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四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その182 ネット歌会)

2025年05月28日 05時21分22秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その182 ネット歌会)
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 ☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。

 ☆☆☆「水曜サロン」の「はてなblog」への全面移動の件(再掲載)
    先に予告させて頂きましたが、goo blogの停止に伴い次の通り
    移動を実施致したく、各位のご協力を宜しくお願い致します。
     〇6月4日(水)掲載から「はてなblog」に移動致します。
       移動先はこちらです=>  四季の彩り
      なお、一部、二部とも同時に移動致します。 
      従って6月3日(火)までは「goo blog」へ投稿願います。
     〇6月4日(水)以降の投稿は「はてなblog」のコメント欄へ
      投稿願います。なお、goo blogは6月末まで参照可能です。
     〇「はてなblog」はIDを登録し、パスワードが設定出来れば
      各位のblogの移動が完了していなくても、投稿は可能です。
     〇不明の点は遠慮なくお尋ね願います。

 ☆☆☆ 「はてなブログ始め方公式解説」(保存してください)(再掲載)
     https://blog.hatenablog.com/entry/2020/08/21/180000
     以上を読んで、その文中の「はてなユーザー登録」ボタンを押す→
     「はてなユーザー登録画面」が出たら
      〇はてなID決める(独自のものを決めて下さい)
      〇パスワード決める(忘れないようにメモして下さい)
      〇メールアドレスを決める(ご自分で今使っているもの)
     これで登録が出来ます。


     「咲き初める薔薇 アイスバーグ」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆家の前一面キャベツ畑なり 紋白蝶が群れてひらひら
                         西BOOさん
★ふわふわのキャベツを胸に友がくる 春さわやかな笑顔とともに
                         夕庵さん
★御近所に畑採りたてきゅうり貰う 曲がっていてもみずみずしさよ
                         西BOOさん
★木熟しのトマトは美味し爺さまの もぎたての味あの夏の空
                         夕庵さん

☆夢の中 ハッピーセットのちいかわを 孫が手に取り笑顔溢れむ
                         西BOOさん
★ちいかわのハッピーセットを買い占めて 転売をする馬鹿げた話
                         夕庵さん
★当日に売り切れとなるちいかわに メルカリながめ手を出しかける
                         西BOOさん
★母と子は揃いのちいかわソックスで 麦わら帽子の公園デビュー
                         夕庵さん
★上の孫 すみっコぐらしの掛け算の 絵本片手に「もう覚えたよー」
                         西BOOさん
★かけ算の九九はトイレや部屋の壁 正しく言わねばご飯おあずけ 
                         夕庵さん

☆大屋根にバンド行進のみならず
                 なわとびにてもギネス更新
                         西BOOさん
【詞書】万博の大屋根リングを使ったイベント、ブラスエキスポや
  なわとびでのギネス記録挑戦がありました。たくさんの人が
  参加しての企画でしたが、これで終わりではないですよね~。
  きっと何かまた楽しい企画があるのだろうと思います。例え
  現地に行かなくとも、ニュース等で見るだけでも面白い事が
  まだまだあるんじゃ無いかな?とインドア万博ウォッチャーな
  私などは思うわけです。 
★なわとびやブラスバンドが大屋根の
            リング沸かせて次は何かな?
                         ちがやねこさん
☆17、31素数の孤独
           秋風にこぼれる 露漏る月
                         自閑さん
【詞書】eureka!! 
  “発見”では勿論ありません。でも素数達が集まって、俳句や短歌の
  体を成しているのが、その575と57577の数の音が並ぶと世界にも
  稀な短い“詩”、俳句と千数百年前からの歴史を持つ和歌をルーツに
  持つ短歌になる…。大っっっっっ嫌いな数学が、大好きな自然の中に
  存在する(まあ、「そうだ」と理解はできますが)という
  “フィボナッチ数列”の話もさることながら、俳句や短歌も“数学”を
  内包している…という驚き…。数学的な能力は無きに等しい私は
  ただただ「あら~…そうなんや~…😲」というばかりです。
  (星や宇宙やらの歌作りますが、「綺麗やな~不思議やな~」の域を
  出ません😅)
★17と31の素数成す
             5も7も素数
             言われてみれば!
                         ちがやねこさん

