金沢動物園

今年のゴールデンウイークは前半、後半と分断されてしまい、前半は短い連休となりましたが、
それゆえでしょうか近隣の行楽地は何処も満杯と言う状況でしたね。

その短い連休に子供の家族が帰省し、孫たちの要望もあり金沢動物園に行って参りました。
近間にありながら中々訪れる機会の少ない場所ですが、併設されている自然植物園とともに
私たちにも、見ごたえと共に十分楽しめる施設と改めて見直した次第です。

植物園では丘陵を跨いで100匹余の鯉のぼりが掲げられ青空を背景に泳ぐ姿は圧巻でした。
動物園もアメリカ区、オセアニア区、アフリカ区、ユーラシア区等に分けられ
それぞれの区を代表する動物たちがゆったりとしたスペースに飼育されていました。
一巡りするだけで動物についてかなりの知識が得られ、その生態も実感できる仕掛けが
できていて、私たちにも有意義なエリアと感じました。

もちろん孫たちもコアラ、キリン、オカピといった人気者の動物を間近にし興奮気味でした。
ただし、自然植物園での長大滑り台や、網トランポリン等々で時間と体力を使い果たし
ユーラシア区のインド象のいるエリアまでは足を伸ばせませんでした。

これは次回の楽しみとし、帰りは横浜まで足を伸ばし最近作られたスパ形式の天然温泉に
つかり疲れをほぐして参りました。

時間の制約もあり遠方までの旅行はできませんでしたが、近間でも有意義で十分楽しめる
エリアがあることを改めて感じた連休でした。

ハナミズキに寄せて

先週末は台風並みの「春の嵐」で、各々の「桜公園」で予定されていた「桜まつり」は
軒並み中止 となったようですね。

開花の早まった桜は、既に花吹雪を過ぎ葉桜になっている公園もありましたが、
半年も前に桜の開花を予測し、祭りの日程を計画し、企画する主催者の苦労も偲ばれる
一日でもありました。

楽しみにしている多くの方の思いを汲みながらも、中止の決断をせざるを得ない苦渋が、
どれほどのものだったかとも・・・。
その思いを幾度か味わつた一人として、心からお疲れ様と 申し上げたいと思っています。

花の世界はすでにポスト桜となりつつありますが、八重桜、チューリップ、花水木等々が
咲き競うまさに春爛漫第二章の感があります。

掲載の写真の先頭は、ひたすら空を向き咲くハナミズキに寄せて一首詠んでみたものです。

　　☆ひたすらに空向き咲くや
　　　　　　　　はなみずき
　　　　　　　　　　　秘めたる思いの溢るるゆえか