四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

秋の「薔薇フェスタ」へ

2018年10月24日 19時22分46秒 | 日々の歩み
先週日曜日、横須賀ヴェルニー公園で開催されている「薔薇フェスタ」に細君共々
行って来ました。

細君はちょっと風邪気味でしたが、雲一つないほどの秋晴れの行楽日和でしたので、
思い切って出かけました。

会場についてみると、凄い人だかりの割には主役の薔薇は先の台風による塩害ゆえでしょうか、
葉も茎も枯れ、花も少なく悲惨な状態でした。

わずかに咲いている薔薇の花のデジイチ・スケッチをしましたが、五月の薔薇と
比べると大きさも、花の輝きも寂しい状態でした。しかし、懸命に健気に咲く様は
咲き誇る五月の薔薇と比較しても、凛々しさと共に惹きつけられる魅力に溢れていました。







この会場では、薔薇フェスタのイベントの一つとして「よこすかパンまつり」も開催され、
ヨコスカ、葉山、横浜、などの評判の良いパン屋さんが参加しているようです。
パン祭りへの入り口は一か所に限定され、凄い人数の方が行列を作っていました。
一回50人程度に人数制限しての入場のようで、入るにはかなりの時間がかかりそうですので、
私たちはパスしました。

フリマは昨年以上の出店で賑わい、また、横須賀の有名店もそれぞれ趣向を凝らしたお店を
連ねていました。気になったのが「土間カフェ」で、丁寧にドリップした美味しそうな
コーヒーで、心地よい香り漂っていました。ここも長い行列で、やむを得ずパスしました。
もう一か所長蛇の列が出来ていましたが、やはり「軍港巡り」の列でした。この人気は
ここ数年衰え知らずです。次つぎに軍港巡り目当ての観光バスも到着していました。



併設されているイオンモールを少し散策した後、ヴェルニー公園洋風あずまや前で行われている、
ヨコスカ街なかミュージック「松本泰子&土屋秀樹」歌とギターのコンサートを二人で聴きました。



ボーカルの松本泰子さんは、あまり存知ませんでしたが、伸びやかな高音の歌声と、
物語性を秘めた情感豊かな歌いぶりに、感動し惹かれました。また土屋秀樹さんのギターも
歌声を優しく包みながら、しっとりとした音色とともに独自の歌世界を作り出し、
ボーカルとの見事なコラボレーションを成していました。



ローズフェスタにちなんで「薔薇が咲いた」の曲から始まり、ジャズ、演歌、さらに「鉄腕アトム」
等のアニメソングなど、いろいろなジャンルの歌に聞き惚れました。また、谷川俊太郎作詞、
鉄腕アトムの歌詞に込められた平和への想いを語る、松本泰子さんのメッセージにも共感を覚えました。
最後の曲は「上を向いて歩こう」で、全員の合唱で〆られました。
50分ほどのステージでしたが、癒しと共に素敵なひと時を過ごすことが出来ました。



薔薇は今一でしたが、心に沁みるイベント等に満たされた気持ちで会場を後にしました。
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観音崎への散歩

2018年10月15日 19時41分24秒 | 日々の歩み
昨日の日曜日は朝からはっきりしない曇り空でしたが、それほど暑くもなく
絶好の散歩日和でした。
前から挑戦したいと思っていました観音崎公園まで、徒歩で行って見ようと
日頃の車でなく、9時半ごろ細君と散歩に出掛けました。途中疲れたらバスに
乗って帰えろうとのことでPASMOも持って…。

いつもの馬堀遊歩道や海岸通りではなく裏道を通りましたが、長年住んでいる
のに知らないお店を見つけたり、新しい施設が出来ていたりと新発見が一杯で
好奇心が刺激され、結構楽しいです。

途中柿の実があちこちになっていて、前の台風で葉もすっかり枯れ何故か
懐かしい風景を見せていました。



横須賀、走水の丘の上にある防衛大学校に向かう坂を上って、観音崎に通じて
いるとの想定で細い道を辿りましたが・・・、40年近く横須賀に住んでいても
初めて通る道ですので自信がありません。

案の定行き止まりとなり、途中で出会った方にお訊ねし、なんとかバスの通りに
出ました。しかし、目的とした観音崎ではなく、その裏側の鴨居の方に出てしまったようです。



ここまで横須賀特有のアップダウンの激しい道を、約1時間以上も歩いて来たため、
さすがに細君は病のこともあり疲れがピークに達したようでした。

案の定ちょっとした段差で転んでしまい、怪我は大したことはなかったのですが
これ以上は無理とのことで、 公園を見つけ休憩を取りました。
途中のお店で求めたおにぎりと飲物で早めの昼食にし、エネルギーの補給を図りました。

