの職員により発見されたとのことです。
花期は6月下旬から7月上旬にかけての約2週間とのことで、かなりラッキーな出会いであったと思っています。

明治期に築かれた砲台跡、戦没船員の慰霊碑、手掘り隧道、「海の子とりで」、花の広場等々、





見ごたえのある施設が尾根の上に続き、その施設を煉瓦道がつなぐ快適な散歩道でもあります。


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