 
☆ネモフィラにつづく夏空 遠き日の妣(はは)縫ひくれしワンピースの青
                         みっちっちさん
★涼やかなドット模様のワンピース 自慢の手づくりきみ待つディナー
                         夕庵さん
★公園にまだ来ぬ君よ 薫風に白ワンピースふはり君待つ
                         みっちっちさん
★雑踏に人探すことあきらめて その雑踏へ吾(あ)も紛れゆく
                         夕庵さん
★雑踏の中から君が駆けてくる 光輝く君だけ見つむ
                         みっちっちさん
★エレベーターの君とふたりの空間に 青いそり跡ばかり見つめて
                         夕庵さん
★落日に染むる横顔見つめつつ エレベーターはふたりの世界
                         みっちっちさん
★目を伏せた君の横顔せつなしよ 言うべき言葉失ったまま
                         夕庵さん
★図書館に君の横顔 盗み見し 読書のふりの遠き日の我
                         みっちっちさん
★横顔の美しき男(ひと)なり 気がつけば想いだしをり
                   雨は終日(ひねもす)
                         夕庵さん

     「薔薇 ホワイトウイングス」

☆初夏の風さやかに受けて告白す レモンスカッシュ 飲み干してすぐ
                         みっちっちさん
★言いたきを我慢したのちガブ飲みの 飲料水さえ喉につかえる
                         夕庵さん
★君が好き 言いたき言葉飲み込みて胸はち切れむ涙ひと筋
                         みっちっちさん
★うれしくてながす涙と哀しみの 涙の味はこんなに違う
                         夕庵さん
★哀しみは涙で流し 嬉しさは 涙で倍に増へるといいな
                         みっちっちさん
★海よ海 涙をさらって行けばいい 明日は必ず陽の昇り来る
                         夕庵さん
★はるかなる海の向こうの蜃気楼 父母の顔やさしく見ゆる
                         みっちっちさん
★亡き父母のしきりに浮かぶこんな夜は
              やさしい言葉でアルバムを繰る

                         夕庵さん
★アルバムの父と母との真ん中に 笑顔の我の至福を偲ぶ
                         みっちっちさん
★若き日のあどけなき写真眺めをり 過ぎこし日々は夢とながれて
                         夕庵さん

☆若楓のみどりのトンネルそぞろゆく耳に新し風の旋律
                         夕庵さん
★廃線のトンネル出れば新緑の 光眩しきハイキング日和
                         みっちっちさん
★廃線に観光トロッコ走らせて 呼びものとなる鄙の温泉
                         夕庵さん

☆雛罌粟(コクリコ)は風誘うがになびきつつ
               梅雨に間のある谷戸を染めゆく
                         ポエット・M
註)長雨と眺めを掛けさせて頂きました。よろしくお願い致します。
★五月とて真夏日続き 紫陽花を待ちながめたる迎え梅雨かな
                         西BOOさん
★皐月にも 真夏日おおう列島は 熱帯気候に組み込まれゆく
                         ポエット・M

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


     「咲き初める カキツバタ」

「一握の砂」石川啄木 鑑賞(16)
  「一部」の文字数制限により、今後こちらに掲載致します。

 「一握の砂」から、三首づつ短歌を抄出し紹介させて頂きます。
  抒情短歌の原点を味わいつつ、学んで参りたいと思います。
  なお、私の師でありました野村泰三、冷水茂太両氏の師、土岐善麿
  (土岐哀果)は、石川啄木の遺稿刊行に尽力するなど、啄木の才を
  認め、お互いにリスペクトするなかでした。
  三行分かち書きのスタイルは、土岐哀果のローマ字歌集『NAKIWARAI』
  をヒントにしたとされています。