このまま歩くのはつらそうでしたので、バスに乗ろうとしましたが休日でもあり
バス便が少なく、しかも乗り継がないとダメとのことで、途中にある生協で
少し休んでから浦賀駅まで歩いて電車で帰ることにしました。

全工程約3時間余の散歩でしたが、最初は珍しい発見があったりして楽しく
歩いていたのですが、後半は結構疲れてしまい急ぎ足の散歩となりました。
それでも家に戻りお風呂に入ってゆっくりすると、細君は楽しかったな~と
行っていました。たまにはこのような散歩も良いものとしみじみ感じました。
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「よこすかさかな祭り」へ

2018年10月10日 19時16分46秒 | 日々の歩み
先週日曜日の10月7日、私の住む街の横須賀魚市場で「第17回 よこすかさかな祭り」が開催されました。

新鮮な魚介類の「特価朝市」や、地産地消にこだわった市内の飲食店が出店する「地産地消グルメコーナー」
「炭火焼さんまのチャリティー販売」「マグロの踊る解体ショー」「お魚目方当てクイズ」等々盛り沢山の
イベントが楽しめる、魚市場の年に一度のお祭りです。

この祭りに細君と少し早めに家を出て徒歩で向かいました。9時ごろに着きましたが会場は既に人で一杯でした。
チャリティーと銘打った一匹100円の「炭火焼さんま販売」も大行列で、末尾には「売り切れ」のプラカードが
立っていました。

アジ、サンマ、ホタテ、イワシなどが箱売りされ、ひと箱で500円とか1000円で、文字通り飛ぶように
売れていました。私達は持って帰るのも大変で、こんなに大量な魚は消費できませんので買いませんでしたが、
多くの人たちが、奪い合うように二箱、三箱と買っていました。
我が家は季節の果物やアカモク等を買い求め、お昼用に「はま蔵」のマグロのづけ丼を、売り切れになる前にと、
早々に買い求めました。

また、毎年行われている「めずらしい魚の目方当てクイズ」に二人で挑戦して見ました。今年は、
お魚と共に栗、ジャガイモ、果物等をセットにした重さを当てるものでした。私は結構見当違いの
数値でしたが正解は、216.5Kgとのことでした。
この重さに近い順に12人の方に、マグロの解体ショウで捌かれた本マグロが賞品として配られました。

10時10分から「マグロの踊る解体ショー」が始まり、まな板の上には、黒光りする見事な本マグロが
据えられました。

捌く方以外のスタッフが文字通り音楽に合わせて踊りながら掛け声をかけ、解体ショウが始まりました。包丁さばきも、
正にプロと感動を誘うほどの見事さで、10分ほどで100Kg強の本マグロがきれいに解体されました。






そのほかに、ちびっ子たちの「おえかきコーナー」、関係事業者・協賛事業所による魚介類・食品等の販売、
さらに「魚のさばき方教室」、おさかな親善大使による「地魚無料試食会」等々盛り沢山のイベントに
多くの方が行列を作っていました。また、野外テーブルでは多くの方が魚料理に舌鼓を打っていました。



私達は、暑い日差しと、会場いっぱいの人の群れに疲れ、途中で帰ることにしました。帰路の途中にある
「とんぼ王国」のあずまやのベンチで、購入したマグロのずけ丼を頂き帰って来ました。
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再びの月下美人

2018年10月06日 08時47分50秒 | 日々の歩み
十月に入って我が家の月下美人が再び開花しました。

先月中旬に第一回の開花が見れましたが、その時は小さな花芽が幾つか見れました。

それらが台風の強風も凌ぎ一斉に開花しました。
夕刻にはほころび始め…、

前回と同様に20時頃にほぼ7割り方開花し…、



22頃には満開となりました。


月下美人の花と携帯電話の大きさと見比べてみましたが…、どうでしょうか。

前にも記しましたが、見るたびに新たな魅力を見せ、惹きつけられる花は他にあまり
例がありません。

それはわずか数時間にも満たない命を、最高の装いで懸命に咲く、その花の見事さ
ゆえかもしれません。
咲く様に再び見惚れる至福とも言えるひと時を過ごすことが出来ました。
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