四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「父の日」に…

2018年06月18日 19時59分57秒 | 日々の歩み
昨日は「父の日」でしたが、世の中一般に「母の日」に比べ今一盛り上がりに欠ける
感があります。

この制定の歴史をひも解くと…。父の日も母の日もどちらもアメリカ合衆国で生まれて
日本に伝わってきたものとのことです。



アメリカ合衆国で父の日より先に制定された母の日が、日本に伝わり1947年に5月の
第2日曜日が母の日と制定されました。それに対して父の日は、アメリカで正式に
祝日となったのは、1972年。当然ですが、父の日が日本に広がるのはそれよりもあとに
なり、一般的な行事となったのは1980年代になってからだと言われています。

同じくらいに提唱された母の日と父の日なのに、制定されるのには60年近くも開きが
あるわけですから父の日は浸透しにくいのはやむを得ませんね。昨今一人親との関連も
ありデリケートな日となっていますが…、それでも子供たちから関心を持ってもらえれば
父の一人として素直に嬉しいものです。ただ、自分たちの生活も厳しい中、余計な出費
になることを考えると、親として心苦しいことも事実です。

先週のこと、近くに住む息子夫婦が彼らの休みの日に、父の日のプレゼントを「早いけど」と
届けに来てくれました。私は勤務の日でしたが、細君からメールが入り早めに帰宅しました。
細君からも、日頃欲しかったくつろぎ着をプレゼントされ、息子たち夫婦を交えての宴となりました。

息子は仕事の関係で2日続きの休暇は中々取れにくいのですが、今回は取れたとのことで我が家に
泊まり、翌日は私も休みだったので車でお出掛けすることにしました。
思い切って河口湖まで行こうかとの提案がありましたが、月末に軽井沢への旅行も計画している
ことから、別の機会にすることにして、逗子・葉山方面にドライブすることにしました。
葉山ステイションを目指したのですがあいにく、定休日で残念ながらパスしました。その後、
葉山御用邸を抜けて森戸海岸にある森戸大明神へ・・・。今まで、駐車場があることを知らず
足を踏み入れたことがありませんでした。

参拝を済ませ海岸まで・・・。境内より富士山、箱根、伊豆半島を望む「森戸の夕照」は神奈川
景勝50選に選ばれているようで、初日の出はとても人気のスポットだとのこと。



石原裕次郎の石碑と灯台を眺めましたが、折からの曇り空で富士も見えず、にびいろの海は
「太陽の季節」をイメージするには少々難がありました。
そのあと逗子マリーナに向かい、付近に美味しい海鮮丼が食べられるお店があるとのこと。





マリーナ入口にその店はあり人だかりが…、お店は外観も内装も決して素敵とはいいがたい
のですが席は満席で少なからぬ行列が…。
当日の漁獲状況からメニューが変わるようですが、お刺身2点盛りの定食で、それぞれ好みの
お刺身を注文しました。
しばらくして運ばれてきた定食を見てびっくり!!。ご飯が「普通」でも超大盛りなのです。
お刺身二皿とお味噌汁と漬物と温泉卵、そして冷やされた大きなトマトが丸ごと一つお皿に
乗っています。私はマグロとヒラメのお刺身、細君はマグロと鰺のお刺身、息子たちも
好みのお刺身をセレクト。細君はどう見てもご飯は食べきれないとのことで、私が手伝い
ましたが優に通常の二膳分で、満腹を通り越してしまいました。

さすがに現役の息子もお腹いっぱいだと言ってました。お刺身は新鮮で、包丁の技故か
切り身もきれいで、とても美味しかったです。
マグロの切り身は2センチぐらいの厚さで、お刺身だけでも十分でしたので卵とトマトまでは
結構きつかったです。でも、適度に冷やされたトマトは美味でした。
残念なことに、刺身の盛り合わせの見事さに圧倒され、すっかり写真を撮り忘れていました。



私たち、男性にとっては大満足な店でしたが、細君やお嫁さんにとっては、多すぎる量と
店の窮屈感がなじめなかったようです。「漁師料理」はこんなものとのイメージがありますが、
女性たちには事前に十分説明が必要と感じました。
なお、夜には他の息子たちからもお祝いとメッセージもあり、ほのぼのとした思いを
味わいました。
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梅雨に紫陽花

2018年06月10日 19時30分01秒 | 日々の歩み
今年は梅雨入り宣言が平年より早く、6月6日に出ましたが、梅雨の晴れ間に紫陽花を求めて、
馬堀遊歩道や観音崎公園を細君と共に散策してみました。





何れのコースも約一時間、5kmほどの道のりですが、デジイチを片手に花々をスケッチ
していると、思わず時を忘れることがあります。

前にも触れましたが、今年はいずれの花も開花時期が早く紫陽花も既に旬の
輝きを見せていました。

観音崎公園では、いつも山百合の群生を見かける一角に既に花開いていました。
この花は平年であれば7月にならないと咲かないのですが、6月も初旬に既に開花して
いました。



二人でレンズを通して花に触れ、適度の運動と共に癒されるひと時は何物にも代えがたいとの
思いがあります。

真夏の花、白い夾竹桃も既に花開いていました。
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「横須賀しょうぶ園」へ

2018年06月02日 10時24分02秒 | お出かけ
今年は梅にはじまり、桜、薔薇、アジサイ等々、何れの花も、開花時期が
平年に比べ、10日ほど早いとの印象ですが、花しょうぶはどうでしょうか。
昨日はウイークデーでしたが勤務もなく、天候も良かったことから細君と
共に「横須賀しょうぶ園」を訪れてみました。

ここは全国有数の規模を誇るしょうぶ苑ですが、412品種、14万株の
花しょうぶが3.8ヘクタールほどの敷地に咲き競っています。

花しょうぶは他の花々と同様に開花時期が早く、既に旬の輝きがない花が
多いとの印象を受けました。
それでも園を埋める14万株の花しょうぶは圧巻であり、目を奪われました。

また、ちょうど当日から「花しょうぶまつり」が始まり、関口牧場産の
牛乳を用いたソフトクリームをはじめ、各種の特産物の販売が行われていました。
また、祭りの期間中、毎週日曜日には「琴の演奏会」が開催されるとのこと。


以下にデジイチスケッチした花しょうぶを掲載したいと思います。

花しょうぶ「爪紅」


花しょうぶ「雲井」


花しょうぶ「長井清流」


花しょうぶ「江戸錦」


花しょうぶ「万里の響」


花しょうぶ「蛇の目傘」


花しょうぶ「町娘」


花しょうぶ「追い風」


花しょうぶ「金冠」


しょうぶ園に咲く花しょうぶに寄せて即興で短歌を詠んでみました。
     ☆ 雲の井の大空映す花に似て しょうぶ艶やか 緑陰のなか
     ☆ 散り際も静かな笑みを湛えいる 爪紅の名の花しょうぶの群れ
     ☆ 咲きてなお修羅の道をも辿るがに 敦盛の名の花しょうぶ揺れ
     ☆ 千年の時空を超えて転生か 清少納言とう しょうぶ揺れ咲く
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