四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

妻沼聖天の「火渡り」

2011年10月23日 11時36分49秒 | 旅行
 たまたま休暇がとれ、一泊二日で細君の故郷、熊谷市を車で巡ってきました。
細君の一番上の姉と、従妹とが足腰が悪く一人での遠出がままならない
ことから、お互いに会いたいと思いながらここ何年も会っていませんでした。

 今年の夏、墓参を兼ねて帰省した折の姉との約束もあり、従妹とともに
熊谷市をめざし無事再会となりました。
このところ子供たちに運転を任せてきたこともあり、自分の運転ではあまり
遠出はしませんでしたので、往復200Kmを超える運転は久しぶりに興奮しました。

 十数年ぶりに再会でき、手を取り合って喜び合う細君の姉たちを目の当たりにし、
また、その仲介をした細君の満足そうな顔を見ると、私自身も報われた思いでした。
細君は再会に向けてその企画から、日程調整、ホテルの予約、食事処の予約
さらには初めての道のナビゲーション等々と懸命にサポートしてくれ、無事に
再会の旅を終えることが出来ました。

 なお、私の車にナビゲータはついているのですが有料道路優先にセットすると
一般道路で済むところも有料道路に導かれ地図に頼らざるを得ない部分も多く
細君のナビゲーションに幾たびか助けられた思いです。

 石臼でそば粉をひき、十割そばをメニューとする熊谷蕎麦処「藍」というお店の
蕎麦の美味しさに感動し、日本三大聖天と言われる妻沼聖天の「火渡り」のイベントも
期せずして見学できました。さらに熊谷市内に新規に出来た素敵なホテルにも宿泊でき
快適で実りの多い旅であったと思っています。

写真は妻沼聖天「火渡り」の一こまです。
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帰省

2011年08月18日 21時43分59秒 | 旅行
連日真夏日と、猛暑の日々が続きますが、その暑さの中、先週はお盆休暇を少し早めにとり墓参を兼ねて子供たちと共に長野県佐久市と埼玉県熊谷市に帰省してきました。

墓参はもともと子供たちの発案でしたが、今では我が家の年中行事の一つになっています。いつもは秋に紅葉狩りを兼ねて行っていたのですが今回はスケジュール調整が出来ずにこの時期となりました。夏に行くのは初めてのことで、猛暑の中の移動は車とは言え結構大変でした。

私の故郷は長野新幹線の佐久平駅から徒歩圏にありますが、帰省の度に様変わりしていく様子に寂しさも感じてまましたが今では、地方都市としての風格も備わり素敵な街になってきているとの印象を持ちました。

墓地から眺める浅間山は常に変わらぬどっしりとしたたたずまいを見せ変わらぬ故郷の象徴との思いが致しました。

細君の郷里は熊谷市ですが、実家はかつて妻沼聖天の参道で料亭を営んでいたようですが、ここも歳月の流れの中でかなり様変わりしているようです。

なお、この妻沼聖天山聖天堂(本殿)は国の重要文化財に指定されており約7年間の大改修工事を経て平成23年2月に、約250年前建立時の姿そのままのきらびやかな姿を甦らせていました。
この聖天堂(本殿)見学券を細君の姉妹より頂きつぶさに見る幸運に恵まれました。

建立当時の姿を正確に復元したとのボランティアの方から説明を伺いましたが総工費13億円をかけた本殿はまさに豪華絢爛との表現がぴったりする様相を見せていました。
鷲と猿、目明き猫、三猿(本殿彫刻)等はいずれも左甚五郎の作と言われさらに大黒様と布袋様と恵比寿様が囲碁をして遊んでいる様子を表した透かし彫り等々いずれも日光の東照宮の彫り物を上回る精緻なそして力強いアートと感じた次第です。

この妻沼聖天は日本3大聖天の一つで、他には奈良県の生駒聖天と浅草7福神の待乳山聖天が知られているとか・・・。

今回は群馬県のやぶ塚温泉のホテルに泊り、屋上露天風呂にも浸かり子供たちと共に久しぶりにくつろいだひと時を持つことが出来ました。

「言葉につながる故郷。心につながる故郷。血につながる故郷・・・」との島崎藤村の言葉を改めてかみしめた旅でした。
コメント (3)
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ハワイ・オアフ島への旅

2010年04月19日 07時50分14秒 | 旅行
あまりにもメジャーすぎる観光地、ハワイ・オアフ島は敬遠する
思いもありましたが、細君の体調もかなり回復したこともあり、
思い切って五日間ほどの日程で行って参りました。



かつて感動したバリ島のような緩やかな時の流れ、ゆったりとくつろげる
感覚、さらに観光客に対する鷹揚な対応に新鮮な感動と親しみを感じました。
なによりも底抜けな明るさを維持しつつ、ハイテンションにも関わらず
それを他者に強いない懐の深さを改めて感じました。



ここをリピータとして訪れる人々を曳き付けて止まない魅力も、
他者を静かに見守りつつ受け入れるハワイの人々の鷹揚さであり、
懐の深さにそして、それこそが癒しの原点とも感じて参りました。



短い日程の中で、サンセットディナークルージング、ダイヤモンドヘッド、
コオリナの探索、アラモアナ、ワイキキの散歩、ショッピング等々体力の
許される中でオアフ島を巡ってみました。

その際トロリーバスは有効な移動手段と改めて感じ、このような
移動システムを構築した観光企業とハワイの人々のアイデアの素晴らしさを
改めて見直した思いです。

観光立国を目指す日本でも横浜、神戸、小樽、東京等でも取り入れられたら
観光客もさらに呼べるのではないかと思った次第です。

ホテル、ワイキキの浜辺、サンセットディナークルージング、散策の折々の
写真を掲載したいと思います。


コメント (2)
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