    腕拱くみて
    このごろ思ふ
    大いなる敵目の前に躍り出でよと

    手が白く
    且つ大なりき
    非凡なる人といはるる男に会ひしに

    こころよく
    人を讃てみたくなりにけり
    利己の心に倦るさびしさ

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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ちがやねこさんへ (西BOO)
2025-05-28 06:07:35
おはようございます。
返歌を詠ませて頂きたいと思います。

☆「白浜はパンダが居るよ」の安心感 一挙に暗転 サヨナラなんて…  ちがやねこさん

★パンダよりペンギン好きな私には 「変わり者だ」と妻より烙印  西BOO

よろしくお願い致します。
返信する
みっちっちさんへ (西BOO)
2025-05-28 11:24:49
こんにちは。
返歌を詠ませて頂きたいと思います。

☆新緑の奥にひっそり蕎麦処 七味多めの掛け蕎麦の味  みっちっちさん

★残業の帰りはいつも蕎麦屋さん 立ち食いなれど出汁がきいてる  西BOO

現役時代を懐かしんで詠ませて頂きました。よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (みっちっち)
2025-05-28 22:31:14
こんばんは
西BOOさんへの返歌です

☆残業の帰りはいつも蕎麦屋さん 立ち食いなれど出汁がきいてる
西BOOさん

★知らぬ者同士の安らぎ 立ち食いの蕎麦に心も身も温もりぬ
みっちっち

よろしくお願いいたします
返信する
おはようございます。 ( 夕庵)
2025-05-29 08:37:40
西BOOさんへの返歌です。

☆勧修寺の庭に息づく氷室池 一面睡蓮群れ飛ぶトンボ       西BOOさん

★勧修寺の睡蓮見たのはいつの日か おぼろに浮かぶ小暗き池を   夕庵

☆ひむがしの曙を見つ 神棚の水を替えつつお札給わむ       西BOOさん

★朝夕に祈るひと日の無事たるを 念入りに磨く仏壇の艶      夕庵

よろしくお願いいたします。 
返信する
おはようございます。 ( 夕庵)
2025-05-29 08:43:43
みっちちさんへの返歌です。

☆消えかかる母の名残る物差しよ 五月雲(さつきぐもり)の針箱の奥     みっちちさん

★鏡台に母の形見の柘植の櫛 毎朝 梳きぬ同じ仕草に            夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
おはようございます。 ( 夕庵)
2025-05-29 08:53:41
浅間山明鏡止水への返歌です。

☆新緑の 木々が芽吹き 葉が満ちて 渓流沿いの 爽快さ味わう    浅間山明鏡止水さん

★渓流に釣糸投げて時を待つ 木陰に憩えば緑風の過ぐ         夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへ (西BOO)
2025-05-29 11:43:32
こんにちは。
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。
返信する
夕庵さんへ (西BOO)
2025-05-29 11:50:32
こんにちは。
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。返歌を詠ませて頂きたいと思います。

☆勧修寺の睡蓮見たのはいつの日か おぼろに浮かぶ小暗き池を  夕庵さん

★亡き父がお寺参りが趣味故に 氷室池にて合掌したやも  西BOO

よろしくお願い致します。
返信する
こんにちは。 ( 夕庵)
2025-05-29 14:04:52
西BOOさんへの返歌です。

☆亡き父がお寺参りが趣味故に 氷室池にて合掌したやも        西BOOさん

★勧修寺の「大いに危険」の立て札を 思い出したり古池巡りに     夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2025-05-29 22:29:22
こんばんは
夕庵さんへの返歌です

☆鏡台に母の形見の柘植の櫛 毎朝梳きぬ同じ仕草に
夕庵さん

★晩年の父と散歩をせしことを 父の形見の柘植のステッキ
みっちっち

よろしくお願いいたします
返信する

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