四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

美しく逞しかった「なでしこジャパン」

2011年07月18日 20時01分42秒 | コンサート
 120分を戦い抜いた美しく逞しかった「なでしこジャパン」。
このワールドカップは「耐えて、耐えて、W杯を手にすることができた」との
佐々木監督の言葉が全てを表していると感じました。
 しかも「フェアープレー賞」に値する誇り高い品格をもったプレーを全試合通して
貫いたことは、優勝に一陣の風にも似た爽やかさを添えてくれました。

 熊谷のPKがゴールネットを揺らした瞬間、世界の頂点が決定した瞬間でもありました。
Jリーグの男子サッカーに比べても経済的にも、環境的にも厳しい中で技を磨き懸命に
精進してきた長い道のりが、世界のひのき舞台で実を結んだ瞬間でもありました。

沢のワールドカップ5得点は文句なくMVPの活躍ですが、GK海堀の活躍は文字通り
世界の守護神でもありました。
彼女の活躍抜きには世界の頂点は達成できなかったのではないでしょうか。そして、
彼女を支え切ったライバルたちのピッチ外の活躍も含めて…。

世界を制した乙女たちの歓喜の叫びは、大震災と原発事故で打ちひしがれた日本人の
魂にも響き渡り、心強いエールとなったことと思います。
復興へ心を一つにして取り組む日本の象徴として、今回の偉業を心から讃えたいと
思っています。
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天然温泉「湯楽の里」

2011年07月03日 22時25分20秒 | コンサート
 久しぶりにボランティアその他イベントの予定のない日曜日。
梅雨の晴れ間に太陽も覗き、早朝から真夏日の暑さに閉口し、
プールに向かったものの会員証の準備等私の手違いで入場を
あきらめ、かねてから予定していた横須賀天然温泉「湯楽の里」
に行って参りました。

 二年近い工期で1,800mもの深度ボーリングを行い天然温泉を
くみ上げ、今年の四月に開館した「湯楽の里」。
ここには五月連休で帰省した子供たちと訪れた後、三度目の
訪問でしたが日曜日ということもあり結構混雑していました。

 二階に位置する展望露天風呂から東京湾を目の前に眺める
ことができ、対岸に位置する房総半島のゆったりとした
山並みと町並みも眺められ、眺望も満点です。

 さらに夕闇と共に半島の渚を縁取る灯火の連なりも幻想的な
景観をつくり、横浜、川崎の灯と共にさながら東京湾を囲む
光の環が瞬いているかのようです。

 お食事処「天風」も海の眺望を生かした素敵なしつらえと
共にリーズナブルな値段の割には料理も丁寧で美味しい
品ぞろいでリピートしたくなる内容でした。
車の運転を細君に譲り、湯上りのおいしいビールを少し
頂きました。
被災地の方々には申し訳ない思いをいだきながら、
ちょっぴり贅沢をさせて頂きました。

湯楽の里にて詠める

☆海原を眺め浸るや露天風呂
      梅雨の憂さ消す紫陽花のごと
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