四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「プチ・グルメクルージング」としゃれて

2019年08月16日 22時00分41秒 | 日々の歩み
お盆連休は9連休を取られる方が多いとの報道がありましたが、事実勤務に向かう
電車はかなり空いていて、このところ座れる日が続いています。

「山の日」の連休に、長男家族が帰省してきました。最近勤務に就いたママの
お仕事が終わってからとのことで、夕刻4時頃の到着となりました。
ワンちゃんのクッキーとともに孫も元気な姿を見せてくれました。

夕食はテイクアウトのお寿司を中心に、シェフ役の長男による野菜をメインとした
オードブルを作り、ビール、ワイン、ハイボール、日本酒等々盛り沢山のパーティーと
なりました。息子たち夫婦は、医師の勧めもあり最近野菜中心のヘルシーメニューとなり、
体にも優しい、従来より薄味の美味しい料理をいただきました。

翌日は孫の要望もあり、久里浜からフェリーに乗り千葉へ向かいました。
車は港の有料駐車場に預けて、みんなでフェリーに乗船しました。お盆連休の初日でもあり
フェリーはかなり混んでいました。



早めに並んだのでサロン風のソファーのある広い席を確保でき、くつろぎながらクルージングが
できました。やはりフェリーのゆったり感はいいものです。

途中からデッキに出てカモメさんに餌をあげ、カモメのデジイチスケッチをしました。
海上で、千葉から久里浜へ向かうフェリーと交差しますが、お互いの船を確認しあえるのも
いいものと感じました。









40分程の乗船で千葉の金谷港に着きましたが、フェリーから下船した人の多さと、港の近くにある
ザ・フィッシュの人の多さにびっくりしてしまいました。お盆休みのせいもあるかと思いますが、
これほど混んでいる千葉は今までに経験したことがありませんでした。



約4,000種類をそろえると謳うお土産処をはじめ、千葉物産品、海産物等々をそろえたお店の
取り組みが功を奏したとも言えますが、活気の満ちたお店の姿にはなぜか感じるものがあります。



お昼近かったのでお昼をと思い、周辺のレストランを巡ってみましたが、どこも長い行列であきらめ、
食べログ等ネットで検索し、浜金谷駅周辺の評判の良いお店を探してみました。
「味よし」という店がネットの口コミ評判も良く、美味しいラーメンがあるとのことで
行ってみることにしました。評判の海藻とろろラーメン、づけ丼、かつ丼等を注文しました。


私は細君と、海藻とろろラーメン黒スープと、づけ丼をシェアーして頂きましたがラーメンは
評判にたがわず、和風味のコクに深みがあり優しい味で絶品でした。づけ丼も素材の味を生かした
丁寧な包丁の跡が感じられる漁師飯に近い、築地の店に遜色のない味のどんぶりでした。
細君はいつも一人前は食べられないで、私が残り物もいただくのですが、今回はほぼ完食でした。
料理の味の良さを堪能しましたが、肝心な料理の写真を撮ることを忘れてしまいました。
それほどの味ということで、写真はネットから拝借しました(ごめんなさい)。



帰りはまたフェリーに乗って、全行程5時間ほどの「プチ・グルメクルージング」を終えました。
時間に縛られない出たとこ勝負で海を渡る、このような旅もいいものと改めて感じました。


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お留守番へ

2019年08月10日 21時14分16秒 | お出かけ
昨日9日、長崎では米国による原爆投下から74年を迎え、長崎市の平和公園で平和祈念式典があり、
田上富久市長は核軍縮と逆行する国際情勢を踏まえ、日本政府に核兵器禁止条約への署名、批准を迫りました。

また、田上市長は平和宣言で、「積み重ねてきた人類の努力の成果が次々と壊され、核兵器が使われる
危険性が高まっている」と指摘し、来年、発効50年を迎える核不拡散条約(NPT)に触れ、
「核兵器をなくすことを約束し、その義務を負ったこの条約の意味を、すべての核保有国はもう一度
思い出すべきです」と訴えました。

私たちも一市民として、この意味を反芻しつつ胸に刻んで行きたいと思います。

炎暑が続く中、先週土曜日から五日間ほど東京文京区の三男宅に滞在してきました。息子たちは毎年一週間ほどの
家族旅行にお嫁さんのご両親と一緒に出掛けるので、愛犬チョコちゃんを見るためのお留守番でした。
今年は孫の受験も済み家族一同で出かけることになったようです。ただ、息子は担当するプロジェクトの佳境が
重なり長期の休暇が取れず途中から仕事に就く為、三日間だけの留守番を依頼され急遽手伝いの要請を引き受けました。

細君の体調もあまり良くないので、あまり出かけず家に滞在する予定で出かけました。行きは息子が暑い中電車で
来るのが大変だろうと、孫と共に車で迎えに来てくれて息子宅へ向かいました。高速に乗る前に昼食を息子たちの
好きな「鳥ぎん」さんで済ましました。



近くにいながら、日頃息子一家の様子に触れる機会は少ないのですが、成長著しい孫たちを含めた家族の様子に
触れられるのは親としても嬉しいものです。
翌日は航空機ではなく、北海道まで新幹線で行くとのことで、朝早く全員で出かけていきました。
しかし、横須賀の海洋性気候に慣れた私たちには、東京の夏はやはり半端ない暑さで、朝からじりじりと
照り付け、外出の気力をそぎます。細君は洗濯をしたり息子宅の掃除を済ませて、愛犬チョコちゃんと
くつろぎ、テレビのユーチューブで広島戦の応援をし、ゆったりと時を過ごしました。



翌日は私が仕事でしたので、仕事帰りに待ち合わせて、銀座・築地をぶらりとする計画でしたが、
あまりの暑さに予定を変更し、帰宅後白山の街並みを散歩し近くのお寿司屋さんで夕食をとりました。
次の日は、暑くならないうちに少し出かけようとの計画を立て、近くの六義園に向かいました。

六義園は、文化財保護法により芸術上又は観賞上価値の高い庭園として、特別名勝に指定されているとのこと。

当日は、ウイークデーでもあり開園間際でもあったこともあり来園者も少なく、ゆったりと散歩を兼ねて
庭園を巡ることができました。折から「江戸の朝顔展」が催されていました。



緑濃い木々が遊歩道を覆い茂って少し涼しさはあるものの、じりじりと照り付ける日差しには勝てず
早々の帰路につくことにし、庭園の一角にある、茶屋でおいしい冷やし甘酒を頂きました。





そのご、電車で谷中銀座、夕焼けだんだんへ向かいました。



細君は谷中銀座で前々から行きたいと言っていた「かき氷屋さん」があり、向かいましたがウイークデー
にも関わらず予想以上に長い行列ができていて、炎天下では行列は無理だな~とあきらめました。
帰りは、電車を乗り継ぐ元気もなく、タクシーで戻りました。

翌日は息子だけ仕事の関係で一人帰って来ましたが、愛犬チョコちゃんも私たちに向ける表情とは
明らかに異なる愛嬌を息子に振りまいていました。動物たちの「ご主人様」に寄せる本能的な表情
かもしれませんね。

息子によると、北海道といえども、今年の夏は東京と同様に半端なく暑かったとのこと。
かくして五日間にわたる東京滞在が終わりました。
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