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四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その176 ネット歌会)

2025年04月16日 04時40分58秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その176 ネット歌会)
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 ☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。

☆☆☆ 既に広報されていますが「goo blg」は2025年11月18日(火)をもって
     サービス終了となります。
     「水曜サロン」は「口語短歌を通して、日本の短歌の良さを知って
     頂き、学び合う場」として継続したいと思います。継続を前提に
     以下の条件に合うブログを、
皆さんから提案頂ければ幸いです。
     コメント欄へ記入願います。

     【前提条件】
     ・1コンテンツ30,000コード等の制約のないもの
       (現在 第一部は制限ぎりぎりで 要編集となっています)。

     ・容量は10G程度で、かつ無料なもの
     ・登録、編集、コメント、参照等使い方が比較的容易なもの
     ・ブログの移行が比較的楽なもの
     ・宣伝が少なめで、かつ予期しないサイトへの誘導が無いなもの
     時間的猶予はありますが、4月中には方向性を出したいと思います
     なお、ライブドアブログ、Blogger等を先行して検討しています。


     「咲き満る桜 山桜」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆めずらしや 今年の冬は長引いて 入学式に桜、満開 
                         西BOOさん
★念願の校門くぐれば見えてくる 未知の知識や冒険の旅 
                         夕庵さん

☆小夜更けて桜の花も眠らんか 宴の後の上弦の月
                         夕庵さん
★花見酒 事務所近くの川原で 見上げて酔いしライトアップに
                         西BOOさん
★夜桜の妖しの花に変わるとき 酔いも回りてきみ花の精
                         夕庵さん

☆路地裏の昼を灯せる雪柳 少し揺れゐて  かくれんぼの子
                         みっちっちさん
★雪柳の白さか猫の尻尾かと じゃれ合う春のごごのひととき
                         夕庵さん
★春昼の狭庭にじやれる雀どち じつと見つむる猫の目きらり
                         みっちっちさん
★黒猫のまるい金目の神秘さに 惹かれて今日も引きこまれそう
                         夕庵さん
★サファイアのごとき瞳の白猫に 友達のごと語りかけたり
                         みっちっちさん
★あの女(ひと)は今日も饒舌手を振りぬ 冷たく光るサファイアの青
                         夕庵さん
★サファイアを光らせ笑ふ あの女(ひと)は真夜に帰れり シンデレラとふ
                         みっちっちさん
★門限も死語となりゆく繁華街 絵空事とて吾は夢のなか
                         夕庵さん
★玉手箱あけて ふはふは春の夢 覚めてつづきの気になる話
                         みっちっちさん
★夢うつつ気になる話のしばらくは 空ゆく雲に放ちてやろう
                         夕庵さん

☆ひと雨にいよよ白増す雪柳 風にさざ波沸き立つごとく
                         みっちっちさん
★春の湖きららに寄せるさざ波に 無人のボートが小さく揺れて
                         夕庵さん
★初夏の宝ケ池に日の班照り 恋人たちのボート行き交ふ
                         みっちっちさん
★二人乗るボートは激しい川下り 何処へ行くのか行く先わからぬ
                         夕庵さん
★大岩にぶつかりさうでぶつからぬ スリル満点 川下りに酔ふ
                         みっちっちさん
★川下り 右に左に満開の 桜愛でれば詩も出で来ず
                         夕庵さん
★哲学の道の疎水の花筏 水面すべてを占めて壮観
                         みっちっちさん
★散り果てて花筏なる終焉も美を保ち逝く桜花かな
                         夕庵さん
★櫂あらば乗ってもみたき花筏 小人となりて海への旅路
                         みっちっちさん
★さくら花散りて儚し花筏 ながれ流され夢のごとしも 
                         夕庵さん

     「咲き盛る 花コブシ」

☆ぼんぼりを映し咲き満つ桜花 妖しきまでの 憂い秘めもつ
                         ポエット・M
★満開をむかえ鮮やか桜花 雨に散らされ風に棚引く
                         西BOOさん
★咲き満ちて散るは定めと言うものの 雨に逆らい風に真向かう
                         ポエット・M

☆ぼんぼりを映し咲き満つ桜花 妖しきまでの 憂い秘めもつ
                         ポエット・M
★ぼんぼりの石畳ゆく遠き日の 京の夜桜まなうらに立つ 
                         夕庵さん
★まなうらに 桜月夜の石畳 先ゆく君の 白きうなじよ 
                         ポエット・M
★朧夜の垂れ桜のさゆらぎに 君の胸裡のゆれて切なき
                         夕庵さん
★揺れてなお君への想いひたすらに 貫きゆくや朧夜ぬいて
                         ポエット・M
★手をとりて迷いつつゆく朧夜を 抜ければ何が見えるのだろう
                         夕庵さん
★朧夜の果てに揺れいる ともし火に たがいの明日を求め歩まん
                         ポエット・M
★お互いの胸の灯りの頼りなさ 秀を上ぐるまでの恋の道程(みちすじ)
                         夕庵さん
★儚くも確かな灯りともしつつ 試練のこみち ともに歩まん 
                         ポエット・M
★ふたりして試練いとわず生きなむと 胸の灯りを抱きしめて  なお
                         夕庵さん
★試練さえ想い深める日々なりと 笑みを浮かべる君とたずさえ
                         ポエット・M
★肩越しに見つつ二人の夜桜よ 季節の巡りに言葉は要らぬ
                         夕庵さん
★寄せ合える肩のすき間に舞うさくら 二人の距離は無しと想うに
                         ポエット・M
★肩にふるさくらひとひら手に取りて 君はやさしくわが髪に挿す
                         夕庵さん
★散りゆくも 桜はなびら君が髪 かすめて舞うも煌めき誘う
                         ポエット・M
★わが髪にちらほら霜の置く様(さま)に 月日ばかりは残酷に過ぐ
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


