四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「佳人薄命」 孔雀サボテン

2010年06月29日 21時08分20秒 | 日記
ワールドカップ決勝トーナメント、パラグアイとの戦は、
いよいよ二時間余に迫りました。
攻撃面の真価が問われる日本ですが選手達の健闘と、
当初の目標であるベスト4への進出を祈りたいと思います。

今の季節、紫陽花の冴え渡る藍色と、百合、くちなしを
初めとした初夏の花が咲き競っております。
そんな夕べのひと時に、我が家の孔雀サボテンが純白の
大輪の花とともに雅な香り届けてくれました。

例年より若干遅いものの一鉢に七、八輪の花芽が延び
次々と開花してくれました。
月下美人の四時間余の花の命に比べれば若干長いとは言え、
一昼夜の花の命はやはり短いと感じます。

まさに佳人薄命の例えのように、艶やかに咲き満ちて一夜で
萎む大輪の花に限りない愛惜を感じます。

今回は孔雀サボテンの花の写真を掲載してみたいと思います。
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花ショウブ

2010年06月13日 22時07分18秒 | 日記
梅雨の前とは言え五月晴れの日が続きますが、その晴れ間に
誘われて横須賀にあります「しょうぶ園」へ細君と共に
行って参りました。

 ここは、日本有数の規模を誇る7、000平方メートルの
しょうぶ田に412品種14万株のハナショウブが品種ごとに
植えられていました。
 苑内のハナショウブは、江戸を中心に発展した江戸系、
江戸系の流れをくむ肥後系、伊勢松阪を中心に改良された
伊勢系の3品種があるとの事です。

花ショウブの最盛期と休日が重なり、車の入場制限が
実施されるほどの盛況でした。
また、「薫の君」「美吉野」「葵の上」等の名高い花の
前にはカメラマンが列を作るほどの賑わいを見せていました。

薔薇の花と同様に花ショウブのピュアな藍色を写真に
表現することの難しさをここでも感じた次第です。
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名残の薔薇

2010年06月05日 08時36分40秒 | 日記
五月晴れの空の下に咲き誇った薔薇もいつしか最盛期を過ぎ、
散り時を迎えています。

儚い命の象徴としてシェークスピアの戯曲をはじめ多くの文学に
登場した薔薇も、今では品種改良の末、四季咲きの薔薇も含めて、
四季折々に咲き競い決して短くない花の命の輝きを私達に
見せてくれます。

四季咲きと言えどもやはり「五月の薔薇」は、その瑞々しさも
麗々しさも最高と感じます。
バラ園にそんな名残の薔薇を求めてデジイチスケッチをして
参りましたので「名残の薔薇」として、みたび掲載したいと思います。

前回までの薔薇とのラップを避けましたが、薔薇の種類の多さに
改めて驚いています。
コメント (2)
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木漏れ日に咲く

2010年06月02日 20時35分31秒 | 日記
本格的な梅雨になる前、五月晴れが続く日々の中で
新緑の木漏れ日に咲く花々の競演に心が和みます。

そんな花たちの表情の一端をデジイチでスケッチして
みました。
花たちの豊かな表情に比べ、技術の稚拙さゆえの
写真の拙さは・・・言を待ちません。

見たままの花の表情が表現できればと、連写を試みましたが
なかなか思うようには映ってくれませんでした。

なお、添付の花は「紫ハイビスカス」です。
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