     「咲き盛る 侘び助」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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gooブログ終了の件 (knsw0805)
2025-04-16 08:22:26
おはようございます。

gooブログ終了後の移転措置について、私はShouさんの考えに賛成です。Shouさんが始められた「口語短歌を広く世に知らしめて、もって短歌の普及を」という考えは素晴らしいと思います。私も設立当初より1回も欠かさず投稿致して来ましたが、日本人の短歌文化は素晴らしい芸術だと思っています。私も時間が出来次第ライブドアブログを試してみて、またご報告します。
返信する
gooブログ終了の件 (西BOO)
2025-04-16 12:28:22
こんにちは。
突然の、終了報告、困りますよね。
私は、あまり詳しくなく、自分のブログは引越ししない可能性が高いですが、「はてなブログ」を少々、検討しております。
容量等、分かりませんが、無料で創められる様です。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2025-04-16 20:54:37
Kenさん こんばんは。
早速、コメントを頂きありがとうございます。

「口語短歌」の持つ意味を、作歌を通して皆さんで深め
学び合っていければと、これからも追及していきたいと思っています。
Kenさんの短歌への精進と、毎週、深夜とも言える早朝に
出詠頂き頭が下がります。

おっしゃるように、「ピンチをチャンスに変える」取り組みを
blogの移行等を通して実現出来たらと思っています。
なお、試みに「ライブドアブログ」で、gooblogの字数オーバーの
コンテンツを載せて見ましたが、OKでした。諸々試行してみます。

よろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2025-04-16 20:55:22
西BOOさん こんばんは。
早速にコメント頂きありがとうございます。

gooblogの突然のサービス終了はきついですね。

西BOOさんは引っ越ししない可能性大とのこと。
ソニー、フェースブック等もおやりになっていますので
写真等の発表の場はお持ちの事と思います。

「はてなブログ」等の感想も伺えれば嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2025-04-17 06:09:28
おはようございます。
はてなブログに、引越ししました。
まだ、使い方は良く分かっておりません。
インポートに、1時間強、画像の移行に半日かかりました。
https://p52de42cb7.hatenablog.com/?_gl=1*13uhcgw*_gcl_au*MTU2MzU2MzI0OC4xNzQ0Nzc1NDk0
返信する
こんにちは。 ( 夕庵)
2025-04-17 12:34:14
ポエットMさんへの返歌への返歌です。

☆走水(はしりみず) 弟橘媛(おとたちばな)の哀しみも 秘めて凪いる 卯月の海よ  ポエットMさん

★夕凪の入り日の波に見えかくれ 鱗光らす あれは人魚か              夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
こんにちは。 ( 夕庵)
2025-04-17 14:03:54
西BOOさんへの返歌です。

☆いにしえ(いにしえ)に歌に詠まれし龍田川 川辺の桜風情極まる      西BOOさん

★山桜龍田の山にも咲き満ちて 四季の風情を川面に映す           夕庵

☆スーパーで外国産とのブレンド米 荷札を確認 少し安堵す         西BOOさん

★備蓄米放出なるもからくりの 価格下がらぬ謎を思えり           夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
こんにちは。 ( 夕庵)
2025-04-17 14:10:29
みっちっちさんへの返歌です。

☆六甲のこのもかのもに木の芽風 色鮮やかにいのちの息吹      みっちっちさん

★眠りより醒めて嫩葉の吹き出し 古墳の丘はきららにみどり     夕庵

☆万博に知らぬ名の国 地球儀を回し春夜の旅を遊ばむ        みっちっちさん

★私の25年後のアバターは 見るに堪えない 
きっと化石だ    夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
夕庵さんへの返歌です (ポエット・M)
2025-04-17 18:29:25
こんばんは。
夕庵さんへの返歌です。

☆夕凪の入り日の波に見えかくれ 鱗光らす あれは人魚か         夕庵さん

★夕凪の果てに煌めく漁火に 人魚に似たる イルカ跳ねいる        ポエット・M
よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2025-04-17 23:14:20
こんばんは
夕庵さんへの返歌です

⭐️眠りより醒めて嫩葉の吹き出し 古墳の丘はきららにみどり
夕庵さん

★はるかなる古墳の丘に埴輪らは 虚構のまなこで何を見つむる
みっちっち

⭐️私の25年後のアバターは見るに堪えない きっと化石だ
夕庵さん

★わたくしの二十五年後 卓球や短歌を続け元気であれと
みっちっち

よろしくお願いいたします
返信する

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